デスゲーム単語

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デスゲーム
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デスゲーム(death game)とは、以下のことを表す。

  1. デスゲーム - 娯楽作品におけるジャンルのひとつ。
  2. デスゲーム(カノッサ機関) - カノッサ機関に配属された者達による遊戯の一種。
  3. デスゲーム(フリーゲーム) - K(ケイ)氏制作フリーホラーゲーム
  4. DEATH GAME デスゲーム - 2006年開のアメリカ映画。原題は『STAY ALIVE』。
  5. amazarashiの楽曲。アルバム「千年幸福論」に収録。
  6. もしかして死にゲー

この項では、1を取り扱う。

概要

に何らかの理由によって集められた登場人物たちが催者から提示されたゲームに挑むというスタイルである。ゲームの裏にある意図や裏をかいた逆転の手を探す、プレイヤー同士の戦い、勝つ・負けることで賞が得られる・失うなどの要素もあることからミステリーバトルギャンブル作品の要素を含む。

勝者には大な賞や特権といった破格の報酬が用意されている事が多いのも特徴。

ゲームの内容は違法であったり危険を伴うことが多く、敗北により自由の喪失や大な負債、四肢切断や失明を含む重傷、場合によっては名前の通り死を迎える可性もあるが、も死なない場合はデスゲームの定義から外れやすい。

またジャンルジャンルだけに、内臓血液といったグロテスクな描写や残酷な表現が売りの作品が多く、また作品によっては性描写も含むものもある(生命の危機に直面した時、人間は本により性的に奮することがあると言われるためと思われる。メタ的にはどうせ残酷描写で年齢制限が掛かるからだろうが)。故に映像作品には年齢制限がつけられるものも多い。倫理が崩壊した状況を描くため、ディストピアものの要素を含む作品も多い。

少人数または1人の勝利生存しか許されない作品もあれば、脅威から逃げ切ったり課題を乗り越えるなど(理論上は)全員・大勢が生存または勝利な作品もなくはないが、各種妨特性上著しく困難

その他、視聴者読者など「ここで俺ならこうする」といった厨二病妄想捗る

管理側

大勢の参加者を効率よく示に従わせ管理する、万一の一斉反乱に対処する必要もあることから、至る場所に監視カメラセンサー、監視者、暴徒鎮圧部隊狙撃手などを配備する、位置や生体情報を随時発信する装置や爆薬内臓した首輪腕輪マイクロチップなどを装着させる、埋め込む場合もある。

参加・展開

ゲームは大きく強制参加、自発的参加、偶発的参加で分けられる。基本的に作品の主人公は強制参加の場合が多く、その場合であると基本的に対立する敵やライバルは積極的に参加する人物として描かれる。

また、このゲームがデスゲームであると知らない・信じていない人物が安易な行動を取って脱落したり、自覚く参加者を殺して回るのがお約束となっている。見せしめも兼ねて最初に反抗した人間が殺されるのもあるある

人間の愚かさ、狂気、悲嘆、はたまたや優しさや友情テーマにした作品が多く見られ、その結末もハッピーエンドバッドエンドとさまざまである。

体力一般人レベルが多い作品もあるが、参加者の多くが頭や曲者いの作品もある。

多くの場合、参加者のうちの一人を主人公とした一人称形式、もしくは参加者たちの群像劇としてゲームの様子が描かれる。一方で、主人公が最初からゲームを放棄し別の標のために行動するもの、催者やスタッフ・観客などに視点を置いたもの、デスゲームを止めるために外部から干渉する姿を描いたものなども存在する。

数十人以上の大人数が参加する映画作品においては、尺の都合から全員クローズアップする事はできないため、気づいたら死んでいたり一度に大勢が死亡する展開、名前のないモブキャラなどもしくない。

ジャンル

人によって定義が曖昧なジャンルでもあり、敗者へのペナルティが死を伴うものであるか、ゲーム的な要素(単なる暴力だけでは達成できない勝利条件など)があるか、参加者以外の妨者(モンスター催者の私兵など)が存在するか、他人を蹴落とさずに勝利する手段があるか、等の要素でデスゲームと認められたり認められなかったりする。

あくまで娯楽作品の一類であるが、しかし古代ローマの「闘士」など命をかけた戦闘競技が娯楽として見世物となっていた歴史上の実例はあり、これはデスゲームの一種と言えなくもない。また、いわゆる「ロシアンルーレット」を実行して命を落とした人物の記録があるため、ロシアンルーレットもまた実在したデスゲームと言える。

