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ソニックマニア
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『ソニックマニア』とは、以下のものをす。

  1. なんかサマーソニックの「前夜祭」を名打ったライブイベント。たまにやる。編者たちはよく知らない。
  2. セガソニックチーム製作している(一部例外あり)ゲームソニック・ザ・ヘッジホッグシリーズのことがどうしようもないくらい好きすぎて、好きが高じて絵を描いたり動画を作ったり自分でゲームを作ったりしてしまうようなマニアックな人たちのこと。
  3. 2. のような人々によって製作中である2017年8月16日発売のソニックシリーズ最新作。ダウンロード専売。

ここでは3. について記述する。

ソニック概要

ソニック・ザ・ヘッジホッグ25周年を記念して2016年7月22日アメリカサンディエゴで開催された「Sonic 25th Anniversary Party」にて発表された、ソニックシリーズの最新タイトルである。

対応機種はプレイステーション4/Xbox One/Nintendo Switch/PCSteam)。

ジャンルは昔ながらの2Dプラットフォーミングアクションであり、色数制限など含めてメガドライブ版を彷彿とさせるドット絵グラフィックだが、単純なレトロスペクティブに留まらず、現代の最新技術によって生み出される、アニメパターンが当時のものより補間されたモーションや、MDでは実現できなかった巨大なスプライトによる大掛かりな仕掛けが特徴的。また、ゲーム画面をブラウン管にできるフィルターモードも搭載している。
全体的な挙動は『ソニック・ザ・ヘッジホッグ3』準拠であり、『ソニック3』に登場した三種類のバリアアイテムボックスから入手できる。

プロデューサーセガソニックチームから『ソニックアドベンチャーシリーズディレクターを務め、現在ソニックチーム統括の飯塚氏、そしてメインプログラマーiOS版『ソニック・ザ・ヘッジホッグCD』を勝手に製作し、そのあまりの完成度の高さになんとセガのお付きをもらったスーパープログラマーChristian Whitehead氏。
Whitehead氏はその後もメガドライブソニック1、ソニック2のiOS移植版を(「勝手に作る→セガ許可をもらう」という形で)製作しており、今回晴れて正式に『ソニック開発の第一人者に抜されることとなった。
他にもHEADCANNON(iOSソニック1・2の開発サポートを担当)、PagodaWest GamesiOS向けゲームを多数開発)といった2つのインディーゲームスタジオ開発に参加している他、本編の楽曲制作Tee Lopes氏(PagodaWest Games所属のコンポーザー、ソニックシリーズの楽曲を趣味リミックスしてYoutube開していた)、各種トレーラー音楽Hyper Potionschiptuneユニットソニックの楽曲をリミックスしてSoundcloud等で開)、そしてPre-Order Trailerオープニングアニメーション過去ソニックアメコミシリーズを手掛けたTyson Hesse氏。まさにソニックマニアたちが集まって作られたゲームである。

2018年7月19日に追加要素を付加したPS4Nintendo Switchパッケージ版『ソニックマニア・プラス』が発売されたと同時に、追加要素のみのソニックマニアのDLCアンコールパック』も同時配信された。

テイルスストーリー

エンジェルアイランドに鉱石ファントムルビー」が眠っているということを知った悪の天才科学Dr.エッグマンは、ファントムルビーが物にせんと自ら開発したエッグマンロボ軍団エンジェルアイランドへと送り込む。
まんまとファントムルビーの発掘に成功したエッグマンロボたちだったが、突如周囲の時歪みエッグマンロボたちはそれぞれ見たこともない姿に変わり、偶然その場に居合わせたソニックたちも巻き込んでグリーンヒルへとワープしてしまう。
ソニック仲間たちはDr.エッグマンたちの野望を止めるため、グリーンヒルを駆け出した。

ソニックマニア・プラス及びDLC版の追加ストーリークラシックソニックにおけるソニックフォースの後日談となっていて、(クラシック)ソニックが元の世界に帰還した際に、ファントムルビーが飛んでいってしまい、それを追っていたら、マイティーレイが捕まっていて、ソニックが彼らを助けることを決意。
片方を救助した途端、もう片方1人(助けなかったほう)が倒したはずであるヘビマジシャンが化けていた偽物である事が判明。
そしてヘビマジシャンファントムルビーを使用し、他のハードボイルドヘビーズを復活させ、ソニック達は新たな世界で戦うこととなる。

