単語記事: ソーシャルゲーム

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ソーシャルゲームとは、SNSソーシャルネットワーキングサービス)上で提供されるゲームの総称である。
ソーシャルネットワーキングサービスゲーム」とも言う。一般的には「ソシャゲ」などと略される。

SNSというプラットフォームをジャンルであり、スマートフォン上で動作するゲームスマホゲー、ネイティブアプリ)や、オンラインゲームブラウザゲーム基本無料課金サービス形式F2P)と混同されることもあるが厳密には異なるジャンルである。ただし、ソーシャルゲームの設計の全体的な傾向として多く見られる部分や、ジャンルが重なっている部分もあり、明確な線引きが難しい場合もあるだろう。

現在のこの記事では課金サービス形式を含めた広義でのソーシャルゲームについて解説する。また、ソシャゲに付き物の「課金」と言う言葉は、本来は「料を課する」と言う意味である。つまり運営ユーザから料を徴収する事が「課金」なのであるが、プレイヤー間では「有料ガチャを利用する」「有料アイテムを購入する」と言う意味で使用される事が多い。本来なら誤用とも言えるものではあるが、コミュニティ上では既に一般的となっているため本稿でもそれに従う。(課金の記事も参照)

概要

SNS提供しているアプリケーションラットフォーム上で展開されているゲームのことで、代表作としては怪盗ロワイヤルアイドルマスター シンデレラガールズサンシャイン牧場ブラウザ三国志等が挙げられる。ユーザーランキングアバターによるコミュニティなど、SNSユーザー間の社会的な繋がりをゲームシステム内にうまく取り込んでいるゲームと言えるだろう。

ソーシャルとは「社会的な」という意味の単であり、どちらかと言えば「ソーシャルネットワーキングサービスゲーム」と呼称した方が良いらしいが、長すぎるので日本では「ソーシャルゲーム」の呼称で普及している。(間違いやすい言葉としてオフラインソーシャルシミュレーションゲームという分野もある)

ゲームデザイン

多くのタイトルが基本プレイ無料F2P)という設計であり、課金アイテムなどの販売で収益を得ている。携帯電話スマートフォンブラウザと、既に普及している情報機器、情報ツール上で展開することで多くの人々にリーチ出来るのが強みで、ゲーム業界内での売り上げシェアを大きく伸ばしつつある。2011年に当時の現行家庭用ゲーム機が値下げを行ったのはソーシャルゲームの流行に対抗するためだったともいわれている。

ほとんどのタイトルが広い間口で多くのプレイヤーを集めるコンセプトで作られていて、ゲーム内容的にはかなり単純で仕事の合間等のごく短時間でもプレイとなっている。ボタンを押すだけでゲームが進行することから「ポチポチゲー」と呼ばれていることもある。明確なクリア標、長時間のプレイゲーム世界観にどっぷり浸らせ楽しませるといった従来のビデオゲームに多く見られたゲームデザインとは逆の考え方である。

この手のゲームにはまる人は難易度の高いゲームや難解なゲームを「やり甲斐のあるゲーム」とは捉えず「つまらないゲーム」「めんどくさいゲーム」と認識するともいわれている。が、旧来の高難易度ゲームをばっちり楽しみつつ、ソーシャルゲームをそれとは別物として楽しんでいる人も少なくない。

近年では希少値(レアリティ)が設定されたキャラクターを収集する「カードゲーム」「カードバトル」などと呼ばれるの形式のものが多く作られている。(ここで言うカードとは図式・記号としてのカード、もしくはインゲームアイテムとしてのカードであり、一般的なカードゲームとは異なる)

特徴

課金サービス

http://dic.nicovideo.jp/oekaki/143365.pngゲーム内での課金は直接購入するのでなく、それぞれのSNSごとの仮想通貨を購入してそれを使用する形態となっている。GREEAmebaなら「コイン」、Mobageなら「モバコイン」、ニコニコアプリなら「ニコニコポイント」という仮想通貨である。SNS側の設けているリミッターとして、ひとあたりで仮想通貨に使える課金額の上限が設定されていたりする。

仮想通貨は購入する以外に、それまでに遊んでいない友人を誘ってSNSゲームに参加させるともらえたりする。例えばMobageの場合は友人紹介キャンペーンがあり、友人を誘うと1500モバコイン1500円相当)が貰える。このような仕組みはネズミ講的であると批判されている部分でもある。もっともこシステム自体は違法でも何でもないのだが、あまりしつこく誘うと相手にウザがられて嫌われかねないので注意が必要がある。

