ゼルエル(Zeruel)とは、
- ユダヤ教、キリスト教の天使。力や戦を司るといわれる。
別名に、「神の腕」という意味のゼルク(Zeruch)やゼロエル(Zeroel)がある。 - 新世紀エヴァンゲリオンに登場する第十四使徒。由来は1より。本稿にて記述する。
概要
第壱拾九話「男の戰い」に登場。その腕の形状からトイレットペーパーなどと呼ばれたりもする。
出現するや否や、第三新東京市に侵攻。激しい対空砲火を物ともせず、怪光線の一撃で23枚の特殊装甲を破壊。いともたやすくジオフロント内へと侵入した。中にはエヴァ弐号機が待ち構えており、ありったけの火力を叩きつけてきたが、ゼルエルのATフィールドは中和してもなお強固で、全くダメージにならなかった。あっという間に弐号機の両腕と頭部を吹き飛ばし、戦闘不能にした。続いて損傷した零号機が出撃し、N2爆弾による自爆攻撃が行われたが、この攻撃も防ぎきる。ゼルエルの侵攻は続き、ついにネルフ発令所まで辿り着くが、そこで初号機の妨害に遭う。一時は初号機の猛攻を前に押されたが、エネルギー切れで活動停止すると反撃に転じる。動かない初号機を痛めつけていたが、ついに初号機が暴走・覚醒。こうなるとゼルエルは全く手も足も出せなくなり、ATフィールド投擲で体に大きなダメージを負う。動けなくなったところを初号機に捕食され、殲滅された。ゼルエルを捕食した事により、初号機はS2機関を獲得。以降、他のエヴァシリーズとは違う存在と化す。
弐号機の両腕、頭部、初号機の左腕を一撃で切断し、それまでの使徒では破壊できなかったジオフロント上部の装甲、エヴァの拘束具を一瞬で破壊するほどの攻撃能力、ATフィールドを中和しているにも関わらず弐号機の攻撃を一切受け付けない防御能力、零号機の自爆攻撃から瞬時にコアをガードし、更に初号機のコアに攻撃を加える知能など、どれをとっても最強の使徒といって差し支えない存在である。
新劇場版では
この項目は、ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
二作目「破」において早くも登場。デザインは大幅にデフォルメされており、冬月からは最強の拒絶タイプと呼ばれた。
トイレットペーパーやビームの攻撃力は相変わらずであるが、その強さには更に磨きがかかっている。旧世紀版ではあっさり破られていたATフィールドが強力なものとなっており、ビーストモードを解放した弐号機ですら全く歯が立たず、かろうじてATフィールドを破るだけで精一杯であった。
更にその後、テレビ版とは逆に零号機を捕食しエヴァと同化、視聴者の度肝を抜いた。
ぱくんちょ!もっきゅもっきゅもっきゅ、ぺっ!
しかし案の定覚醒した初号機には敵わずフルボッコにされてしまった。合掌。
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関連項目
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