ナックルズ登場キャラクター

全バージョンで登場

ソニック・ザ・ヘッジホッグSonic the Hedgehog
プレイヤーキャラクターの一人。
言わずと知れたシリーズ通しての主人公世界最速のハリネズミ
自由と冒険をこよなく愛し、少し短気だが優しい性格。
今回は新しい固有アクションとして「ドロップダッシュ」が新登場。ジャンプ中に回転エネルギーをためて、着地した間から素ダッシュができる。 
マイルス "テイルス" パウアー(Miles "Tails" Prower)
プレイヤーキャラクターの一人。
ソニック相棒の心優しい子ギツネ。2本の尻尾トレードマーク
固有アクションはおなじみの「飛行」。2本の尻尾を使ってを飛ぶことでソニックでは到達が難しい場所にでも行ける他、2人プレイではソニックをつかんで引っり上げることもできる。
ナックルズ・ザ・エキドゥナ(Knuckles the Echidna)
プレイヤーキャラクターの一人。
頑固で直情径行のハリモグラ
登り」や「」といった固有アクションは本作でも健在で、一部のゾーンではナックルズプレイするとソニックテイルスとは違う場所からスタートすることも。
Dr.エッグマン(Dr. Eggman)
本作でもやっぱり悪役。何度倒されても世界征服を諦めきれないIQ300天才科学者。
今回は新たに開発したロボット軍団を率いて鉱石ファントムルビー」を強奪するが、その悪事は彼も予想できない事態へと発展する...
ハードイルド へビーズ(Hard Boiled Heavies)
今回の新キャラクターエッグマン製のエリートロボ軍団。通称HBH。
元はエッグマンに忠実な、『ソニックナックルズ』のエッグマンロボたちだったが、ファントムルビーで姿が変わり、自分たちの意志で暴走してしまう。
ビーン・ザ・ダイナマイト(Bean the Dynamite)
バーク・ザ・ポーラベアー(Bark the Polar Bear)
ファング・ザ・スナイパーFang the Sniper
シリーズでもあんまり立たない方の脇役たち。
本作ではミラージュサルーンゾーン背景の手配書としてカメオ出演している。
その他ステージ背景にはソニックシリーズセガ関連の小ネタが隠されているとか。

DLC及びソニックマニア・プラスのみ登場

マイティー・ザ・アルマジロMighty the Armadillo)
プレイヤーキャラクターの一人。
セガソニック・ザ・ヘッジホッグが初デビューアルマジロ
最後に登場したカオティクスから23年の時を得て、復活した。
カオティクスでの三角飛びはオミットされてしまったが、怪力設定はまだ生きており、それを生かしたストンピングによるハンマードロップで、一部のギミックを破壊できるを新たに得た。
ちなみに他のカオティクスベクターエスピオ、チャーミーの3人は登場していないが、PVナックルズと拳をつきあわせるというファンには嬉しい演出があった(ただしアニメ版ではナックルズマイティーのことを知らないという描写があった)。
カオティクス時の設定は旅行好きで平和主義で窮地に陥るとを発揮するという設定であった。
レイ・ザ・フライングスクイレラル(Ray the Flying Squirrel)
プレイヤーキャラクターの一人。
マイティー同様セガソニック・ザ・ヘッジホッグが初デビュームササビ
デビューセガソニック・ザ・ヘッジホッグ以降まったく登場していなかったが、25年の時を得て復活
ムササビらしく、滑による長時間浮遊を得意としているがテイルスとは浮遊方法はまったく違う。
マイティーと違いレイはこれといったキャラ設定がない。

ソニックステージ構成

メガドライブ版初代『ソニック・ザ・ヘッジホッグ』~『ソニック&ナックルズ』までの作品から厳選されたステージが、オリジナルの雰囲気そのままに大幅アレンジを加えて収録されることが発表されている。またその他にも、オリジナリティ溢れる新規ステージが多数収録されている。
ソニック2』以降と同様の1ZONE2ACT構成であり、ACT1とACT2ではBGMアレンジガラリと変わる。各ACT間は『ソニック3』のようにシーレスに移行する。

