ゼオラ・シュバイツァーとは、ゲーム『第2次スーパーロボット大戦α』の主人公のパートナー(ヒロイン)及び『スーパーロボット大戦OG』の登場人物である。CV:かかずゆみ。
概要
リアル系男主人公のパートナー(ヒロイン)。パーソナルトルーパーパイロット養成機関であった「スクール」出身の新米パイロットの少女。推定年齢17歳。
スクール時代に同じクラスだったアラド・バランガとコンビを組んでいる。真面目な優等生タイプだが気が強く、思い込みが激しく、怒ると怖い。しかし本当は思いやりのある女の子で、落ちこぼれのアラドの事をいつも心配(悪く言えば依存)しているといういわゆるツンデレキャラ。
初登場の『第2次スーパーロボット大戦α』が発売した2003年当時はツンデレという言葉が存在、もとい定着していなかったため、同作の攻略本では「絵に描いたようなラブコメのケンカ相手」と紹介されたことがあった。
初登場の『第2次α』のカットインでクスハ・ミズハ同様オリジナルキャラクターとしては初めて胸が揺れ、なおかつ劇中でもアラドに胸のことについてたびたび指摘されたりからかわれているため、ゼオラ=巨乳or乳揺れというイメージが強い。(第2次α当初の設定画ではそれほどでもなかったが)
攻略本で「戦闘アニメはONで!」と声高に紹介されていたのは伊達ではない。
また推定年齢が17歳にも拘らず、「クマさんのプリント入りのパンツ」を愛用するという子供っぽい一面を持つ。『第2次α』ではクマゾーに、『OGシリーズ』ではラッセルに不測の事故からそれを見られてしまうラッキースケベな事件もあった。
ちなみに2008年に発売された抱き枕のイラストにもしっかりとクマさんプリントがされている・・・・・・が、クマさんパンツにしては大人っぽいデザインに衝撃を受けたファンも少なからずいるだろう。 しかし『ジ・インスペクター』の第24話でパンツが見えた際、アラドの「自分は子供っぽいパンツ履きやがって!」の台詞の通り子供っぽいデザインであったため、 抱き枕のものはいわゆる「勝負下着」かと思われる。
料理の腕前は壊滅的で、基本的に好き嫌い無く何でも食べるアラドが拒絶反応を示す程。
『OG』的にはレオナと並ぶ料理下手ヒロインというわけだが、こちらのシリーズではレーツェルに矯正してもらったため、レオナと違って環境の問題なのかもしれないが。
専用BGMは『ACE ATTACKER Ver.W』、『WILD FLUG』。
スーパーロボット大戦αシリーズ
『第2次スーパーロボット大戦α』で初登場。ティターンズ残党のヤザン・ゲーブルの下に補充要員として配属される所から物語が始まる。この時点の「スクール」はティターンズのPT研究機関扱い。(Zガンダムのムラサメ研究所やオーガスタ基地と酷似)
アラドたちと同様、補充要員として偵察任務のためにティターンズに潜入していたヒイロ・ユイの攻撃から相棒であるアラドがゼオラを庇いアラドは撃墜される。
後にαナンバーズの一員となったアラドと再会、敵同士として戦う事となるが、彼の必死の説得により「αナンバーズ」の一員となり、再びアラドと共に戦うことを決意する。
アラドと共につがいの鳥としてαナンバーズの戦力として活躍、最後は崩壊するバラルの園へイルイを単身救出へ行ったきりのアラドを待ち続けているところで『第2次α』のストーリーは閉幕となる。
『第3次スーパーロボット大戦α』では前作の最終決戦で行方不明になっていたアラドを心配しつつ、記憶を失っていたクォヴレー・ゴードンのパートナー兼お目付け役としてコンビを組むこととなる。
そして戦闘中にアラドと再会し、彼やクォヴレーと共にαナンバーズの一員として戦うこととなるのであった。
今作では『第2次α』の頃と違い最序盤から仲間になるうえに自軍から途中離脱することはないので、思う存分乳揺れを拝むことが可能即戦力として活躍させることが可能。また搭乗機ビルトファルケンは改造しておけば、後に合流する相棒・ビルトビルガーにも改造データを引き継ぐので、ツイン・バードコンビを前線で活躍させるならば早々から改造しても損は無いはず。
また『第2次α』の頃と違い今作では最初からデレているため前作プレイ者にとっては2828が止まらないが、今作から入った人にとってはただのバカップルに見えてしまうため(周りから見ればそうなのかもしれないが)2人の魅力が半減してしまうかもしれないのでご注意を。
スーパーロボット大戦OGシリーズ
『スーパーロボット大戦OG2』より登場。こちらの「スクール」はDCの顧問機関であり、アードラー・コッホの管理下に置かれ非人道的実験の対象になっていた事が言及されている。スクールでのコードネームは「ブロンゾ27」(ちなみにパートナーであるアラドはブロンゾ28)で、DC崩壊後も他のDC残党(ノイエDC)に組み込まれる形になっていた。
戦闘中にスクールの元同僚のラトゥーニ・スゥボータの攻撃からアラドがゼオラを庇いアラドは撃墜される。その後アギラ・セトメの洗脳調整によりアラドに関する記憶を忘れさせたうえ「アラドがラトゥーニを連れ去った」という偽りの記憶を植え付けさせられた後、何度も敵として立ち塞がる事となる。だが戦うたびにアラドの必死の説得を受け、ついにはアラドに関する記憶を取り戻しハガネ・ヒリュウ改隊と行動を共にすることになるのであった。
また過去作と比べ、ゼオラの洗脳の度合いやアラドへの依存度が高くなっており、前述のとおり何度も敵として戦うこととなるため、αシリーズの頃と比べてヤンデレ気味のやや癖の強いキャラクターとなっている。
もちろんどちらが魅力的かはあなた次第なわけだが。
『第2次スーパーロボット大戦OG』ではスクール時代の同僚でアラドやゼオラ達とは別のクラスのアルジャンクラスの3人組と再会し敵対することとなる。その際リーダー格のシエンヌにゼオラは「スクール時代にアギラに女として耐えられない事をされた」と暴露されてしまう。おそらくいつも薄い本で行なわれているような事をされたのだろう。
これらの縁なのか実際ゲーム中でも、射程内にゼオラがいればシエンヌはそちらを優先で狙ってくるので、この行動パターンを利用すれば戦略を有利に展開できることが多い。(ちなみにシアンはアラドを、シオはラトゥーニを優先で狙う思考を持つ)
アラドとの合体攻撃も健在で、また今作での新システム「マキシマムブレイク」へ合体攻撃を組み込めば相当なダメージを叩き出せるため、撤退するボスを倒す際に強力なアタッカーと成り得る。信頼補正も合わせ、カイ少佐やアラドと行動させるのがベター。
なお今作にて合体攻撃のトドメ演出には、技の終わりにエンストを起こしたアラドのビルトビルガーを引っ張って離脱するというオチまで追加されている。
搭乗機はリオンV、ガーリオン(ジ・インスペクターのみ)、ランドグリーズ、ビルトファルケン、量産型ヒュッケバインMk-Ⅱ。
関連動画
関連項目
- 第2次スーパーロボット大戦α
- 第3次スーパーロボット大戦α
- スーパーロボット大戦OGs
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- アラド・バランガ
- ラトゥーニ・スゥボータ
- クォヴレー・ゴードン
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