『ゼノギアス』(Xenogears) とは、1998年にスクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売されたプレイステーション用のRPGである。
現在はPlayStation Storeのゲームアーカイブスにて600円で販売中。
概要
『ファイナルファンタジーVII』とほぼ同時期に開発がスタートし、プリレンダリングCGを多く用いた『FFVII』とは違い、背景をポリゴン、キャラクターを2Dのドットやアニメーションで表現した作品となっている。
もともとは「クロノトリガー2」として製作が開始されており、『クロノクロス』と開発メンバーがほとんど同じとなっている。
監督・脚本はクロノトリガーのグラフィックディレクターであり、後にゼノサーガやゼノブレイドを生み出す高橋哲哉。音楽はクロノトリガーに続いて光田康典。キャラクターデザインは『一撃殺虫!!ホイホイさん』の田中久仁彦。演出はクロノシリーズやバテンカイトスのシナリオを手掛けた加藤正人が務めている。
RPGとしての評価はかなり高い。週刊ファミ通の読者が選ぶアンケートランキングでも数年間上位を維持、文化庁メディア芸術祭10周年企画のアンケートでも選択項目に本作品がないにも関わらず自由記入欄投票で3位という結果を残しており、非常にファンの多い作品であるといえる。電撃オンラインでの調査も、リメイクして欲しいゲームで2位
、続編が出て欲しいゲームで1位
となった(ファミ通での調査は5位)。BGMに関しても、前述の通り旧スクウェアの三大巨匠と呼称される光田康典が担当しており、発売してから月日が経った今でも人気が高い。
しかしながらストーリーとそのバックグラウンドが非常に複雑で難解であり、1度クリアする程度では理解することは容易ではない。またDisc 2はサウンドノベルに近い形式でストーリーが進行し、操作シーンが少ないため不満も多い(これは開発メンバーが『FF』開発に異動させられたためとも言われている)。
ストーリーや用語などを詳しく知りたい方は、公式設定資料集である「Xenogears PERFECT WORKS」を読むとさらに楽しめるかもしれない。ただし現在は絶版であり、定価は3500円であるがプレミアがつき、ヤフーオークションや一部書店では1万円以上で取引されることも珍しくなく、おいそれと購入できる物でもなくなっている。しかしながら大手古本チェーン店などで探せば、2000円程度で売られていることも結構ある。
登場キャラクター
フェイ : ウォン・フェイフォン (CV:緑川光)
- 本作の主人公。辺境の村ラハンに住む。
- ゲーム開始時から3年前に大怪我をして記憶喪失の状態で村に連れてこられた。以後3年は村で平穏に暮らす。
- 元々は明るく屈託のない青年だったが、序盤のイベントから欝気味、自虐癖のある青年へとクラスチェンジした。
- 実はその存在に大きな秘密があり、その正体はこの編集者は粛清されました。
- ステータスは主人公だけあってどれも並以上。エーテルも回復・攻撃の両方を備える。
- 特技は暗黒盆踊り。
- メインのBGMは『遠い約束』
- 搭乗ギアはヴェルトール。ヴェルトール2(セカンド)、ゼノギアス。
エリィ : エレハイム・ヴァン・ホーテン (CV:冬馬由美)
- 本作のヒロイン。神聖ソラリス帝国と言う謎の国家の特殊機関、ゲブラーの将校。階級は少尉。
- 序盤のイベントでフェイと出会いパーティに加入する・・・かと思ったがそうでもなかった。
- 序盤の山場を越えた辺りでにパーティに正式加入するが、終盤でパーティから離脱する。
- 実はその存在に(ry
- ステータスはHP・攻撃・防御・スピードが低いが、その分エーテルはトップクラス。
- 極めれば楽にカンストダメージを出す。
- 搭乗ギアはヴィエルジェ。
シタン : シタン・ウヅキ (CV:田中秀幸)
- 本作の知恵袋担当。愛称は「先生」「シタン先生」でしょおー。
- 医者で、機械のエキスパートで、武道の達人。
