単語記事: タミフル

編集
医学記事 ニコニコ大百科 : 医学記事
※ご自身の健康問題に関しては、専門の医療機関に相談してください。

タミフルとは、抗ウイルスの一つである。

曖昧さ回避

タミフルの概要

タミフルインフルエンザの治療英語[Tamiflu]と書く。
なお、タミフルは商品名であり正しくは「オセルタミビル」と呼ばれる。

2005年日本国内で用した未成年者に幻覚症状やそれに伴う奇行が確認され、タミフル副作用によるものではないかと問題となった。このことから、人間、特に未成年者異常奮状態に誘うドラッグのようなイメージが広まってしまった。

その後の日本小児科学会などの調では、タミフルと奇行との関連性は実はどないとの結果が出ている(こちらなどを参照)が、イメージ払拭には至らず現行の扱いとなる。実際、こういった経系の症状はもともとインフルエンザ自体の症状として知られていたものである。

ニコニコ動画内では(タミフルによって奇行が誘発されるというイメージから)に理解不動画タグとして付けられることが多い。また、動画に登場する人物・キャラクターが奇行に走った際のコメントとしても用いられる。テンションが上がりすぎて周囲を引かせてしまう人物の言動を「タミフる」と表現するなど、動詞としての活用も見られる。

また、インフルエンザに関してはワクチンに関するデマもまたネット上でかなり広まっており、それがタミフルと結びついて更に悪質な意見も出てしまっている。タミフルとワクチンは医者と製会社の稼ぎ的=陰謀だ!みたいな…。

そういうデマを発信する人たちは、たいていが自然と称される人たちで、医学自体に嫌悪感を持っている人たちが多い。子宮頸がんワクチンを止しようと企んでる人たちとかね。

タミフルの効果

ウイルス増殖の仕組みは、簡単に言えば
1)体内へ侵入してきたウイルスが宿細胞へ吸着・侵入・脱外殻
2)DNAとして宿細胞核へ組み込まれる
3)核内で転写後、ウイルスRNAは宿細胞から遊離して体内へ送られる
となる。

タミフルリレンザはこの最後の3段階を阻するのが的であるが、その効果があるのが発症から48時間以内とされている。なお、48時間以降に関しては既に宿細胞から遊離してしまったモノがある為に有効とは言い難い。

タミフルは万ではないことはすでに知られている。以下、コクランレビュー(ものすごい信頼性がある研究まとめ)より抜

1) タミフルにより、症状が善するのは事実

2) ただし、インフルエンザの発症期間を0.7日短くする程度で、未成年では発症期間短縮効果はない

3) インフルエンザになってタミフルを内しても、肺炎や脳炎合併のリスクは下がらない

4) いわゆる季節性インフルエンザになっても、健常人であればタミフルを積極的に飲む必要はない。高齢者や免疫不全の人、新型インフルエンザでは飲んだほうが有益

4) タミフル予防的投与では4~5%確率で嘔吐の副作用が、1%確率異常行動のリスクが有り推奨出来ない。

5) タミフルによる小児の異常行動のリスク全には否定出来ない。特に10歳以上に処方するときは、親が監視することを義務付けるべき。

タミフル普及の実情

タミフルの普及は、一時期あった『新型インフルエンザに対する備え』の問題で、インフルエンザに効果があるとされるタミフルの備蓄量が少なかった為、マスコミと有識者が認可を急がせるように世論を動かした実績がある。

タミフルの処方頻度は日本がずば抜けて多く、かつて予防的投与が当たり前に行われていたため、タミフル耐性のインフルエンザというのもじわじわと広がってきている

生物質や抗ウイルスは必要なときにガッツリと短期間で使い切るのが則だが、日本医者でそういう発想の人はまだ少ない。

タミフル関係の医療訴訟について

2005年頃よりタミフルを飲んだあとに異常行動を起こし死亡例などが報告されているが、タミフルが原因ではないかとの遺族の怒りがきっかけとなり、や製会社を相手とした訴訟が多数起こされた。

2016年8月現在、ほぼ全ての訴訟で「タミフル異常行動の因果関係は認められない」との理由で遺族側が敗訴している。一部遺族が最高裁に上告しているため現在でも係争中だが、10歳未満のケースでは因果関係を摘することが現在でもど出来ておらず、因果関係を全には否定できていない10歳以上に対してもかなり厳しい評価を受けているのが現状だろう。

裁判所は、以前は被者を救済する的もあったのだろうが、医学的根拠を視して被者側に有利な判決を出すことが多く医療側から非常に不満が強かった。だが、今回の訴訟で医学的根拠をもとに判決を出している点からみるに、やっと裁判所が医学への理解を示し始めた、と言えるだろう。

タミフルの関連動画

ニコニコ動画などネットカルチャーにおける「タミフル」のイメージは、しばしばキーボードクラッシャーとその動画に代表される。以下はその一例。

検索で出てきた一番古い動画。 実際はタミフルとはまったく関係ない。

タミフルの関連タグ・リンク

 


【スポンサーリンク】

携帯版URL:
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%BF%E3%83%9F%E3%83%95%E3%83%AB
ページ番号: 91096 リビジョン番号: 2389986
読み:タミフル
初版作成日: 08/05/18 22:05 ◆ 最終更新日: 16/08/02 13:09
編集内容についての説明/コメント: 追加
記事編集 / 編集履歴を閲覧

この記事の掲示板に最近描かれたお絵カキコ

お絵カキコがありません

この記事の掲示板に最近投稿されたピコカキコ

ピコカキコがありません

タミフルについて語るスレ

126 : 削除しました :削除しました ID: ADs5d7lJKU
削除しました
127 : ななしのよっしん :2016/02/01(月) 23:03:42 ID: T09oNPlbjl
というよりは、『トンデモ』と称される医師らの暗躍が大きい。
有名ドコロだと六郎
は危険的な本を書きまくってるから、読んだことある人もいるんじゃないか?

