テイルコンチェルトとは、バンダイが1998年に発売したPS用アクションゲーム。
開発は『.hack』シリーズで知られるサイバーコネクトツー。
発売時のキャッチコピーは「かなり楽しい冒険ゲーム、テイルコンチェルト」。
概要
浮遊群島の王国プレーリーに暮らす犬ヒトの警官・ワッフルは、休暇中に叩き起こされ、港で暴れる猫ヒト軍団「黒猫団」退治に駆り出される。ところが黒猫団のリーダーは、彼の幼なじみのアリシアだった。「結晶石」と呼ばれる謎のアイテムを探し求める黒猫団を追ううちに、ワッフルは古代文明を巡る陰謀に巻き込まれる事に――。
ポリスロボと呼ばれるマシンを操り、逃げる子猫を捕まえる「鬼ごっこ」的な3Dアクションゲーム。当時の3Dアクションゲームにありがちな欠点であった視点切り替えの不自由さを本作も抱えており、ほんわかしたゲームの雰囲気に対して、中盤以降は視点の影響もあってかなりシビアな難易度のステージが出現していた。
クオリティの高いアニメーションムービーと、さりげに豪華な声優陣によるボイス入りの会話パートは、当時のゲームとしては割と珍しいものだった。
CM展開の規模などに比して販売本数的には振るわず(ファミ通調べで約5万本)、店頭や中古ショップなどでは投げ売り気味の価格で扱われることも多かった。しかし、宮崎駿のアニメを思わせる世界観と魅力的なキャラクター、「鬼ごっこ」のプレイ感覚に魅せられた熱心なファンは少なからず存在し、発売から10年が経過した今でも続編を望む声は少なくない。
2007年、サイバーコネクトツーの公式サイトで、DS用タイトルとして本作の続編を匂わせる企画の存在が公表されたが、2年以上が経過した今も詳細は不明のままである。
2010年4月、かねてより本作の続編と噂されていた作品のサイトがオープン。
公式の広報用twitterアカウントも用意された。
(関連項目を参照のこと)
なお、テイルコンチェルト主題歌「For LITTLE TAIL」を歌っていたのはメジャーデビュー前のKOKIAだったりする。
(長らく未CD化だった)
KOKIA氏本人のブログにて、
上記楽曲をほのめかす内容が記されている。
7月にリリースされるRoad to Gloryのミニアルバムには、デビュー前に私が歌ったゲームの歌で、「発売をしてほし〜!」とお問い合わせを未だ頂いている
「ザビアツタ」と言っているあの曲が、収録されることが決定いたしました。^_^/
諦めずに言い続けてくれた方、やっとこさ出ますよ〜!お楽しみに。
そして、2010年8月18日発売のミニアルバム「road to glory~long journey~」に、For little tailのフルバージョンが収録された。
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関連項目
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