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| 基本データ | |
|---|---|
| 正式名称 | ソマリア連邦共和国 Jamhuuriyadda Federaalka Soomaaliya جمهورية الصومال الفدرالية Federal Republic of Somalia |
| 国旗 |  |
| 国歌 | 祖国を賛美せよ |
| 公用語 | ソマリ語 アラビア語 |
| 首都 | モガディシュ（Mogadishu） |
| 面積 | 637,700km²（世界第41位） |
| 人口 | 約1025万人（世界第84位） |
| 通貨 | ソマリア・シリング（SOS） |
ソマリア連邦共和国とは、旧ソマリア民主共和国の領域に1991年のバーレ政権崩壊以降21年ぶりに誕生した国際的に承認された国家である。
概要
ソマリアはアフリカ大陸東端のアフリカの角の東端に位置し、1960年の旧イギリス領ソマリランドと旧イタリア信託統治領ソマリアのソマリア共和国としての独立統合から、1969年のクーデターによるソマリア民主共和国の成立、1988年バーレ政権に対する内戦の勃発、そして1991年のバーレ政権の崩壊を経て全土を実効支配する国際的に承認された政権の存在しない群雄割拠の状態が続いていた。
このソマリア内戦の期間中北西部の旧イギリス領ソマリランドはソマリランド共和国として分離独立を宣言、北東部でもプントランド・ソマリア国が自治宣言をする中、2004年に暫定連邦政府に関する取り決めがなされ、プントランド大統領だったユスフが初代暫定連邦大統領に選出された。当初ソマリア内にほとんど影響力のなかった暫定政権ではあったがエチオピア軍の協力の下ある程度の支配地域を得ることに成功した。その後、イスラム過激派との抗争などを経て2012年に予定された暫定統治期間を終了し正式にソマリア連邦共和国が成立した。
正式に連邦政府が発足したものの、2015年現在ソマリア連邦共和国が実効支配しているのは旧イタリア信託統治領ソマリアの大半であり、旧イギリス領ソマリランドを実効支配しているソマリランド共和国との再統合は難しい状況となっている。
また、勢力が弱まったもののイスラム過激派組織アル・シャバブによるものとみられるテロの頻発や、南部ジュバランドによる高度な自治要求など安定しているとは言いがたい状況が続いており、これからがソマリア安定化への山場であるといえる。
しかしながら国際機関によるソマリア連邦共和国政府の承認や、曲がりなりにも統一政府という受け皿ができたことにより援助の手を差し伸べやすくなったことは事実であり、アデン湾における海賊の活動も2015年には海賊事案発生件数が0になる（外務省：ソマリア沖・アデン湾における海賊問題の現状と取組
）など今までよりは格段に支援の手が行き届いていると考えられる。
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関連項目
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