概要
タヌキインパクトとは、『とびだせ どうぶつの森』で発生するテロである。引っ越しテロ、たぬきテロなどの呼び名がある。
とびだせ どうぶつの森において、地面に貼ったマイデザインや花、低木を含む木々、地面に置いた物、地面に埋めた物がとりはらわれて建設予定地が建つ現象。予定地が建てられたというのは近々村に新しい住人が来るという嬉しい事である。
しかしよく考えてほしい。予定地が建つ際に、とりはらわれたのが時間をかけて地面にマイデザインを貼って作った道、交配によって咲いた珍しい色の花、特産品以外のフルーツやおいしいフルーツ、地面に置いたり埋めといた非売品や貴重品とかだったらショックは相当でかいだろう。マイデザインが潰されたなら時間がかかるものの周辺のマイデザインを貼り直して道を作り直せば良いが、花やアイテム、フルーツは完全に消されてしまう。発売当初の頃からユーザーの悲鳴の声が様々なサイトで見られた。なお、現在は仕様が変更され改善されている(後述)。
この現象名の「タヌキ」の由来は、今作でたぬきちが不動産屋を経営してるため。
対策
まずサブキャラを作って予定地が無いか村を見回り、気に入らない場所に予定地があった場合はリセットする。そして再びサブキャラを作って村を見回り… これを繰り返すことでいずれ納得する場所に予定地が建つ。ただ場合によっては納得する場所に予定地が建つまでに何時間もかかる場合がある。そもそもこれを毎日やるとしたらかなり面倒くさい。そもそもプレイヤーが最大数の4人いた場合実行できない。
建てられたくない場所の近くに公共事業を置くことで防ぐことは可能。予定地が建つには5×5マスの正方形+玄関側に縦1マス×横3マス=28マス分必要となる。これを公共事業の設置によって予定地が建つスペースをなくし、タヌキインパクトを防ぐ事が出来る。ただし公共事業は金がかかり、一日一個しか作れない(撤去するのも同様に一日一個)。また、設置できる公共事業は最大30個(カフェと交番を除く)までなので上限に気を付けなければならない。さらに引っ越すスペースがないにも関わらず住人が引っ越してくると、家が無く住人が姿を現すのが完成式典などの特定のイベントしかない幽霊住人状態になってしまう。
その後
しかし、発売から4年が経過した2016年11月2日に実施された『とびだせ どうぶつの森』の大規模アップデートにより、事態は大きく急変した。
なんとアップデートにより、マイデザインを敷いた箇所には建設予定地が作られないという仕様に変更されたのである。これにより、タヌキインパクトに日々怯えながら暮らしたり、公共事業を駆使してガードに励んでいた村長たちにとっては大きな朗報となった。(なお、玄関部分の飛び出している1マスは考慮されない。)
ただし、マイデザインを敷き詰めて村内に1つも3✕3マスの空き地が存在しない場合は、以前と同じようにマイデザインを無視してタヌキインパクトされるので注意。また、地面に置いているアイテムや花にはガードの効果はないため、これまで通り警戒する必要がある。
この仕様を利用して、家を建ててほしい箇所以外の空き地をマイデザインで埋める事を繰り返せば、好きなように住民の家を配置する事も可能である。
一応大事な事
この現象のせいでたぬきちが悪者のように扱われたりするがよく思い出してほしい。プレイヤーが家を建てる時に家の場所はプレイヤーが選ぶため、立地を選んでるのは引っ越してくる住人の可能性があり、たぬきちはそれに従っただけという可能性がある。そのため一概にたぬきちが悪いとは言い切れない。また、プレイヤーが家を建てる場所に取り壊す必要のある物があれば「それをどけて問題なければ建てられる」という趣旨の発言をする事から何も考えずに家を建てるわけではない。
しかし、家の建設にたぬきちが関わってるのは間違いないのだが…
続編では
Nintendo Switchで発売される「あつまれ どうぶつの森」では、新しい住人を島に呼び込む際、住宅の建設予定地をプレイヤーが自由に決められるようになった。これにより、数多のプレイヤーを悩ませてきたタヌキインパクトがついに消滅することとなった。
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関連項目
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