タラ・ストロング(Tara Strong)とは、アメリカ合衆国の女優、声優、歌手、元:子役である。本名はタラ・リン・シャレンドフ (Tara Lynn Charendoff)。旧名にタラ・シャレンドフ (Tara Charendoff)がある。
概要
1973年2月12日生まれ、カナダのトロント出身。カナダ・ユダヤ系アメリカ人(帰化市民)で菜食主義者。4歳の時から演技を学び、1986年にプロとしてデビュー。
2000年に俳優・声優・実業家のグレイグ・ストロングと結婚。夫の希望で芸名をタラ・ストロングに改名。子供が2人いる。同業者のクリー・サマーとは子供の頃からの友人。
インタビューで「実写作品にも出たいけど、声優の仕事でスケジュールが埋まってるから」と述べている。
北米産の複数の有名アニメーションで主役級キャラクターを務めるなどの実績がある。また、数多くの日本産のアニメおよびゲームの英語版ローカライゼーションの際にも活躍している。
主な出演作品
※主役、あるいはメインキャラクターの一員である場合は太字としています
アニメ
- 宇宙の騎士テッカマンブレードII(ユミ・フランソワ/テッカマンイーベル)
- Oops!フェアリーペアレンツ(ティミー・ターナー)
- キム・ポッシブル(ジョス・ポッシブル)
- KND ハチャメチャ大作戦(サリー・サンバン)
- サンリオ・アニメ世界名作劇場(ハローキティ)
- ジャスティス・リーグ(クイーン)
- 千と千尋の神隠し(坊)
- ティーン・タイタンズ(レイヴン)
- トランスフォーマーアニメイテッド(サリィ・サムダック、スロー・モー、カーリー、ダニエル、他)
- バットマン(バーバラ・ゴードン / バットガール(2代目))
- パワーパフガールズ(バブルス)
- ファミリー・ガイ(メグ・グリフィンの歌声、他)
- フォスターズ・ホーム(テレンス)
- ベン10(ベン・テニスン)
- My Little Pony: Friendship is Magic(トワイライトスパークル)(台詞部分。劇中に歌唱シーンがよく登場する作品だが、歌の部分は別の声優「Rebecca Shoichet」が担当している。)
- もののけ姫(カヤ)
- リトル・マーメイドII Return to The Sea(メロディ)
- リロ・アンド・スティッチシリーズ(エンジェル)
ゲーム
- アーマード・コアⅤ(フラン)
- killer7(楓墨州)
- キングダム ハーツII(リュック)
- ぐるみん(モスビー、クリーム、トカロン)
- The Wonderful 101(ワンダ・ピンク)
- テイルズ オブ シンフォニア(プレセア・コンバティール、コリン)
- テイルズ オブ シンフォニア -ラタトスクの騎士-(ジーニアス、プレセア・コンバティール)
- テイルズ オブ レジェンディア(ノーマ・ビアッティ)
- NINJA GAIDENシリーズ(レイチェル)
- ファイナルファンタジーX(リュック)
- ファイナルファンタジーX-2(リュック)
- ブルードラゴン(クルック)
- メタルギアソリッド ポータブル OPS(ウルスラ、エルザ)
- メタルギアソリッド ピースウォーカー(パス・オルテガ・アンドラーデ)
- ラ・ピュセル 光の聖女伝説(ショコラ隊、女神ポワトリーヌ)
- ロストオデッセイ(セス・バルモア)
- ロリポップチェーンソー(ジュリエット・スターリング)
実写映画
- コミックブック・ザ・ムービー(ホテルのメイドの声)
- サブリナ 麗しの魔女 in グレートバリアリーフの休日(グエン)
- サブリナ 麗しの魔女 in ローマの休日(グエン)
- ナショナル・ランプーン/ホワイトハウスを乗っ取れ!(カーラ・モーガン)
- HELP!おたすけエイリアンズ(ルラの声)
テレビドラマ
その他
人物・エピソード
結構ノリのいい人らしく、ファンを困惑させる楽しませるのも好きなようだ。
コスプレ
2012年には「マイリトルポニー」というアニメのファンイベントにおいて、自らが演じた同作の主人公キャラクター「トワイライトスパークル」のコスプレで登場するというドッキリを披露した。
「トワイライトスパークル」は「紫色の体色・髪をしており、髪にはピンクのメッシュが入っているユニコーン」という結構派手なキャラクターである。それを彼女がウィッグとドレスとメイクで擬人化的に再現したコスプレも、なかなかパンチの効いたものになっていた。
そんな格好をした彼女がいきなり登場した際には、ファンたちの反応もざわついたものになっていたらしい。子供が集まるイベントと言うよりは、「My Little Pony: Friendship is Magic」が大好きな「大きいお友達」である「ブロニー」の交流会であったため、純粋な歓声より驚きや戸惑いが先に立ったのかもしれない。彼女はそんな、戸惑いつつワンテンポ遅れて反応するブロニーたちを見てニヤニヤ大変楽しんだという。
このようにファンをおちょくる行為は自身のTwitterでも盛んに行っている。子供向け番組の声優をたくさん努めている割になんというかセクシー路線重視らしく、色っぽい発言と絡めたネタを発信することも多い。日本の声優に例えるとたかはし智秋みたいな感じの人なんだろうか。
ネタ発言の例:
既にTwitterからは削除されてしまっているが、過去にはこのような発言もあったらしい。
制作会社のえらい人から怒られたりしないのだろうか?
これらの「トワイライトスパークル」の画像は「ブロニー」たちによって描かれ、創作サイト「deviantART」などにアップロードされたものを見つけてきていると思われる。ファンによる二次創作画像を公式の声優が見つけてきてファンをおちょくるのに使っているわけで、ファンと制作者との意外な距離の近さを示すよい例と言えなくもない。
関連動画
関連項目
外部リンク
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