「タシュケントよ。「空色の巡洋艦」と呼ばれてるわ。同志ちゃんもタシュケントを味方にしたいわけ?タシュケントのことを……あっそ。しょうがないわね。」
タシュケント(アズールレーン)とは、STGアプリゲーム『アズールレーン』に登場する、ソ連海軍の嚮導駆逐艦「タシュケント」をモチーフとしたキャラクター(KAN-SEN)である。
タシュケントが練習してるのを見学しに来たの?…あっそ。で、結局見るの?
KAN-SEN名 | |
---|---|
タシュケント SN Ташкент |
|
基本情報 | |
所属 | 北方連合 |
艦種 | 駆逐艦 |
レアリティ | SSR |
CV | 井澤詩織 |
イラスト | KIn |
艦歴 | |
国籍 | ロシア(ソビエト連邦) |
出身地 | イタリア トスカーナ州リヴォルノ |
造船所 | OTO社リヴォルノ造船所 |
艦級 | I型(20号計画型)駆逐艦 |
進水日 | 1937年12月28日 |
就役 | 1939年-1942年(ソ連軍) |
最期 | 1942年7月2日(ドイツ軍の空爆で大破着底、放棄。戦後に解体) |
備考 | |
サディア生まれの、北方連合所属の駆逐艦。 世界有数の速力を誇り、大型な艦体から「空色の巡洋艦」と呼ばれていた。 根は良い子だが、いつもちょこっとだけ不機嫌な表情をしている。
タシュケントは、2020年2月27日に開催されたイベント「凍絶の北海」にて、期間限定建造で実装されたKAN-SEN。
タシュケントを見てて楽しいわけ?……あっそ。好きにしなさい
萌え袖、紫髪、一見ロリっぽいが着込んだ服からのぞく結構ムチッとした太ももなど、魅力ポイントは多い。ちょっと鉄血勢を思わせる艤装も気になるところ。
性格面は結構生意気。なにかと「あっそ」とそっけないフリをしては、指揮官につっけんどんな態度を取る。指揮官の事は「同志ちゃん」という、親しみを込めたんだか込めてないんだかよくわからない呼び方をしてくる。負けず嫌い度も相当のもの、下記のル・ファンタスク級への対抗意識を始め、自分がナンバーワンであることにこだわる。
そんな彼女も、親密度が上がれば次第に「同志ちゃん」への好意を隠さなくなってくる。「ラブ」まで行けば「好き」とはっきり言ってくれる。
実装と同時に監獄(演習?)着せ替え「解かされし巡洋艦」も用意されている。髪型をポニーテールにした刑務官風スタイルだが、どういうわけが自分が囚われてしまっている。どうも、チョコに一服盛られた上で、饅頭たちに緊縛された模様。
後ろ手に縛られて正座させられた姿に唆るものを感じてしまういけない指揮官は、ショップにいらっしゃいにゃ。
また、中の人絡みで某黎明卿が公式ツイッターのリプライでうごめいていたりする。
ボコってやるよ!Ура(ウラー)!
スキル1:空色の氷結兵装
戦闘開始時、自身の火力が4.0(MAX10.0)%アップし、敵の速力を低下させる弾幕を発射するオプション「特殊氷結兵装・スネジーンカ」を呼び出す。オプションは20(MAX50)秒間存在する(弾幕ダメージと持続時間はスキルレベルによる)。自身が戦闘で敵を撃破した場合、自身の火力が0.5(MAX2.0)%アップ(最大5回まで)
スキル2:火力投射指示
戦闘開始時、北方連合主砲を装備している北方連合所属駆逐艦の主砲枠・装備補正が4.0(MAX10.0)%アップし、命中が5.0(MAX15.0)%アップする
SSRだけあって、雷装を除く各ステータスは高い。特に火力と耐久は駆逐艦としては最強クラス。全弾発射もSSR駆逐としては珍しく魚雷弾幕を伴わないもので、ひたすら火力でガンガン押していく戦法を取ることになる。
一方で速力も速く、アイリス(ヴィシア)のル・ファンタスク級に匹敵する。ただし、彼女らには勝てないため、そのへんタシュケント自身は気に入らないのか、艦隊を組ませて出撃すると専用セリフで対抗心をむき出しにしてくる。
スキル1はいわばシューティングゲームではおなじみの攻撃オプションがタシュケント自身に付いてくる。自分で敵を撃破すれば、さらに火力ボーナスが付く。
スキル2は「北方連合製の主砲」を装備した「北方連合の」駆逐艦という限定条件で、主砲の装備補正と命中をアップしてくれる。
タシュケントはサディア生まれだから、サディアの料理は詳しいわ。ま、北方連合の子たちの口に合うかどうかは別だけど
タシュケント(ソビエト連邦の一員であるウズベキスタンの首都名が由来)は、ソ連海軍が1930年代の建艦競争のさなかで、駆逐艦部隊を率いる嚮導駆逐艦を整備するためにイタリアに発注して作らせた艦である。
イタリアのOTO社(オート・メラーラ社)で起工されたタシュケントは、1939年5月6日に竣工。同年10月にはオデッサへ回航され、ソ連軍に引き渡された。なお、ソ連軍としては自前で同型艦を建造する計画だったのだが、イタリア式の建艦や部品製造のノウハウ再現が困難であることが分かってきた。これら技術的問題を含む諸事情によって計画は撤回され、日本の島風のような「1艦限りのプロトタイプ」となった。
タシュケントは、日本で言えば軽巡洋艦夕張ぐらいのサイズがあり、青く塗られた艦の色から「олубой крейсер(ガルボーイ・クリェーイスィル:空色の巡洋艦)」と呼ばれた。
黒海艦隊に配属されたタシュケントは、1941年の独ソ戦開始によってオデッサやセヴァストポリといった黒海沿岸の主要拠点を防衛する戦いに身を投じることになる。
同年秋には極東への輸送船団を護衛する任務につき、同船団がボスポラス海峡を抜けるのを支援した。セヴァストポリを巡る防衛戦では、海兵隊の上陸作戦で兵を陸まで送り届け、そして、艦砲射撃で援護する。こんな彼女の活躍は、兵たちや船乗りたちの間で「空色の巡洋艦」の英雄譚として語られるようになった。
1942年6月にはセヴァストポリを脱出し、南ロシアのノヴォロシースクを目指す撤退作戦の殿を務めた。この時、86機のドイツ軍機が襲いかかり、336発の爆弾を落としたが、タシュケントは巧みにこれらを回避してみせた。だが、至近弾の被害での浸水は避けられず、第1缶室が水没する事態に陥りながらも、彼女は任務を達成してみせた。これによって乗組員たちは称賛され、指揮官はレーニン勲章を授与することになった。
だが、最期はあっけなくやってきた。同年7月2日、警戒網をかいくぐってやってきたドイツ軍のJu88爆撃機によって2発の命中弾を受け、停泊中だったタシュケントは港内に着底してしまった。1944年に引き揚げられたものの修理は断念され、戦後の1946年から1948年にかけて解体された。
関連動画?面白そうなものとかない?
関連静画よ。持ってきたのはタシュケントだけど、別に感謝しなくてもいいわ
関連項目…タシュケントにも見せて。…あっそ。で?食べ物とかないの?
- 2
- 0pt