ダチョウ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール又はフレンズ(動物が女の子の姿をした擬人化キャラクター)である。
CV:佐藤朱(ネクソンアプリ版)、柚木涼香(けものフレンズ3)
概要
「むむっ!見えてきました……。あなたには大きな力が必要なようです。キック力が強靱で、背の高き者の姿……。この条件を満たすのは、な、なんとわたしっ!と、いうことでよろしくお願いします。わたし、見習い占い師でこのタマゴは水晶代わりなんです。」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
現在生息している鳥の中で最大の動物・ダチョウのフレンズ。時速60㎞ものスピードで疾走し、キックの威力は4.8トンにも達するという。また、自身の脳みそよりも片方の目玉の方が重い事でも有名。愛嬌ある顔つきや家畜・競技用動物・抗体など現在に至るまで人類との関係が深い鳥でもある。
ジャパリパーク内で占い屋を営む見習い占い師。占いは当たると評判で広く知られており、パーク中からフレンズが占ってもらうべく訪れる。占いアイテムとして水晶玉……の代用としてタマゴ(ダチョウの卵は長径11㎝にもなる大きさを誇る)を使用する。占いはタマゴに未来の光景が映るという形で行われ、その光景を依頼人の望みに沿って助言という形で抽象的に告げられる。一体何処から占いの技術を身に付けたのかは不明。
様々な性格のフレンズと応対する職業上の関係か、冷静で丁寧語口調でやり取りを行う。自分の実力に自信を持つと共にプロ意識も備える。客商売なため観察眼は鋭い。占いに入ると何も見えなくなり(トランス状態になっているのかも)セルリアンが攻めて来ても無防備となる。
フレンズ化した事で何よりも知能がアップ!代わりに大きさは女性サイズにまで縮小した。
外見
ミステリアスな雰囲気を持った外見。ダチョウの羽毛を思わせるクリーム色のロングヘアーにアラビアンな飾りを付け、頭部側面からは白黒2色の翼が生えている。フレンズ前と同じく空は飛べず、他の鳥系フレンズと比較して翼のサイズは小さい。瞳の色は灰色がかった青。
紫色のラインが入ったグレー色のノースリーブ服に襟を紫色リボンで留め、大きく膨らんだスカートを着用。タイツの色は茶色。大きくフサフサな尾羽がお尻から生えている。アームカバーには金色のリングが装着してミステリアス感アップ。
デカい事で有名なダチョウの卵はフレンズ化の際に水晶玉代わりの占いアイテムとして再現された。金色に光輝くサマは神秘的な力を宿す事間違いなし。
リデザインの時期は不明だが、けものフレンズぱびりおんでの登場時にはリデザイン版が採用された。
相変わらずのミステリアスな占い師風の雰囲気だが、大きく膨らんだスカートが少し大きくなりタイツの色も薄ピンク色になり、末端がピンクになった白いマフラーが追加され、アームカバーのリングが銀色になったりしている。
髪色も白髪にピンクのアクセントといった感じになり、尻尾も少し大きくなっている。なお水晶玉代わりの金色のタマゴはそのまま持っている。なおスカートがやや黄色っぽくなっているのはタマゴの光だと思われる。
ゲームでの扱い(ネクソンアプリ版)
パッション属性(赤)のレアリティレベル3のフレンズとして登場。コストは300・攻撃タイプは近距離・サイズはL。「まったり浮遊部」に属する鳥系フレンズの特徴からは外れる(留鳥)ため、特定グループには属していない。固有スキル「タマゴのお告げは大吉です」は発動から15秒だけ自身の攻撃スピードを25%アップさせる。効果を活用して是非占い通りの大吉を引き寄せよう。
占ってもらいに来たサーバル(5年後に大人になってたらどうなっているか)・オオセンザンコウ(何でも屋の今後の先行き)・コモドドラゴン(プレイヤーと添い遂げられるか)3名の依頼に応え占いに突入。オオセンザンコウに対しては「しばらくは問題無し」「硬くて丸まるお友達(相方のオオアルマジロの事)の無駄遣いに注意」と答え(オオアルマジロの大量購入癖を指している)、コモドドラゴンに対しては「頑張れば添い遂げられるかも」「過ぎたる毒は何者をも遠ざける」と答えた(コモドドラゴンの一途さとヤンデレっぷりを指したと思われる、依頼人は後半の意味は分からなかった)。
最後の依頼人となったサーバルへの占いに突入するが、「結果がどうしてもはっきり見えない」という前代未聞の事態に。どうやっても見えなかったため、サーバルには「5年後もみんな一緒でとても楽しそう」と安心させるための嘘の結果を伝え、後で付き添いで立ち会っていたプレイヤーとミライさんに本当の事とダチョウの推測である「サーバルには困難が付きまとうことになる」「唯一プレイヤーとミライさんの2人ははっきりと見えた」と、「力を合わせればどんな困難でも乗り越えられる」というアドバイスを伝えた。
頼もしい返答をしてその場を去るプレイヤー一行に対し今後の幸運を祈るのだった。
ぱびりおんでの扱い
2019年6月19日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は緑。一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「~さん」と呼ぶ。
後に観察可能になったアメリカレアからは「ダチョウ姉さん」と慕われており、ダチョウからも「レア」と愛称で呼んでいる。ちなみに上記の台詞は発見時のセリフではなくあるけもトークで行われた占い結果の一文であり、ぱびりおんにおけるパークが非常に平和な状態であることが窺える。
こちらでもサーバルやオオセンザンコウ、コモドドラゴンの3名(※オオアルマジロも同席)を占っている他、「おたから」を探すツチノコに対して「宝物はすぐそばにあれど、気付かず。」という占いを出しており、前後の文脈を考慮するとスナネコとツチノコの関係が「おたから」だということだと読み取れる。またけもトークのアイコンに「たまごで占うポーズ」の固有アイコンがある。
元々がダチョウなだけあり、脚力は高く走るのが速い他に、キックで岩を割ったこともある。他のフレンズから「走るのは速かったわよね?」と聞かれて「まあ……速いほうだとは思います。」と自覚もあるようである。ちなみに走行音は「トットットットッ!」という音が用いられている。
アメリカレア共々ライジュウの帯電を近くに居ても感じない様子を見せている。ダチョウの羽根は静電気を帯びにくい性質を持っており、羽箒などとして活用されているためそれが由来だろうか。なおアメリカレアにも似たような性質があるのかもしれないが、その手の記述は発見できなかった。
関連動画
関連静画
関連項目
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