ティグリなすとは、VRChatに生息するかわいいナスの幼女である。愛称はなすちゃん。
概要
ティグリなすは、イラストレーター・3DCGモデラーのmidori氏が作成し、2020年2月より頒布している3Dモデルである。同氏のbooth「みどりの森゜」にてアバター1体ごとに3,000円で販売されている。名前の由来は、イタリア原産のナス科植物「ティグリナ」+ナス科植物「なす」。
暗紫色のワンピースを着た幼い少女の姿をしており、服と同じ暗紫色の髪を緑色の髪飾りでまとめてポニーテールにしている。VRChatや二次創作漫画では、大人しく気弱な女の子としてキャラ付けされることが多い。こんちゃん(ロポリこん)の相方としての地位を確立しており、セットで扱われることもしばしば。
ニコニコ動画やYouTubeに投稿されているLein.キノピオPro氏の動画が話題となり、VRChatを利用しないインターネットユーザーからも知られるようになった。動画でよく右に配置されているオレンジ色の子がティグリなすであるが、同氏によって色が改変されている点に注意すること。改変モチーフは「夕焼け」。柿でもカボチャでもミカンでもマーマレードでもない。
3Dモデルとしての特徴は、ロポリこん同様にポリゴンが少なく軽量であること。PC対応で21,000ポリゴン、マテリアル数1。metaquest対応バージョンならたったの5,300ポリゴンという驚異的な数値を誇る。実は、ちょっとこんちゃんより体重が重いのである。
Lip-sync15種類、表情パターンも7種類と豊富であり、さまざまな感情表現が行える。ニコニコ動画にティグリなすの名を知らしめた「ロマンスの神様フェイスダンス」を見るだけでも、その多彩さが窺えるだろう。表情はこんちゃんに比べ、どこか控えめな印象を受ける。
カスタマイズ性能もこんちゃんに劣らず、非常に自由度が高い。が、こんちゃんのほうがリリースが先であり、2020年5月時点ではこんちゃんのほうがダウンロード数が多い。
その愛らしさから、こんちゃん同様アイドルグループ「ティグリスタ」が結成されている。また、ある港町のワールドには巨大なすちゃんの銅像が設置されている[どこ?]など、こんちゃんに負けず劣らずVRChatの各所でその姿を目にすることができる。あなたも気に入ったなら、自分好みに改変したなすちゃんでVRChatにお出かけしてみよう。
関連動画
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関連リンク
関連項目
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