ツクールシリーズとは、ASCII→エンターブレインから発売されている、ゲーム制作ツールである。
概要
『RPGコンストラクションツール Dante』に始まるゲーム制作ツールの総称。
ASCII時代は「アスキーツクールシリーズ」という共通名称があった。
主なシリーズは『RPGツクール』シリーズである。
そちらは『RPGツクール』における解説に委ね、ここでは亜種のツクールシリーズを解説する。
現在までに意外と幅広く展開されているが、大抵のシリーズは打ち切られているのが現状。
そして気づけば『RPGツクール』のみの展開となってしまっている。
PC版で『RPGツクール』シリーズを除いて人気が高いのは『格ツク2nd』である。
『恋ツク2』もまぁまぁ動画が見られるのだが、普及というには程遠い。
2009年には久々に最新作『アクションゲームツクール』が発表された。
PC版はWindowsの次世代化に伴い多くのツールが使いづらくなる状況に陥りつつある。
よって今後とも他のシリーズの復活や廉価版展開を望む声も少なからずある。
特に『格ツク』と『恋ツク』、そして『SRPGツクール』シリーズ。(著者の個人的な願望)
シリーズ一覧
サウンドノベルツクールシリーズ
文字通りいわゆる弟切草・かまいたちの夜といったサウンドノベルゲームを作れるゲーム。
グラフィックが明確に描かれる恋愛シミュレーションツクールゲームとは趣が異なる。
- サウンドノベルツクール
1996年発売されたスーパーファミコン用ソフト。
別売りの音楽ツクール かなでーるで制作したBGMを使用可能。
サテラビューにも対応しており、そこから新たな音楽などの素材を持ってくることが可能だった。 - サウンドノベルツクール2
1997年、プレイステーション&セガサターンででた続編。
セガサターンのほうがキーボードが使えるので作り易い。
が、セガサターンにはこれに対応した音楽ツクール かなでーる2が発売されていないという欠点がある。
音楽ツクールシリーズ
ツクールゲームに使用できる音楽を制作作るツール。勿論音楽を作るだけで楽しくことも出来る。
- 音楽ツクール かなでーる
1996年発売のスーパーファミコン用ソフト。
同時期に発売された他のスーパーファミコン用ツクールゲームに使用できる。
スーパーファミコンにしては音は良質。 - 音楽ツクール かなでーる2
プレイステーション用の音楽ツクール。
セガサターン版は出る予定だったが頓挫した。
スーファミ版とは逆にプレイステーションにしてはちょっぴり音質が悪い。 - 音楽ツクール3
プレイステーション用第二弾。かなでーるのサブタイトルが消える。操作性が恐ろしく悪い。 - 音楽ツクールDX
PC用。これで作った曲をツクールで使用することが可能だが質はよろしくない。
格闘ツクールシリーズ
格ゲーを作ることが出来るゲーム。コンシューマもPC版も内容そのもの、あるいは敷居の高低レベルのどちらかの意味で手放しに良いとは言えないが、PC版はPCならではの素材利用の自由度の高さがある。しかしPCの場合敷居がかなり高く、ツクール特有の気軽さは少し薄い。
普及率はニコニコだとどちらともいえないが、2ndはパッチやツクラーの手によって様々な改良が行われているので、意外と利用されているツールである。同人ソフトでもこれを使っているものがある。このような熱心な活動がつづいているのにも関わらず、続編の風は吹かない。
- 3D格闘ツクール
プレイステーション用ソフト。 - 3D格闘ツクール2
プレイステーション2用ソフト。 - 2D格闘ツクール95
パソコン用ソフト。当時の普及率は高かったがとても敷居が高い。
有名なソフトに「マッスルファイト(キン肉マンの格ゲー)」があり、完成度が高い。 - 2D格闘ツクール2nd
平たく言えば上記のバージョンアップ。
相変わらず敷居が高いうえにバグがあるが、作り方によってはどうとでも出来る未知の可能性を秘めたソフト。これを用いてアクションゲームを作った人もいる。ニコニコ的には動画こそないもののおオススメは「2ch Groove」。ただしこれは作者が失踪中のため製作が頓挫している。
恋愛シミュレーションツクールシリーズ
両作品ともにPC版限定。恋愛シミュレーションゲームを手軽につくることが出来る。
ただ恋愛ものを作るだけでなく、ステータス育成ゲームなどを作ることも可能。
しかし普及率はあまり高いとはいえない。
この作品は上記のサウンドノベルツクールを吸収しているが、結局共倒れという形になった。
続編は出なかったが別の会社で「らのべえ」という似たようなソフトが登場した。
しかしこちらは知名度がこちらとどっこいか下くらいなレベルな感が見える。
ネット上におけるこの手の恋シミュ作成ソフトはコマンドを覚えなくてはならない。
つまりプログラミングアレルギーなユーザーには厳しい仕様のものが多い。
