概要
- 当時では、ROMよりも安価で大容量であった磁気ディスクを使い、これまでにない表現のゲームが楽しめた。
- 性能はかなり高いのだが、任天堂が最初に出したディスクシステムのソフトの定価が安く、他のメーカーがそれ以上にしにくかったこと、容量に見合うだけのゲームが作りにくかった(2メガROMで十分なソフトが多かった為)こと等からあまり普及することはなかった。それでも『悪魔城ドラキュラ』や『ゼルダの伝説』など、今なお名作と呼ばれるソフトは多い。
- 任天堂としては、より大容量のソフトを作ることが出来る本システムによって、家庭用ゲームへのRPGの本格導入を目論んでいた。そのため、本システム導入前に、カセットROMでエニックスから『ドラゴンクエスト』が発売され大ヒットを記録したことは、同社に大きな衝撃を与えた。
- デパートやおもちゃ屋などに「ディスクライター」という書き換え用装置が設置され、裏面である「B面」に別のゲームを入れることも可能だった。なお、A,Bの両面で1作品のものもある。ディスクシステムの衰退に伴ってディスクライターは店頭から撤去されたが、書き換えサービス自体は継続しており、任天堂にディスクを送れば書き換えてもらえた(2003年9月でサービス終了)。
- ディスクカードには黄色いものと青いものの2種類があり、青いディスクカードにのみ専用のソフトが存在した(黄色ディスクには青ディスク専用ソフトは書き換えられなかった)。青ディスク専用のソフトをおもちゃ屋などの店頭に設置されたディスクファックスに入れることで、トーナメントに参加するなどのことができた。青ディスク専用ソフトはゴルフやレースゲームが主だったが、『中山美穂のトキメキハイスクール』という変り種もあった。
- 『ファミコン探偵倶楽部』や『ふぁみこんむかし話 新・鬼ヶ島』、『神宮寺三郎』といった、ディスク2枚組のアドベンチャーゲームも存在する。これらのソフトは前編・後編に分かれており、前編からしばらく経って後編が発売されるという形で発売された。後に発売・配信されたゲームボーイアドバンスのファミコンミニやWiiのバーチャルコンソールなどでは、前後編まとめて1セットになっている。ちなみにファミコンミニのディスクシステムソフトは、起動時にコマンドを入れることでディスクシステムのオープニングを再現できたりする。
- ディスくんのこと、忘れないであげてください…
- モーターの動力をドライブに伝えるため、「ゴム製のベルト」が使われていた。歴代の任天堂ハードウェアは過剰と言えるほど耐久性の高い物ばかりだが、ディスクシステムはゴムベルトが劣化することでドライブが動かなくなることから、すぐに故障すると言われるほど耐久性の低いハードとなってしまった。
2007年までは任天堂でゴムベルトの交換の修理を受け付けていたが、現在ではサービスを終了している。ニコニコ動画講座(ニコニコ技術部)では、自力で修理に臨む動画が存在するので、どうにかして動かしたいという人は参考にしてみるといいだろう。 - ゲームキューブで、ディスクを入れずに起動(もしくはAボタンを長押し)した際に出るメニュー画面のBGMは、実はディスクシステムの起動音のメロディを使っている。動画も上がっているが、16倍程度に倍速再生するとわかりやすい。
関連動画
関連商品
関連項目
- 任天堂
- ファミリーコンピュータ
- ディスクライター
- SakuSaku
番組BGMに起動BGMが使用されている。その他、懐かしゲームのBGMも多く使用されている。 - 64DD
NINTENDO64本体下部のコネクタに接続して使用する周辺機器。言わばNINTENDO64版ディスクシステムともいえるハード。電話回線を使ったランドネットなど意欲的な試みもなされたが、64の不振もあってほとんどソフトが出なかった。
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読み:ディスクシステム
初版作成日: 08/10/09 04:31 ◆ 最終更新日: 12/02/04 10:23
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