GREEN HILL ZONE―グリーンヒルゾーン FROMソニック・ザ・ヘッジホッグ

もはや知らないソニックファンはいないであろう、メガドライブ版『ソニック1』の最初のステージ。本作ではオリジナル版の要素を受け継ぎつつ、とあるルートでは背景が変わっての下にある洞窟を走り回れるという『ソニックジェネレーションズ』でも見られた要素が追加されている。また、ラストには意外な展開が…?

FLYING BATTERY ZONE―フライングバッテリーゾーン FROMソニック&ナックルズ

『&ナックルズ』に登場したエッグマンの飛行艦隊。磁波を使って天井を走れる戦艦内や暴吹き荒れる戦艦の外など、印深い場面が登場している。

STARDUST SPEEDWAY ZONE:Past―スターダストスピードウェイゾーン(過去) FROMソニック・ザ・ヘッジホッグCD

かつて『ソニックCD』でメタルソニックとの闘の舞台になったステージ過去の面のみのリメイクだが、随所に現在の面やバッドフューチャー面、そしてグッドフューチャー面を思い起こさせる要素も散りばめられている。

CHEMICAL PLANT ZONE―ケミカルプラントゾーン FROMソニック・ザ・ヘッジホッグ2

ソニック2』で多くのプレイヤーを苦しめた、化学工場イメージしたステージ。本作ではDNAの二重らせんのようなギミックや巨大な注射器で品を化学反応させてトランポリンのようなゼリー状に変化させる仕掛けなど、原作になかったギミックも追加されている。また、ラストには意外な「アレ」が突然始まる。
一見ソニックとは会社が同じだけで縁に思える「ソレ」だが、日本国外のジェネシスMD)版ではカートゥーン版ソニックキャラに差し替わった『Dr.エッグマンのミーンビーンマシーン』としてリリースされており、同作では2P対戦のBGMだった「あの人」のテーマアレンジが施されて流れる。

HYDROCITY ZONE―ハイドロシティゾーン FROMソニック・ザ・ヘッジホッグ3

ソニック3』で第2ゾーンとして登場していた水中有りのステージ

METALIC MADNESS ZONE―メタリックマッドネスゾーン FROMソニック・ザ・ヘッジホッグCD

ソニックCD』では最終面だったステージソニック達が小さくなるギミックは健在。

STUDIOPOLIS ZONE―スタジオポリスゾーン FROMソニックマニアオリジナル

映画」をモチーフにしたきらびやかな都会ステージテレビショップや映写機、カチンコポップコーンショップといったガジェット背景ギミックとして立ち並ぶ。また、放送に乗るとソニック電波になってステージ内をワープできるというギミックも。

MIRAGE SALOON ZONE―ミラージュサルーンゾーン FROMソニックマニアオリジナル

西部劇モチーフにした砂漠ステージでできているので一度通ると崩れてしまう360°ループなど、砂漠ならではのギミックが楽しい。また、ソニックを弾丸のように撃ち出す巨大なや、ピアノを模したバネなど、西部劇ギミックも盛り沢山である。

テイルスボーナスステージとスペシャルステージ

今回もクラシックソニックおなじみのスペシャルステージは健在。それに加えて『ソニック3』から導入されたボーナスステージも存在している。

スペシャルステージACT中に隠された巨大リングの中に入ると開始する。『ソニックCD』のスペシャルステージを基にしており、3D間でソニックたちを走らせてカオスエメラルドを持ったUFOを追いかける。ブルーボールを一定数取るとソニックスピードが上がり、リングを取ると残り時間が増える。
このステージ3D間は「MD以上セガサターン以下」の性制限を最大限活かして表現されており、ソニックたちはローポリ、地形やオブジェクトは2Dの拡大縮小で表現されている。

