ダイアボリコ(Diabolico)とは、アメリカ合衆国の特撮テレビドラマ『パワーレンジャー・ライトスピードレスキュー』に登場する架空の人物である。
『救急戦隊ゴーゴーファイブ』に登場する冥王ジルフィーザを原典とする。
概要
第1話『ライトスピード 出動!』から登場。5000年前に偉大な魔術師によって封印されたデーモン軍団の司令官。クイーン・バンシーラより授かったスターパワーを胸に持つ。槍が武器。部下のローカイとは親友の間柄。クイーンの息子インパスを自身の地位を脅かす者として嫌う。弱点は水。
本編以前にパワーレンジャーの司令官、キャプテン・ミッチェルが交通事故に巻き込まれた際に彼の息子ライアン・ミッチェルを拉致。彼には「父は妹可愛さにお前を見捨てた」と教えて悪の戦士として育てた。どうやって封印から抜け出たのかは不明。
劇中での活躍
デーモンたちが封印され5000年の後、旅人が偶然にも封印といたことにより復活。海辺の街マリナーベイ(5000年前まではデーモンの城があった街)を制圧し、再びデーモンの城を築かんとする。
しかし、パワーレンジャーによって作戦はことごとく失敗。育てたライアンにも裏切られ、クイーン・バンシーラから「今度こそ失敗は許さない」と宣告される。最後の部下であるデーモン3戦士を出撃させるがパワーレンジャーに倒され、自身も巨大化して戦うものの敗れ、命を落とす。
彼の死後、デーモンの司令官はインパスが成長したオリンピアスが就任するが、彼が自身の保身を図ってローカイ・バイプラの2大幹部を暗殺しようとする。難を逃れたバイプラたちはオリンピアスへの復讐のために彼に対抗できる存在としてダイアボリコを死の世界から呼び戻す。復活した彼はオリンピアスと反目しながらパワーレンジャーと戦い続ける。
クイーン・バンシーラの完全復活の直後、ローカイから友情の証として胸飾りを貰う。その直後、パワーレンジゃー抹殺に出撃するローカイを見送ったバンシーラが「部下など消耗品」と発言したことを聞き、クイーンの指揮に疑問を持つ。
ローカイとパワーレンジャーの戦いに応援に現れるがその際にクイーンから「ローカイごとパワーレンジャーを倒せ」と命じられ「自分はゲームの駒ではない」と反抗するが、彼女に操られてローカイを自ら手で殺害してしまう。
これが原因で激怒しクイーンとの決別を宣言。しかし、クイーンの魔力には太刀打ちできず、クイーンの力で炎に包まれてしまう。仲間を助けるためにやってきたレッドレンジャー・カーターにクイーンの弱点を教えた。
カーターがクイーンを倒したことから難を逃れるが、オリンピアスと遭遇。激しい戦いの結果、彼に捉えられ、クイーンの魔力でオリンピアスの操り人形にされてしまう。そして、カーターの説得で心を取り戻し、カーターから共闘を申し込まれて承諾するもオリンピアスからを彼を庇って重症を負い、オリンピアスともどもクイーンの操り人形として巨大モンスターに変えられてしまい、パワーレンジャーとの総力戦の結果し消滅した。
戦力を失ったクイーンは影の世界から死んだモンスターを復活させる儀式を行うが、パワーレンジャーの妨害で儀式は失敗。影の世界に落ちてしまう、クイーンはカーターを道連れにしようと触手を伸ばすが、そこに影の世界からダイアボリコが現れてクイーンを攻撃し、カーターを助けた。
名台詞
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関連項目
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