チャムチャムとは、SNKの剣戟格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズの登場人物である。
初登場は第2作『真SAMURAI SPIRITS』。
概要
流派 | ンムヤワ流 |
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武器銘 | ヨックモックムック |
出身地 | グリーンヘル |
生年月日 | 1775年5月30日 |
身長 | 155cm |
体重 | 43kg |
三体数 | B75/W56/H78 |
血液型 | ンムヤワO型 |
好きなもの | デンキウナギとバナナ |
嫌いなもの | お説教 |
特技 | サルの調教 |
中南米にあるグリーンヘルと呼ばれる地方のとある村に住む少女で、村の勇者タムタムの妹。爪のついた手袋と大きなブーメラン「ヨックモックムック」を武器にしており、怒りの力やタムタムと同じ仮面の力で一時的に大きな体に変身できる。
一人称は「ボク」で、促音の「っ」や「ん」がカタカナになる独特の話し方をする。兄のことは「タム兄ちゃン」、好物のデンキウナギとバナナは「デンキウナギン」「バナナン」と呼ぶ。
頭につけた猫耳や服についている尻尾は親友のチョナチョナが作ってくれたアクセサリー。服はレオタードに見えるが実際は股の下が開いており、下には何もはいていないらしい。
『真』のストーリーでは勝手に持ち歩いていた家宝の「タンジルストーン」を魔物に奪われ、親に知られることを恐れて祖父に方角を占ってもらい、子分のチンパンジー「パクパク」をお供にこっそり奪還の旅に出る。実はこのパクパクはタムタムが変身して入れ替わっており、密かに手助けをしながら彼女の戦いを見届けていた。
第3作『斬紅郎無双剣』以降はシリーズがより重く渋い雰囲気になったこともあってか登場せず、RPG作品『武士道烈伝』では主人公の一人に抜擢されたものの、格闘ゲームのプレイヤーキャラとしてはPSソフト『天草降臨SPECIAL』の追加キャラ(対戦モード限定)と、2Dサムスピ総決算のオールスター作品『天下一剣客伝』への登場に留まっている。
その扱いから「サムスピの雰囲気から浮いてしまった萌えキャラ」と評されることもあるが、『斬紅郎』以降はアースクェイク、不知火幻庵、王虎、ナインハルト・ズィーガー、花諷院和狆らハゲ5人も同じように参戦が途絶える中でチャムチャムはまだ出番に恵まれていた方であり、萌え要素を強調して面白おかしく語られてしまう面もある。やんちゃな妹キャラで被ってるリムルルの方が出突っ張りだったし。
1811年が舞台の『剣客異聞録 甦りし蒼紅の刃』に登場する乱鳳の武器は「ブーメランを持った美女」から貰ったとされており、大人になったチャムチャムのことだと思われる。ちなみに物は「ケツアルクアトル神像の頭部」。手放していいのかそれ。
SNKプレイモア時代の2007年には、彼女が主役のパチスロ『サムライスピリッツ外伝 チャムチャム』がリリースされている。
担当声優
性能
小柄でやられ判定が小さく、そのわりに斬り攻撃のリーチは長め。但し必殺技でブーメランを投げてしまうと戻ってくるまで素手状態になる。タムタムに似た技を使うオプションのパクパクを連れており、「アハウ・ガブル」に似た着弾後に上昇する飛び道具「パクパク・ガブル」は本家と同じく起き攻めに使える。
『真』のしゃがみ強蹴りや『剣客伝』の踏み込み蹴りであるスライディングの性能が良く、いずれもダッシュ投げとの組み合わせが強力だが、『真』ではしゃがんでいる幻庵とアースクェイクを投げられない現象が存在する。
『真』では判定が滅法強い打撃投げの「とびひっかき」も飛び道具に合わせたり反撃を潰すのに有効。『天草降臨SP』以降はジャンプから追加入力で派生技を繰り出す「ジャンポ(天草)/つかまえるゾ!(剣客伝)」に変更され、『剣客伝』では「パクパク・ガブル」がガードされた時に派生投げ「顔引っかくゾ!」を狙う強力な連係がある。
『天草降臨SP』のみ存在する剣質羅刹(裏性能)はパクパク関連の技や「ジャンポ」を持たず、対空技の「ヴィア・アクシス」、追加入力が出せる移動技の「前転」、怒りMAX時は武器飛ばし必殺技・怒り爆発時は一閃まで繋げられる連続入力技の「ラッシュ・アピス」を持つバリバリの近距離タイプに変化する。
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関連項目
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