ボーナスステージリングを25枚以上持った状態でポイントマーカーを通過すると現れるの輪をくぐると始まる。『ソニック3』のスペシャルステージブルースフィア」のリメイク版で、ブルーボールを通過してすべてレッドボールに変えることが的。
このボーナスステージを達成すると得られるのは「メダル」。全てのブルーボールレッドボールにしてクリアするとシルバーメダル、さらに全てのリングを取ってクリアするとゴールドメダルがもらえる。メダルを集めるとメインゲームの「NO SAVEモード」で選べる「ソニックのW回転アタックが使える」「ナックルズ相棒にしてプレイできる」などのオプションや、サウンドテストブルースフィア単体のゲームなどのおまけモードアンロックされていく。

ICON関連動画

ナックルズ関連商品

PlayStation4版のみ、セガストアで「スイッチを入れると『セーガー』音がなるメガドライブ台座付きソニックフィギュア」「メガドライブカートリッジケース入りゴールドリング」「PS4版ダウンロードコード」などがセットになった『ソニックマニア コレクターエディション』を販売している。販売ページへのリンクexit

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123 ななしのよっしん
2019/07/03(水) 14:54:11 ID: CNm5xl48yE
死にまくってコース覚えたら自然と上達できるから頑れとしか
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124 ななしのよっしん
2019/08/24(土) 22:08:59 ID: hIfvJc0gFo
いろんな要素詰め込まれ過ぎてて却って爽快感を損ねて面くないわ
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125 ななしのよっしん
2019/09/29(日) 00:54:02 ID: IeNXv8R+/3
最近の3Dソニックがことごとく嫌いだった自分に丁度いいドットソニックだった
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126 ななしのよっしん
2019/12/07(土) 19:52:33 ID: zbAKoasXu5
>>122
レトロゲー特有の難しさも再現だから、そういう部分も面いと感じられんとね。
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127 ななしのよっしん
2019/12/15(日) 20:29:42 ID: FkQ7MubKyn
散々言われているけど文字通りマニア向け、それもMD版2Dソニック
それが楽しめないようなら一切おすすめできないし、楽しめるなら強におすすめする

良いところも悪いところも全部引き継いでるからねこ
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128 ななしのよっしん
2020/07/05(日) 19:08:36 ID: CNm5xl48yE
ソニック・ザ・ムービーはこの映画からの引用が多かったな。特にオープニングエンディング
逆にソニックやったことない人に「映画見る前に原作やったほうがいいよね?」って聞かれたなら「これだけやっておけばいい」ってお勧めできる
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129 ななしのよっしん
2021/08/21(土) 13:38:35 ID: RmcxfWLqi7
めちゃくちゃ楽しいし完成度高いし名作だけどこの操作性と難易度は当分いいかな
ソニック4のホーミングアタック有&難所最低限の遊びやすい路線でマニアとはちゃんとコンセプトを分けて2Dシリーズには続いていって欲しい
マニアにはマニアソニックチームにはソニックチームの良さがあるし今後本家が必要以上にマニアリスペクトする必要はないと思う
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130 ななしのよっしん
2021/10/28(木) 09:28:42 ID: hvgIkzRn7Q
>>115
IQ300エッグマンとほぼ止まった時間の中で普通に思考と行動出来るソニックって考えたら良い勝負なのでは?
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131 ななしのよっしん
2022/06/25(土) 00:32:15 ID: ow+c/JHG3j
死に覚えゲーなのはいいんだけど、ところどころ嵌ると、まず初見では抜け出せないポイントがちょくちょくあるのが最高にストレスだった

ちょっとずつでも前に進めるならまだしも、全く進め方が分からなくなるのは勘弁してほしいわ
やりなおして全くの別ルートを探して、結局抜け出し方が分かってないルートが結構ある
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132 ななしのよっしん
2022/06/25(土) 00:41:54 ID: 9tCd3dz/+Y
まあ2D3D問わずソニックは死に覚えゲーだからなあ
ぶっちゃけソニック2とか序盤のケミカプラントやらラストリングなしでメカソニックデスエッグ
スペシャルステージも最初はいいが後半のエメラルド回収とか初見殺し多すぎてきつかったしそれ知ってるマニアは楽って感じる
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