ダイナミックドクターとは、テレビアニメ『DYNAMIC CHORD』に登場した町医者である。
ダイナミックドクターの名前(?)は視聴者が便宜上勝手につけた呼称でキャラクター名は不明。
クレジット上は「医者」とだけ表記されており、声の担当は矢野龍太。
いわゆる典型的な概要だな
バンドアニメにして極端なまでのクオリティの低さで話題になった『DYNAMIC CHORD』の第4話にのみ登場するゲストキャラクター。
恰幅の良い体型に茶色のスーツを着込んで、卵型の頭、口ひげと、デヴィッド・スーシェ演ずる『名探偵ポワロ』(もしくはNHKアニメ『アガサ・クリスティーの名探偵ポワロとマープル』のポワロ)のエルキュール・ポワロを思わせる風貌から『実はDYNAMIC CHORDはアガサ・クリスティの原作だった』『世界名作劇場ダイナミックコード』『異世界ドクター』などと突っ込まれている。
21世紀の時代に往診を行っている、額帯鏡と聴診器を鞄に入れていることなどから、おそらく専門は耳鼻科ないし内科と思われるが、そのあまりに時代錯誤な風貌から「実は20世紀からタイムトラベルでもしてきたんじゃないのか?」とも言われている。
冒頭の時点で八雲の愛猫ニャン吉がやたらとデブっていたりと既におかしさ満点で始まるこの話は、オムライスやパエリアが必要以上に大きい、作りかけのステーキが油乗りすぎ、新幹線か?と思うぐらい在来線の普通列車が早く過ぎ去る、運転中のタイヤが明らかに止まってる、車のシートベルトが天井から出てきている、9分43秒付近のY字路の書き方が変、←→の矢印だけの情報量がまるでない標識が登場する、神社の鳥居がやけにデカイ、お前らちゃんと教習所出たのか?と言わんばかりの車の置き方etc、といった風に、とにかく何時もの如く突っ込みどころ満載のまま話が進む。
一応のストーリーとしては、オッドアイのボーカリストレオンが極度のスランプに陥ってしまい、それを重く見たメンバーは都会から離れた郊外の自然溢れるログハウスで合宿をすることに・・・というもの。
その後、番組開始から16分経ったところで、この医者の愛車が登場し、直後に本人が登場する。
車種は年代もののオースチンA35と国内ではまずお目にかかれないクラシックカーマニアが泣いて喜ぶ珍車、見た目は刑事コロンボかと言いたくなるようなフェンダーミラーの古めかしいデザインである。
但し、バンドメンバーとは違って一応バック駐車。(でも置き方はダイナミック)
そこで、彼はレオンに対して
との診断を下す。
睡眠と栄養をしっかり摂れば、まあすぐによくなるでしょう、と静養を命じるのだった。
なお、この医者のセリフはわずかにこの2言だけである。
ほかのメンバーや友人たちが精神的なスランプを疑ったのとは対照的に、実際には単なる肉体疲労だったのだ。
その後、ダイナミックな暴走運転で彼はメンバーの元を去るのであった。
動画と笑いをしっかり摂ればまあ、すぐによくなるでしょう。
関連コミュニティ・チャンネル
関連項目
- 8
- 0pt