彼のは『エボラはアメリカが創りだした病気』『インフルエンザワクチンは効果なし』『子宮頸がんワクチンは危険』などなど。
まともな医学教育を受けた医者なら『ねーよwww』と一蹴しちゃうようなトンデモ発言が非常に多い。

どんなにもメリットデメリットがあるけど、大なメリット視してひたすらにデメリットを誇するのが彼らの常套手段。
物凄く稀な副作用でも、あたかも飲んだ人が全部影を受けるみたいな気な顔してしちゃうんだよね。

そいつらが必死タミフルって言葉を創りだして、被者団体立ち上げて…というのが未だに続く構図。
因果関係がほぼ否定されてるのにH23年まで被者団体が活動してたからな…
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
128 : ななしのよっしん :2016/02/08(月) 13:02:39 ID: A/i0nCRqBm
インフルワクチンは割と意見分かれるって聞くけど、タミフルに関しては風評被害の面が大きい感じはあるな
関係の相関は明し辛い
風評被害者はステロイド系の塗りとの二大巨的な印
129 : ななしのよっしん :2016/02/08(月) 21:04:55 ID: T09oNPlbjl
インフルワクチンは色々と研究されての意見の相違。
元々感染が弱めな成人に打つ必要性とか、小児への有効性とか。

それでも打ったほうがいいって医者が多いけど、副作用の方が極端に気になる人は別にいいんじゃね?位で。
ワクチン最先端アメリカでも任意接種だし。

インフルワクチンを打つなって宣伝してるサイトの悪質なデマ厚労省が効かないと認めた、とかWHOも効果なしと発表したなどなど)やホメオパシーとズブズブな医者の書いた本に騙されてる人はだいぶ減ったとは思うけど。


タミフルはだいぶ風評被害減った印があるけど一番酷い時は本当にやばかったね。
130 : ななしのよっしん :2016/02/08(月) 21:07:17 ID: T09oNPlbjl
アトピーステロイド軟膏を使うかどうかは皮膚科学会でも揉めるテーマ
アトピーにはステロイド軟膏がファーストチョイスで実際症状緩和に大きく効果があるんだけど、『ステロイドを使うとアトピーが悪化する』としてる皮膚科医がいて論文が出てたりする。

これ部分的には正しいと思う。
ステロイド軟膏の副作用で皮膚が薄くなる、感染しやすいことがあって、アトピーの症状緩和効果よりもそっちのほうが大きくなる人が稀にいるはずだからね。

ただあくまで少数の例に対してであって実際はステロイドがきちんと効果を出してくれる。
それなのに反ステロイド系の皮膚科医はステロイド全否定だからややこしい。

挙句、論文を恣意的解釈したり(twitterまとめに某小児科医の実例あり)、製会社やの陰謀と言い出したりしてるというね。
131 : ななしのよっしん :2016/02/08(月) 21:09:06 ID: T09oNPlbjl
『極端な意見を出す医者ほど信頼するな。まともな臨床経験、勉強をせずに口だけ達者になった医者だから』

ってのを記憶しておくと、医者を見分けるのにとても良いと思うよ。
132 : ななしのよっしん :2016/02/23(火) 08:26:30 ID: jKQsfxiV/e
インフルエンザの症状もあいまって
タミフルの効果で夢と現実の狭間に落ちる感覚なんだよ
実際友人のは、悪夢を見てそのまま二階から飛び降りた
折で済んだけど、夢遊病みたいな感じだったらしい
133 : ななしのよっしん :2016/06/25(土) 22:16:50 ID: kl+zQmPDy2
長いけど10年以上前にタミフル用した時の事書くわ
処方された時期はタミフルがまだ新って感じの扱いで、安全性とかの評価も今一つ定まらない頃だったと思う
病院の出した投示を見た薬剤師さんが病院に問い合わせたり、新でまだ安全性が定かじゃないんです々を何度も説明してくれた
が、高熱があったので割と聞き逃したw
取りあえずインフルはじき事に治ったし可笑しな幻覚も見なかったのでしで薬剤師さんの注意もすぐ忘れた

ただ治った直後おかしいと思った事はあった

何故か情緒が不安定になったのよ
特に怒りの感情コントロールがうまくいかない
怒りっぽくなった、なんと言うか怒りゲージが溜まりやすい状態っつーのかな
怒りで視界がブレることなんてそれまでの人生かったし、しかも何年も前の経験の思い出し怒りでこうなったから割と異常だと思う
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
134 : ななしのよっしん :2016/07/31(日) 14:48:10 ID: HcNEbaCerR
>>133
そういう個人の体験談も大切っちゃ大切だけど、素人はタミフルのせいかインフルエンザのせいかの因果関係を判断できないし、ここに書き込むより医者に伝えたほうがいい
まあ、10年以上も前の古い記憶は観によるバイアス事実誤認でアテにならんから思い出すだけ
135 : ななしのよっしん :2016/08/02(火) 12:53:14 ID: T09oNPlbjl
タミフル関係の訴訟ってまだ継続してる案件が結構多いのね
いずれも地裁+高裁で因果関係しと摘されて敗訴、納得行かない遺族が上告してる状態

似たような案件だったイレッサ訴訟は既に原告敗訴で終了してるけど、タミフルのほうは長く続いてるね
  JASRAC許諾番号: 9011622001Y31015