- 本人の能力は高く、周囲から信頼され、美人でやさしく料理が上手い嫁がおり、愛らしい娘がいる。本作随一の勝ち組である。
- 最序盤から加入し、HPはフェイの約2倍、攻撃・防御・エーテルは並以上、スピードはトップクラス。
- の割りにゲームクリアまでほぼずっとパーティに入りっぱなし。生身最強。
- 終盤には刀まで使用するので鬼に金棒。
- いくつかのイベントでドSな面を見せ、「鬼畜眼鏡」と言われてしまうこともある。詳細は「ソイレントシステム」の項目などを参照。
- 搭乗ギアはヘイムダル。El・フェンリル。
- 実はその正体はこの編集者はしょおーされました。
_, ,_ しょおー
( ◎д◎)
⊂彡☆))Д´)
バルト : バルトロメイ・ファティマ (CV:関智一)
- 金髪、碧眼で隻眼、砂漠を根城にする盗賊の若頭・・・というのは世を忍ぶ仮の姿である。
- 愛称は「若」「馬鹿」「馬鹿様」。
- 猪突猛進のケがあるが、意外と先の事も考えてたりしてまるっきりバカというわけでもない。
- 鞭を武器に戦う攻撃系キャラ、かと思いがちだが優秀なサポートエーテルの使い手でもある。
- 搭乗ギアはブリガンディア。El・アンドヴァリ。
リコ : リカルド・バンデラス (CV:麦人)
- 悪い方の緑。いや彼は悪くない。遅い方の緑と言うべき。ブランカではない。愛称は「キング」「リコ(笑)」。
- 初登場時そのステータスでプレイヤーを驚かすが、そこが彼のピークだった。
- HP・攻撃・防御が高い見た目通りのパワータイプであるが、素早さが尋常じゃないほど遅い。
- リコが1回攻撃する間に先生が2回攻撃とかはザラ。戦闘中ターンが回ってこないときも。
- そしてこのゲームでは素早さはキャラごとに固定であり、レベルアップやドーピングアイテムで上げることができない。
- さらに彼の必殺技の大半は敵とがっぷり組み付いての投げ技。これらは巨大な敵相手には強制的にミス判定となる。
- そんなわけで本作における縛りをする場合加入すべきプレイキャラの第一人者状態だったりする。
- 監督曰く、「メインのサブキャラ」・・・。
- 搭乗ギアはシューティア。El・シューティア。
ビリー : ビリー・リー・ブラック (CV:うえだゆうじ)
- 銃で戦う神父(厳密には違うが)。バルトとは犬猿の仲。
- ステータスは装甲が薄めの後衛タイプ。回復エーテルが揃い支援向き。
- よく親父を担いで発射する姿が目撃される。
- 幼くして父母を失い、そのショックで失語症になった妹を育てながら孤児院まで経営するという苦労人。
- その生活苦から収入の良いバイトを試みようとしたことがある。一晩で3000Gになる簡単なお仕事です。
- 搭乗ギアはレンマーツォ。El・レンマーツォ。
チュチュ (CV:渡辺久美子)
- 本作のマスコットキャラ。学名:ドテスカチュチュポリン(知能レベル、天文学的に低い)。
- ギアを回復可能な技を持つ唯一の存在。ギア戦では巨大化(でかでか)し戦う。
- 巨大化時のステータスは生身の状態のステータスの○倍」という計算式で決定される。よってドーピングアイテムを使いまくってステータスを最大まで上げるとギア戦で敵からのダメージがほぼ通らなくなる隠れた最強キャラ。
- ただし、攻撃力を最大まで上げてもギア戦では大したことが無い。また、他のギアと違いギア装備品で「反応値」というギア戦での命中率や回避率に大きく関わる数値を上げることができない。必殺技も持たない。
- そのため、こちらもチマチマとしか敵にダメージを与えられない。実用性には乏しいので過度な期待は禁物。
- 最近になって「フェイ、およびバルトのHPが減少している時、チュチュの攻撃力が増加する」という仕様が発見された。フェイとバルトのHPが赤表示になると、チュチュの攻撃力は通常の3倍に。これが赤い彗星恋の力である。
- なお、上記の状態でクライシスパワー、SDふぇい人形、SDばると人形を装備したときの攻撃力の期待値(クリティカルの確率を考慮したもの)は3360。ギアより攻撃力の高いチュチュって…。うぬは力がほしいでチュか?
