テプセケメイとは、ライトノベル『魔法少女育成計画』シリーズに登場するキャラクターである。「limited」にて出演。フワフワと漂う(物理的に)物静かな魔法少女。
概要
ステータス | |
破壊力 | ★★★ |
耐久力 | ★★★★★ |
俊敏性 | ★★★★ |
知性 | ★ |
自己主張 | ★★ |
野望/欲望 | ★ |
魔法のポテンシャル | ★★★★ |
好きなもの | 果物 風に載って浮遊すること 考えること |
嫌いなもの | アリ 乾燥 低温 |
ランプの精のような、アラビアの踊子風魔法少女。文化祭清掃委員会の打ち合わせで波山中学校の理科準備室に居合わせた事で、妖精トコの力によって本物の魔法少女となった。
その正体はメイという名前のカメである。種類はエジプトリクガメという陸ガメらしい。性別は不明だが名前から推測する限りではメスだと思われる。理科準備室で水槽に入れられて飼育されていた所、たまたま生徒達が魔法少女になる場面に巻き込まれる形で魔法少女へとランクアップした。前作「restart」に登場したチェルナー・マウスに続く2人目の動物出身の魔法少女。
感情の起伏に乏しく表情をあまり出さない。というか笑顔などの感情表現というモノを知らないため表に出せない。作中では笑顔の練習をしているシーンが語られる。記憶力が悪いのか覚える気が無いのか不明だが、人の名前を覚えるのが苦手。日本語での話し方も苦手なようでカタコト気味。単純な面も多いが度々哲学的な考えをしており、他者に深い言葉を投げかけたり、的を射た指摘をぶつけたりする。
魔法少女としての人間の姿と陸ガメの姿は本人の意思で自由に入れ替えられる。ランプの中に入っていると落ち着くらしい。もしかしたら狭い場所に籠っていると落ち着く的なモノかもしれない。
それまで飼育動物という境遇故にただ生きていただけの人生(カメですが)を送って来たが、魔法少女となった事で今まで出来なかった事が人間以上に出来るようになった。2足歩行や空も飛ぶ事、料理を食べる事に考えるという行為も初めての体験であり、興味を持って何でも試している。その中でも地上を歩く動物だからか浮遊する事と考える行為を気に入ったようだ。魔法少女としての姿には充実感を覚えている。
カメであった頃は自らの境遇に何の疑問も抱いていなかったが、魔法少女となった後には「地獄の底で苦痛しかない事にも気付いていなかった」「死ぬという事も分からなかった」と振り返っている。そのため、この状態を手放したくない、死んで失いたくない、だから戦って守り切ると決意している。
『limited』の事件収束後もカメに戻るつもりはさらさらないらしく、変身しっ放しで7753宅に同棲(本人談)するように。マナと一緒になって庭いじりに精を出したり児童書で字の勉強をしている。なお7753の名前をキャプテン・グレースと混同してる模様。
外見
アラビアンな雰囲気漂う踊り子のような感じの魅惑な容姿。髪型は茶髪のショートヘア。目の色は薄い青で、瞳孔は猫の目のように細い。額にはインド人が付けているビンディーという飾りが付けられている。
上半身は水着風の胸当てのみで、殆ど裸な露出っぷり。下半身は煙か幽霊の表現のようにフワフワと揺らめいており、魔法のランプに繋がっている。お尻には大きな花が付いている。また、魔法の絨毯が固有アイテムとして付属。
能力
- 風と同化してどこへでも行けるよ
空気と同化出来る能力。空気と一体化している限りどんな物理攻撃も通用しない無敵モードに突入する。更に分裂して増殖・巨大化・ちいさくなる・物体を通り抜ける・透明化と多彩な応用が可能。空気の塊を飛ばして攻撃したり、入り込んで内側から破裂させるという恐ろしい攻撃も出来る。ただし、大きくなりすぎたり小さくなりすぎると存在が希薄になってしまう欠点もある。
この能力のためか、常に浮いている(物理的に)。本人もプカプカ浮いているのが好きなようだ。
関連コミュニティ
関連項目
limited 16人の魔法少女
波山中学校の魔法少女たち
魔法の国捜査班
反体制派
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