タイムコマンドーとは、黄色いオッサンが時を駆けながらウィルス駆除を行うアクションゲームである。
概要
コンピュータルームで突然ウィルスが暴走し、変な電磁波が室内に拡がり、それに飲み込まれた黄色いオッサン(主人公)が様々な時代のバーチャル世界を旅しながらウィルス駆除をしていくゲームである。
ステージは全部で9つ。原始時代から始まり、古代文明、中世、近代戦争、未来へと時代が進んでいく。それぞれのステージの開始時点での攻撃手段は素手のみだが、ステージごとに数種類用意されている武器を入手することで有利に戦闘を進めることが可能になる。やたらクセのある武器だらけで面白い。
1996年という3Dポリゴン黎明期に制作された本作だが、病的なほどに作りこまれた背景、風景、カメラワークおよびキャラクターモーションなどのディティールには眼を見張るものがある。BGMも地味に素晴らしい。
基本的にはシリアスな作風だが、シュールな笑いを誘うシーンも。とくに日本の戦国時代ステージは突っ込みどころが多すぎてやばい(カラテカが側転回避、農民がベトナム風、スモウレスラーが前転しながら突撃、僧侶がタイ風(宙に浮く)、ボスがどうみてもドラゴン、など)。
明らかにアングロサクソンな黄色いオッサンが「イヤッ!ンアッ!」などと叫びながらエセカンフーを繰り出すサマは色々な意味で必見。てか製作者、戦国時代のアレにしても、絶対に日本とか中国とかのこと熟知した上でわざと狙ってやってるだろ。ちなみにこの黄色いオッサンの身体能力はラストステージでインフレします。
関連動画
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関連項目
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