ゼルダの伝説 ふしぎのぼうし(英題:THE LEGEND OF ZELDA The Minish Cap)とは、ゼルダの伝説シリーズの1つである。日本では2004年11月4日に、ゲームボーイアドバンスで発売された。略称は「ふしぎのぼうし」「ふし帽」など。
2011年12月16日には、アンバサダー・プログラムの一環として、ニンテンドー3DSで特別配信された(対象はプログラム参加者のみ)。2014年4月30日からは、Wii U向けのバーチャルコンソールで配信されていたが、2023年3月28日のニンテンドーeショップの終了に伴い、現在は配信終了している。
2023年2月9日より、ゲームボーイアドバンス Nintendo Switch Onlineのタイトルの1つとして配信中。
概要
ゲームボーイアドバンスで発売された2Dゼルダ。ゲームボーイカラーで発売された『ゼルダの伝説 ふしぎの木の実』同様、カプコンが開発に関わっている。ディレクターはカプコン社員(当時、現在は任天堂社員)の藤林秀麿氏である。
ゲームボーイアドバンスで発売されたゼルダの伝説シリーズは、本作と『ゼルダの伝説 神々のトライフォース』のリメイク作品である『ゼルダの伝説 神々のトライフォース+4つの剣』、ファミコンミニシリーズとして発売された『ゼルダの伝説1』『リンクの冒険』の計4本であり、この中で完全新作であるのは本作のみである。
本作品の最大の特徴として、「帽子の力で豆粒のように小さくなる」という点が挙げられる。これにより、通常の大きさでは入れないような場所(小人が通るような小さく細長いトンネルなど)に入り込んだり、小人族のピッコルたちとの会話で情報を得たりする事ができる。
他にも、喋る帽子「エゼロ」(リンクを小さくする力を持つ。ストーリーでの役割的には『時のオカリナ』のナビィのような存在)が登場したり、「しあわせのカケラ」を集め、各地にいる人たちとカケラ合わせを行うことでアイテムやルピーなどを得たり、「モグラグローブ」などの新アイテムが登場したりと、新たな要素が盛り込まれている。
本作でのリンクは、『風のタクト』のトゥーンリンク(猫目リンク)デザインを継承しているが、『風のタクト』との直接のつながりは無い。『風のタクト』の直接の続編は、ニンテンドーDSで発売の『夢幻の砂時計』『大地の汽笛』の方である。
あらすじ
刀鍛治のスミスおじさんの家に住むリンクは、とある日、幼馴染のゼルダ姫に誘われて一緒にピッコル祭りを見に行くことになった。しばしの間、お祭りを楽しむ2人。
一方、城では武術大会の表彰式が行われていた。祭りを見終わった後、スミスおじさんから預かっていた剣を城へ届けに行く2人だったが、そこにいたグフーにより邪悪な力の封印が解き放たれ、更にゼルダ姫が呪いをかけられて石にされてしまう。
ゼルダ姫にかけられた呪いを解き、彼女を助けるために、リンクは旅立つ。
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