が、こちらはそういったものではなくRPGツクールの感覚で手軽に作れるのである。
現存する恋シミュ製作ツールの中ではわりと簡単に作れる方であり、需要自体は決して低くはないはずなのだ。
しかし良くも悪くもツクールなのでクオリティはお察しください。
とりあえず恋愛シミュレーションゲーム作ってみたいという人にはストレス覚悟で飛び込んでみるとよいだろう。
- 恋愛シミュレーションツクール95
パソコン用のツクールソフト。素材にプロの女性声優のボイスが何パターンも収録されている。
モンタージュ機能も充実している。だが男性はモンタージュ出来ないなど男のパターンが異常に少ない。
素材自体も現在の目から見ると若干古め。特にBGMはときメモを思い出す空気である。
これはのちの作品も同じ。こちらより続編のほうが普及率が高いが、1は廉価版が出ているので買い求めやすい。 - 恋愛シミュレーションツクール2
上記の続編で、言うまでもなくパソコン用。
前作よりも気軽に様々なジャンルのゲームが作り易くなっている。
が素材は全体的に減少したうえにサンプル表情が減るなど痛い部分も多い。
恋愛シミュレーションゲームの一部には欠かせない場所移動機能が搭載。
またパワプロ系に搭載されているステータス機能などが強化されている。
公式曰く大きく分けてアドベンチャータイプ、サウンドノベルタイプ、シミュレーションタイプの三つが作成出来る。
サンプルボイスには今となっては大物化した女性声優も参加している。
主に落合祐里香(ゆりしー)、釘宮理恵(くぎゅ)、斎藤千和、佐久間紅美などが参加。
本当はもっといるが全て出すより公式を見たほうが早い。
だがこれらは音量が小さすぎるので自己観賞用にしたほうがいい。
相変わらず男性の素材はグラフィック・ボイスともに少なめである。
前作と合わせて乙女ゲーというよりギャルゲーをつくるのに向いているツールと言えよう。
1は廉価版がでたので手に入れやすいが、こちらは今だと市販での入手が困難である。
シミュレーションRPGツクール
オウガバトルやらファイヤーエンブレム系統のシミュレーションRPGゲームが作れるソフト。
SRPGという人気ジャンルながらコンシューマ・PCともに1作ずつしか出ていない残念シリーズ。
- シミュレーションRPGツクール
プレイステーション用ソフト。4人小隊のユニットとオートバトルという特徴的なシステムになっている。
射程の概念がなく、槍だろうが弓だろうが魔法だろうが射程1。
コマンドにデフォルトで説得があるのにもかかわらずMAP上での敵・味方の勢力チェンジが出来ない。
(仲間に加入させても使用可能が次の回になる)。
キャラが死亡したら絶対生き返らないシステムなど制約が非常に多い。素材が良いだけに残念さが残る。
メモリーカードを丸々使用することになるのも残念ポイント。
成長率も高くバランス調整にも四苦八苦する羽目になる。
が、この固定された要素の中で良いものをつくろうと開き直ればかなり面白いゲームを作ることが出来る。 - シミュレーションRPGツクール95
PC版。プレイステーション版とは違い射程の概念があるので比較的自由度は高い。
システムは非常にスタンダードチックであり、編成タイプとの切り替えは出来ない。
名作もいくつか生まれており、隠れた人気のある作品であるが、続編が結局出なかった。
シューティングツクール
グラディウス系のシューティングゲー制作ツール。後にアクションゲームツクールに吸収された。
アクションゲームツクール
アクションゲームツクールを参照。
その他
キャラクターアイコン製作から書画ツクールまで意外と幅広い。
だが昨今はそういった派生はツクールシリーズの勢いが落ちたことで発売されなくなった。
関連動画
サウンドノベルツクールシリーズ
ああ
音楽ツクールシリーズ
格闘ツクールシリーズ
恋愛シミュレーションツクールシリーズ
関連商品
サウンドノベルツクール
音楽ツクール
格闘ツクール
恋愛シミュレーションツクール
シミュレーションRPGツクール
シューティングツクール
アクションゲームツクール
その他
関連コミュニティ
ツクールシリーズに関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%83%84%E3%82%AF%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BA


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読み:ツクールシリーズ
初版作成日: 10/09/12 09:01 ◆ 最終更新日: 11/10/15 23:26
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