ターヤ・トゥルネンとは、フィンランド共和国東スオミ州北カレリア県キテー出身のソプラノ歌手。
あくまで彼女はリート歌手であり、オペラ歌手でないことに留意したい。
概要
元ナイトウィッシュのヴォーカル。幼少期はポピュラー音楽を愛好していた。歌の才能に気づいた教師から「君は第二のホイットニー・ヒューストンになれる」などと絶賛されたが、結局はクラシック音楽へ転向。
シベリウス音楽院で音楽を学び、在学中での活動を経てツォーマス・ホロパイネンに誘われてナイトウィッシュを結成、翌1998年に『エンジェルズ・フォール・ファースト』でレコード・デビュー。
ナイトウィッシュ在籍時もカールスルーエ音楽大学に入学したり、様々なアーティストのアルバムに参加したり、クラシックコンサートを開いたり、2003年にはフィンランドの独立記念日にタルヤ・ハロネン大統領(当時)主催で催されたパーティに招かれるなど、様々な形で活躍していた。
しかし、2005年10月、ターヤはナイトウィッシュを解雇される。現在もナイトウィッシュ側がディスソングとしか思えない楽曲を発表するなど、影を落とすこの騒動の詳細についてはファンサイトなどにくわしい。
ソロに専念することになった現在は各国でコンサートツアーを慣行、ソロアルバムをリリースするなど活発な活動を行っている。
ナイトウィッシュ時代は本格的なクラシック唱法を用いることで女性ヴォーカルのメタルシーンに大きな影響を与えた。例えば、Epicaのシモーネ・シモンズはターヤ時代のナイトウィッシュが声楽を習うきっかけとなったと公言している。現在もシンフォニックメタルやゴシックメタルにクラシック唱法を用いる女性が増えたのも彼女がいたからこそだろう。
実質、初となるオリジナルソロアルバムはこれまでの集大成とも言えるアルバムで、かなり聴き応えがある。が、「I Walk Alone」のPVでは誰もが目を疑う衣装を纏い、ニコニコメタルファンに「どうしターヤ?」タグをつけられた。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
ターヤ・トゥルネンに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 1
- 0pt