チャナガブルとは、モンスターハンター3に登場する大型モンスターである。別名灯魚竜。
名前の由来はインドの「光があまねく広く照らす」という意味を名に持つ神「ヴィローチャナ」+がつがつ食うことを意味する「ゴブル(gobble)」からか。
概要
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釣りカエルで釣り上げることができたり音爆弾に弱いなどガノトトスの継承者のようなモンスター。
上図の通り、見てくれは巨大なアンコウ。
基本的には実在するアンコウ科の魚に酷似しているが、チョウチンアンコウのイリシウム(誘引突起)に似た突起を持っている(アンコウ科のアンコウと、チョウチンアンコウは、かなり性質の違う魚である)。 さらに怒ると背中から無数のトゲを突き出してくるというハリセンボンのような性質まで兼ね備えている。
海底・水底に生える草(採掘ポイントにもなっている)と酷似したヒゲを持っている。
突起もとい提灯を使ったフラッシュや、擬態時の剥ぎ取り等ゲリョスにも共通している箇所がある(もっともあっちは死んだふり中の剥ぎ取りだが)。部位破壊で閃光を無効化できるところも似ている。ゲリョスとは異なり提灯部分はどの武器でも弱点となる。
生態も実際のアンコウと似ていて、普段は平らな体を活かして海底の泥中に潜り込んでいる。
このとき先述のヒゲだけを、あたかも草であるかのように泥中から伸ばしている。これにつられて草食性のモンスター(エピオスなど)が近寄ってきたところを、一気に泥中から飛び出して捕食する。
生態ムービーでは、水底近くを泳いでいた魚達を目にも止まらぬ速さで飲み込んで、まるで魚達がその場で消えてなくなったかのようなホラーチックな映像をプレイヤーに見せた。
ちなみにチャナガブルはMHP2G以前のガノトトスと違い、同じエリアに2人ハンターがいても釣り上げられる。また発見時でも釣りカエルで釣ることが出来る。よっぽどカエルが好きなのか、怒り状態でも普通に食いついてくる。
ヤマツカミのように吸い込みをしてくる。吸われて噛み砕かれるとヤマツほどではないが大ダメージを食らい、吸い込みに巻き込まれるだけでも水やられになってしまう。
水中では擬態をよくするうえ吸い込みなど攻撃力の高い攻撃をするので陸地の方が有利。だが水没林では水中がよどんでいて見にくいのでチャナガブル自体は強くないと言う意見が多い。闘技場で戦ってみると地形が広いので結構簡単に倒せてしまう。
上位の提灯破壊で入手できる高級提灯玉が出にくいと言うことが有名である。出る確率は部位破壊で14%と攻略本には記されてあるだけで、基本報酬や剥ぎ取り、捕獲では一切手に入らない。そのうえモンハンシリーズ恒例の物欲センサーも発動するため、逆鱗並みのレア度だといえよう。一番効率のいい集め方は一本釣りでサブターゲットをクリアし、落とし穴ではめて提灯を破壊した後に帰える方法だろう。
MH3Gではかなりでやすくなった。
恐らくチョウチンアンコウとハリセンボンがモデルだと思われる。尻尾に毒があるのはエイと似ている。水中戦が削除されたMHP3ではラギアクルスと同じくリストラされてしまった。MH3Gでは復活したが、亜種は登場しなかった。
その後に発売されたシリーズ作品には一切登場していない。同じく水中戦をメインとしているラギアクルスはクロスで地上戦に特化した性能に変更されたにも関わらず… ハプルボッカと被ったのか?
このためか、シリーズ作品では現状では水中戦の存在する3系列の2作にしか出演しておらず、ある意味ギアノス系列以上に不遇なモンスターと言えなくもない。
関連動画
関連項目
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