「ソーラン節」とは、ニシン漁を扱った北海道・渡島半島の民謡である。
概要
いわゆる「ヤーレンソーラン~」と始まるのが元の曲(関連動画ではミクが歌っている物)で、比較的よく聞くものは、現代風にアレンジした「南中ソーラン」(伊藤多喜雄のTAKIO'S SORAN2。稚内南中学校で風紀を糺すために使われて有名になったことからこの名がある)と、よさこい節とのマッシュアップの「YOSAKOIソーラン」(毎年6月に札幌でYOSAKOIソーラン祭が行われる)である。
ニコニコ動画では「南中ソーラン」をマッシュアップした物が多い模様。
曲の背景
成立は江戸時代と言われる。当時のニシン漁は極寒の北海道日本海側にて行われ、春先とは言え海に転落すればまず助からなかった。このため漁師たちは漁の最中に歌を唱和して力やタイミングを合わせ、同時に漁場を活気づけ、和ませていた。
謡われる歌は沖への漕ぎ出しからの一連の作業に合わせて「船漕ぎ音頭」「網起こし音頭」「沖揚げ音頭」「子叩き音頭」の4パターンが存在し(このうち「船漕ぎ音頭」は状況に合わせてさらに何曲かに分かれる)、そのうち枠網の中に落とし込んだニシンを網で掬い上げる際に謡われる「沖揚げ音頭」が、後年「ソーラン節」として独立したと言われる。即興で謡われる歌詞も多かったため、一般的に知られる歌詞の他にも数々のバリエーションがある。
独特の「♪ヤーレン、ソーラン、ソーラン…」というフレーズは、この沖揚げ作業において、網でニシンを掬い上げる際の掛け声であった。このフレーズ自体には特に意味はない。「やれ、そおら、そおら…」と変換すると、掛け声であることがよく判るのではないだろうか。
なお、現代のニシン漁は定置、または刺し網漁である。北海道石狩方面で現代でも漁は行われているが、日本近海ものは資源量が激減しており、最盛期には100万トンが水揚げされたという漁獲量は、現代では年間200トン程度にとどまるとのこと。詳細はニシンの項に譲るが、現在市場に出回っているものは殆どが輸入品であり、日本近海ものは高級品と化している。
また、「子叩き音頭」(網に産み付けられたカズノコを竹の棒で叩き落とす作業の際に謡われる)は、「いやさか音頭」として同様に独立している。
関連動画
原曲
南中ソーラン
再現MAD
元の踊りについては「南中ソーラン」の項を参照。
映像系MAD
音系MAD
その他
関連コミュ
関連商品
関連項目・タグ
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読み:ソーランブシ
初版作成日: 09/05/23 11:16 ◆ 最終更新日: 11/10/12 00:46
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