もっとも前述のような招待キャンペーン報酬は批判々以前にもらえるかどうか当てにならないのが実情なので、複数のゲームに登録して簡単な課題を毎日クリアすることで引き換えたコインを使用したり、ゲーム間におけるコラボ報酬やログインキャンペーンとして受け取ったコインなどを使用するのが現実的である。例えばAmebaゲームの場合複数ゲームの利用などでスタンプを集めると最大で3,300円分のコインを稼ぐことが可である(以前は6,300円分まで可であったが、2013年12月に引き下げられた)ほか、各種サービスの登録時や利用時に付与されるコインを使うこともできる。これを利用して、本命のゲームにだけコインを突っ込み、本命以外のゲームスタンプサービスコインをもらうためだけの最小限のプレイを繰り返す。課金プレイヤーでもこの方法で稼いだ仮想通貨分だけアイテムを購入し、やりくりしている者も少なくない。

課金プレイヤー

http://dic.nicovideo.jp/oekaki/737553.png課金プレイヤーのうち3前後しかいない重・課金プレイヤーと、15%程度を占める中課金プレイヤーが支払っている課金な収益であると言われている。全体の7~8割ほどは課金で遊んでいるプレイヤーだがこれはゲーム提供側にとって駄な存在というわけではなく、いずれ課金をするかもしれない課金プレイヤー予備軍であることがある。

日本課金額は課金プレイヤー1人あたり約3,000円/で、アメリカの約800円/中国の約350円/べるとずば抜けて高い(1ドル=約120円として換算)。課金勢を加えた課金額でも1,100円以上/であり、全てのプレイヤーを含めても課金額1,000円をえているのは日本だけである。欧人のから見ればガチャに数万~数十万円も注ぎ込む行為はクレイジー以外の何物でもない。ただし課金額の中央値を見ると300円弱/であることから、ごく一部の重・課金勢が均値を大きく釣り上げているものと考えられる。

課金支払い状況によってプレイヤーを分類すると以下のようになる。
なお一般には「重課金・微課金課金」の3分類のみの形態でられることも少なくなく、その場合においては下表における「重課金課金」に該当するプレイヤーが「重課金プレイヤー」、「中課金」以下のプレイヤーが「微課金プレイヤー」と言われる。ただし課金を『生活に理が生じない程度の課金』などの意味で用いるプレイヤーも存在するので、以下は統一された基準というわけはなく、一つの安程度に考えて頂きたい。



他にゲーム以外の各種ポイント携帯電話会社のポイントなど)をゲームコイン購入に使ったり、スマホ専用コミックを定期的に購入しているような場合は定期的に行われるコイン増量キャンペーンを利用して増量分だけをゲームに回すという方法もあるが、これらのポイントコインゲーム以外にも使えるポイントであったり、他のサービスに対する課金ありきのボーナスコインであったりするので、これらのコインを使用している者を「課金プレイヤー」と呼んで良いかどうかは議論が分かれるところでもある。

課金によるゲームバランスの調整

プレイヤー同士の対決要素があるタイトルでは課金プレイヤーならば簡単に倒せる狩りとなること、そして課金プレイヤーが「自分は強い、自分はすごい」といった優越感を感じるために必要となる負け組担当となる。しかしそれでは課金者が面くなくてゲームから離れていく恐れがある。

このため、近年では強さが同ランクの者同士を戦わせることとし、ランキングが上位の重課金者には強い者同士を競わせることで有利なアイテムを大量に購入するためおを湯のごとく使わせ、課金者にはほんのちょっとだけ有利になるために少額のアイテム購入へとなびかせようとすることで、それぞれの立場を損ねないようにしつつ課金に繋げていくようなバトルの仕組み方にシフトしている傾向にある。

また、カードゲーム形式の場合では課金でもそこそこ戦える強いデッキが組めるようにゲームバランスを調整し、ユーザーを飽きさせない工夫をしているゲームも少なくない。どういったところで調整しているかというと、連続◯日ログインするだけやステータスの高いプレイヤーに手伝ってもらってもOKのイベントなど、較的難易度の低い課題クリアで入手できるSRスーパーレアカードなどと、本当に入手困難な希少価値の高いSRカードを併存させるのである。同じSRカードなので1コストあたりのには変わりがないのだが、入手難易度が高いカードほど高コストであるためステータスが高く、かつ人気が高いキャラを起用し絵柄のデザインも良いカードにすることで、希少価値の高いアイテムを欲しがる課金者の欲望をくすぐることと、課金者のモチベーションを保つことを両立させているのである(ただ、本気で上位を狙うなら当然課金者に軍配が上がるのだが)。