マリア : マリア・バルタザール (CV:渡辺典子(スクウェアのスタッフ))
- 本作のロリ担当。ツインテドリル。
- 初登場イベントでは幼い外見とは裏腹に丁寧語で応対し、礼儀正しく冷静なキャラという印象をプレイヤーに与える。
- だがそのイベント内でバルトが彼女の祖父を馬鹿した際、子供っぽい口調で怒りながらおじいちゃんを熱くかばう彼女の姿を見ることができる。かわいい(*´ω`*)
- ギアがかなり強い代わりに、生身のステータスは最弱。・・・のはずなんだけど。
- 彼女のギアはコクピットがなく、ギアの頭や肩の上に立った彼女の指示に従いつつ、ギア自らが判断して動いている。
- その様子はギア特殊技使用時のデモでも確認できる。ギアがどんな過酷な場所で戦闘をしていようと。
- つまり、深海から成層圏、はたまた異空間を生身で突破する超人的な肉体を持つことに。
- ちなみに↑コレについて作中で説明は一切ナシ。大人の事情である。
- プレイヤーキャラの中で彼女だけは担当声優が居ない。イベントムービーやミニゲームでもボイスは流れない。
- しかし戦闘中の掛け声だけは女性の声が入っている。これはスクウェアの女性スタッフの声である。
- 搭乗ギアはゼプツェン。大鉄人17とは多分関係ない。
エメラダ (CV:根谷美智子)
- 良い方の緑。本作のロリ担当その2。
- 体はナノマシン群体で出来ており、形や硬度を自由に変化させ、攻撃や防御に使用することができる。
- この「ナノマシン群体の少女」と言う設定をどっかの漫画がパクったという噂もある
- 顔グラフィックが無表情のせいで分かりづらいが、性格は無邪気で子供っぽい。
- 終盤にあるイベントを起こすとエメラダに変化が起こり更にパワーアップする。
- 最後にパーティーに加入するだけあってステータスは高水準。レベルアップでのステータス上昇率もトップクラス。ただし上記の変化後に更に上昇率が上がるので、最終的な強さを追求する場合は変化前のレベルアップは控えめにするとよい。
- 搭乗ギアはクレスケンス。
カーラン・ラムサス塵<ごみ>
- エリィの所属する組織ゲブラーの総司令。
- 若干20代にしてその高い地位に上り詰めたエリート。
- ストーリー上フェイと何度も対峙する、いわゆるライバルキャラである。
- 敵ながらも、人質の少女に対して不安がらせないよう親しげに話しケーキを持ってきてあげる約束をするなど、とても優しい紳士である。外見も精悍な美形。
- 公式設定資料集であるXenogears PERFECT WORKSで、他のプレイヤーキャラを差し置いて彼を主人公とした小説が掲載されていることからスタッフからも愛されていることがわかる。
- まさに非の打ち所が無いキャラクターと言え、このゲームのファン達からも「塵閣下」という愛称で呼ばれるなど非常に親しまれている。
グラーフ
- 謎の仮面の男。筋肉モリモリマッチョマンの変態。禿専。
- フェイの行く先々に現れては事態を悪化させて去ってゆく。フェイの過去を知っているようだが・・・?
- 戦闘力においては作中最強レベル。生身でギアをなぎ倒す。某アジアと被るとか言うな!
他のゼノシリーズとの関係
ゼノサーガシリーズは『ゼノギアス』の製作メンバーがモノリスソフトを立ち上げ製作したものであるが、権利関係の問題などから『ゼノギアス』と直接的な関係がある作品ではない。ただし世界観や用語は共通するものが多い(前述のPERFECT WORKSでのEpisode Iについての記述との比較)。
ちなみに、『ゼノギアス』自体は計6エピソードで構成されていたはずであり、本編の舞台となる時代はEpisode Vにあたり、ゼノサーガシリーズはEpisode Iの設定を再構築した作品となる。
同じくゼノのタイトルをもつ『ゼノブレイド』については、世界観・ストーリー共に関連性はないとされている。
スクウェアの他作品との関係
物語のあちこちで、スクウェアの別作品との微妙なつながりを連想させるキャラや表現などが出てくる。以下、その例。
- ルッカ・・・『クロノトリガー』のキャラクター。最初の村の初心者の館でメモリーキューブ(セーブポイント)を説明してくれる。
- レネ・ファティマ、ロニ・ファティマ・・・過去の大戦の英雄にしてとあるメインキャラのご先祖様でもある兄弟。後に砂漠地帯に王国を築く。『ファイナルファンタジーⅥ』に登場するエドガーとマッシュの設定と名前さらにデザインを横滑りさせている。
- バトリング・・・本編に登場するギアをコロシアム内で戦わせる競技。格闘ゲーム風のミニゲームが行なわれる。作中、モブのキャラが『トバリング』と勘違いしている。スクウェア開発の3D格闘ゲーム『トバル ナンバーワン!』を意識したものか?
- クラウド・・・今作中ではないが、『ファイナルファンタジーVII』において主人公のクラウド・ストライフの精神状態がおかしくなった際、そのうわごとの中に「ゼノ・・・ギアス」という単語が出てくる。
お絵カキコ
関連項目
- 高橋哲哉
- 光田康典
- 加藤正人
- ソイレントシステム
- きょんにちょわ
- 暗黒盆踊り
- ゲームアーカイブス配信タイトル
- Production I.G(CG・アニメの入り混じったオープニングムービーのうち、アニメ部分を主導)
- ビィートレイン(オープニング以外のアニメムービーを担当)
- 白組(オープニング以外のCGムービーを担当)
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プレイ動画
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ページ番号: 274676
リビジョン番号: 1511553
読み:ゼノギアス
初版作成日: 08/06/23 21:27 ◆ 最終更新日: 12/04/26 18:06
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