ツーステップバスとは、出入口の段差が二段あるバスのことである。
概要
かつてのバスの主流。一般路線バスからはバリアフリー対応の面から急速に姿を消しているが、企業・学校の自家用送迎バス、構造上低床化の難しいマイクロバス、大出力エンジンと大きな荷物入れを必要とする観光・中長距離高速バスでは未だに主流である。(ちなみにツーステップバスでもバリアフリー対応が出来ないのかというとそうでもなく、車いす用リフトを付けたマイクロバス、観光バスが存在する)
メリットとして車内へタイヤハウスやエンジンなどが飛び出していないので収容力に優れる。車内のフラットな空間が広いので座席を多く設置できる他、立席スペースを広く取れる。床下のスペースも広いので大出力エンジンを積んだり、バゲージスペースとしたりする場合もある。
余談だが、岡山県の宇野自動車(宇野バス)は「着席がお客様への最大のサービス」というポリシーを持っており、2000年までツーステップバスを積極的に導入していた。
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関連項目
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