チャンピオンカレーおよびカレーのチャンピオンとは、株式会社チャンピオンカレーが運営する金沢カレー専門の飲食店である。
概要
金沢カレーとは言いつつも、本店および本社は石川県野々市市[1]にある。
カレーは白山市にある本社管理のカレー工場で作られているため、店舗ごとの味の違いは主にライスの違いと水分の蒸発具合などによるものである。
特徴
メインとなるメニューは薄めのカツとキャベツの千切りの乗った「Lカツカレー」で、フォークで食べても違和感がないほど粘度の高いカレーソースがかかっている。
カレーはステンレスの皿に盛りつけられ、今ではこれらが「金沢カレー」の基本スタイルとなっている。
歴史
1950年代に「ニューカナザワ」というレストランのシェフとして勤務していた田中吉和が1961年に「洋食タナカ」という洋食屋を独立開業。その店が「カレーライスのタナカ」とカレー専門店となり、カレーライスのタナカの常連客との共同経緯という形で「ターバンカレー」に変わる。
分派して「タナカのターバン」となった後、商標登録の関係で「ターバン」の名称が使えなくなり、「カレーのチャンピオン」が誕生する[2]。
2024年1月時点で、屋号変更直後の「カレーのチャンピオン」と「チャンピオンカレー」の2種類の屋号が存在する(後者は2016年以降にオープンした店舗に見受けられる)。
金沢カレーの記事も参照。
詳細
通称は「チャンカレー」ではなく「チャンカレ」である。
「Lカツ」のLはサイズのことで、これより小ぶりな「カツカレー」も存在する。
利用者は「Lカツカレー」とわざわざ言わず単に「Lカツ」と言うことが多いらしい。ウィンナーやコロッケ等もトッピングとして存在する。メニューやトッピングは店舗によって若干異なることもあるので、各店舗情報から参照すること。
+100円でご飯が1.5倍のジャンボ、-50円でミニに変更ができる。+300円でダブルジャンボにできる店舗も存在する
店舗によってはサービスタイムを設けている店舗がある。ウィンナー1本サービスや値引きなどこれもまた店舗によって内容が異なるので各店舗情報から参照すること。
Lカツを含めカツにソースがかかって出てくるが、ソースをなしにしたりマヨネーズを追加する場合には注文の際に口頭で言う。
カツはラードで揚げられており、一般的な「とんかつ」と異なり比較的ザクザクとした歯触りで、こってりしている。ラード調理について高カロリーであることを批判する声があるが、ラードも植物油脂も油脂であるため、同じ調理をした場合カロリーは同じである。
関連動画
関連項目
関連サイト
脚注
- *野々市市は金沢市ではないが、金沢市に囲まれるように立地しており交通もスムーズで、自治体区分が最近まで町であることもあり地元でも金沢市内とあまり区別されない場合が多い。
- *チャンピオンカレー公式サイト「金沢カレーの成立」より。
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 5
- 0pt