ゾウリムシとは、おそらく日本人が人生で一番最初に学ぶ原生生物であり、有名な単細胞生物の一つである。
概要
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17世紀にオランダで発見された。英語ではSlipper animalcule(スリッパ小動物)というが、明治時代にこれを和訳した際、訳者がスリッパを知らず草履と誤訳したためにゾウリムシとなり、現在に至る。
水田や沼などで、バクテリアを餌として生息している。体内にクロレラ(緑藻)を共生させ、光合成産物を得て生きている種もいる。細胞表面に繊毛がたくさん生えており、それを使って水中を移動する。
分裂(無性生殖)によって増殖するが、接合(有性生殖)によって子孫を残すことも可能。
関連動画
ニコニコ動画では、2007年7月1日に投稿された「ゾウリムシの観察」が人気を博し、一時的にブームとなった。
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