ニコニコでのソーシャルゲーム展開

ニコニコ動画SNS的側面があるため、ここで提供されているタイトルソーシャルゲームであると言える。

ニコニコにおいては、ゲーム制作SNSと組み合わせた「ニコゲー」、動画再生画面右のコメント部分で遊べる「ニコニコ遊園地」がサービス提供していたが、ニコゲー2011年4月27日サービス終了し閉鎖ニコニコ遊園地2011年1月27日サービス終了し一部が「ニコニコアプリ」へと移管されている。

ニコニコ遊園地の失敗は、ニコニコユーザーチープな内容のゲームを好まないことが理由だという。反省を踏まえたうえで後継サービスであるニコニコアプリでは全画面表示対応したり、既存の名の通った作品のゲーム化であったり、ソーシャルゲームとしては手な演出や有名声優を起用したタイトルを積極的に取り扱っている。

問題点

ソーシャルゲームは規模を拡大しつつある一方で利用者や開発者等から批判もいろいろと挙がっている。

ソーシャルゲーム記事一覧

ニコニコ大百科に記事があるソーシャルゲームが対

関連項目


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携帯版URL:
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%BD%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%AB%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0
ページ番号: 4653250 リビジョン番号: 2384880
読み:ソーシャルゲーム
初版作成日: 11/06/13 10:23 ◆ 最終更新日: 16/07/18 14:05
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ソーシャルゲームについて語るスレ

1008 : ななしのよっしん :2016/07/25(月) 00:48:25 ID: 4RQ1mYX3Ql
いやいや払ってお香買わないと歩かなきゃいけない仕組みってガチャとそんな変わらないだろ
1009 : ななしのよっしん :2016/07/25(月) 00:57:57 ID: 2xHEJOsq6Q
大抵のソシャゲ払わなくてもそれなりのプレーはできる
ポケモンはとにかくユーザー数がでかいから課金者の割合が少なくてもセルラントップになれてるわけ

要はポケモンが優れてるだけで課金システムが優れてるわけじゃないので他所が簡単に真似できるものではない
1010 : ななしのよっしん :2016/07/25(月) 01:06:19 ID: RKYgFKbew3
リアルマネーをどれだけ突っ込んだかでキャラ愛を表したり感じたりする人の存在も大きいんだろうな
◯◯◯ファン名乗ってるのにあのレアカード持ってないの?
ファンとして持っとかなきゃ…みたいな心理とか
1011 : ななしのよっしん :2016/07/25(月) 02:27:20 ID: 43DQfxFa3H
そこまで飼い慣らせばメーカーは笑いが止まらんな
最初にガチャゲー考えた人もここまで客がを貢ぐとは思ってなかったかも
1012 : ななしのよっしん :2016/07/25(月) 15:37:43 ID: TBpkYgO8hE
ポケモンGOヒットソシャゲ業界が浄化されればいいね
今のアコギな集システム異常すぎる
ソシャゲ会社は一回痛いにあったほうがいい
1013 : ななしのよっしん :2016/07/25(月) 22:30:51 ID: czRuwI8Nby
>>1008
お香は便利だけど不要だよ。
バトルが盛んな都市部では常にポケモンが出てくるし、
田舎はそこまで育てる必要ない。
アイテムを使うよりも近くの効率のよい場所を周るのが重要。
1014 : ななしのよっしん :2016/07/26(火) 07:51:55 ID: 4RQ1mYX3Ql
ポケモンコマスターでとっくにガチャやってるのにポケモンGOガチャ否定の論調にするのは違和感あるゾ
1015 : ななしのよっしん :2016/07/26(火) 08:11:03 ID: Ik7/vOYRSO
コマスターとかは々に使える額に制限なかったっけ
1016 : ななしのよっしん :2016/07/26(火) 17:38:48 ID: vHSCNljVy0
>>990
ソーシャルゲームでぼろけしているところはあるが、ソーシャルゲームを出せばぼろけできるわけではい。
実際にはすさまじい数のソーシャルゲームが1年もしないうちにサービス終了の憂きに遭っている。
1017 : ななしのよっしん :2016/07/26(火) 17:58:11 ID: 8a/L8IsKRl
あんまりガチャに頼りすぎてゲーム性練ってないやつでもそこそこだが
さらにメディア展開に疎いようなやつが寿命短いんでは
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