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テヤリウス

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テヤリウスとは、ゲーム『ファイアーエムブレム』シリーズに登場する武器「手槍」と作中最強の槍である「グラディウス」をもじったものである。

TASさんが使う手槍。
一部の作品における手槍。

1の概要

「てやり」とは『ファイアーエムブレム』シリーズに登場する、槍に分類される武器。
通常の槍と異なり直接間接両方の攻撃が可能と言う特徴があるが、その分威力や命中率が低く重量も重いため、直接攻撃に使うにはイマイチである。
特に、『紋章の謎』及び『聖戦の系譜』ではものすごく重量が重かったため攻撃速度も激減してしまう。
と言うように、てやりは単純な性能で言えば槍の中でも最低クラスの武器である。

・・・が、TASさんなら話は別。

命中率はおろか、クリティカル率まで操作出来るので、騎馬ユニットやペガサスユニットが一撃で屠りながらマップを処狭しと暴れ回る。その様は作中最強の槍であるグラディウス(こちらも直間両方の攻撃が可能）にも負けておらず、まさしく神器テヤリウスと呼ぶにふさわしいのである。

むしろTASさんに簡単にひねりつぶされるカミュやハーディンが持っているグラディウスが呪われた武器と揶揄される事も（死亡フラグ的な意味で）

2の概要

前述したとおり手槍という武器は本来性能が低く通常攻撃に使用するには不向きなのだが、

・デメリットを余裕で相殺できるほどステータスの高いユニットが使う
・そもそも手槍の性能があまり低くない

などの条件が揃うと一転TASでなくとも長い射程を生かして敵を屠り続ける壊れ武器と化してしまうことがある。その活躍の反動で次回作で大きな弱体化補正を食らうこともしばしばある。
てやりというか直接攻撃ユニットによる間接攻撃がどこまで許されるかは作品によって大きく異なり、調整の難しさが伺われる要素の一つとなっている。

例えば、『新紋章』ではてやりの性能が高めだったため、『覚醒』ではてやり自体の威力がたったの2しかないという調整がされた。のだが、作品全体のステータスの高さや新登場の奥義スキルで火力を増したクロム・ルキナ親子が槍投げによって無双し、次作の『if』では追撃不可・攻速-5・必殺不可という多大なペナルティが課せられることとなった。

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