フィクション作品でデスゲームを題とした古い例としては、リチャード・コネルによる1924年の小説『The Most Dangerous Game』があるという。同作は「遭難して孤に辿りついた主人公が、の娯楽としての人間狩りゲームに参加させられる」という内容であった。ただし上記のように古代ローマ時代から「命をかけた娯楽」という概念自体はあったため、さらに古くさかのぼれるかもしれない。

FPS・MMOなど

プレイヤーの生命を直接賭ける必要はないものの、2010年代からはたった一人の勝者をバトルロイヤルゲームといったオンラインゲームジャンル人気となっている。

主な作品

小説

漫画

アニメ

ゲーム

映画

その他

関連静画

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デスゲーム

240 ななしのよっしん
2023/08/27(日) 12:49:40 ID: Sf48aQGwT7
古代ローマ闘士なんかも、今でいうデスゲームみたいなものなのかな?
スパルタカスの反乱なんかは催者に反旗を翻したって感じで。
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241 ななしのよっしん
2023/10/11(水) 22:07:22 ID: Km/zQm1rL3
古きを尋ねると確かにそれも含まれるかな…。

ただ一般的に「デスゲーム」で連想される

拉致された人達がを覚ますと、見覚えのない密室。

モニターまたはスピーカーからの人物に示される。

・各部屋に仕掛けられたトラップで次々に犠牲が出る。

…といった舞台設定自体は間違いなく近代以降なんだよな。

こうして見ると「SAWシリーズが圧倒的に大きいな…
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242 ななしのよっしん
2023/10/16(月) 02:20:38 ID: +zwp8cIjEB
呪術の死滅回遊編見て思ったが
ゲームクリア」という概念のない永続デスゲームってめちゃくちゃつまらないな…
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243 ななしのよっしん
2023/10/23(月) 11:01:13 ID: ztwRQdldLy
つまらん作品が多いくせに分かりやすいからって理由で量産されやすい厄介ジャンル

実は巨大な組織が裏で手を引いててゲーム参加者にはどうすることも出来ませんでしたみたいなのは一番つまらない
あんなもんは中途半端なとこで打ち切りになるのと同じような所業で、見終わった後に時間を駄にした感が凄い
夢オチ爆発オチと並ぶクソオチだと思う
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244 ななしのよっしん
2023/11/24(金) 12:23:41 ID: wSDSWnK5+y
>>239
せめて投稿する前に推敲してくれ…
何が言いたいのかわからん
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245 ななしのよっしん
2023/12/17(日) 06:23:24 ID: 7490g7OW2T
序盤のインパクトが全てで出オチばっかだったのは前からだが
今のアニメキャラグッズ売りでも稼いでいくスタイル流の中商品になれるイケメン美女キャラをそう易々と殺せなくなったからこのジャンルあんま人気くなったな

立体物のグッズを出すまでに漕ぎ着けないレベルの作品でも公式絵印刷したアクスタでちょっとした稼ぎになるし
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246 ななしのよっしん
2024/01/16(火) 23:06:01 ID: 0her9WEzao
々と見物していた催者側が破滅し主人公ヒロイン笑顔で終わる。コレ以外の終わり方はだいたい辛くて耐えられない
映画ライアーゲームはこれに加えて今までの敗者が救われててパーフェクトな終わり方だと思う
マジで残酷な事させてヘラヘラしてる催者がムカつく
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247 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 23:45:09 ID: WYTOwprAvd
ゲスは断罪しなきゃ納得できない人達のためにデスゲーム催者ばかりを集めてデスゲームやろう
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248 ななしのよっしん
2024/03/22(金) 23:57:03 ID: Ecs4Z8HKLE
このジャンルで一番わかりやすい標は、『観客がいるか否か』だと思う
(例えそれが催者一人だけでも)あくまでも観客を楽しませることを的としているエンターテイメントの場合は『デスゲーム』で、観客不在・観客ではなく観測者である場合は『サバイバル物』だろう

例えば、ダークライジングでジョーカーが仕掛けた『囚人ゲーム』はデスゲームで、ローゼンメイデンの『アリスゲーム』は普通サバイバルだと思う
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249 ななしのよっしん
2024/04/06(土) 23:45:02 ID: emvBLDIskr
>>248
観客がいるか否かを標にするのはいいが
観客のいないエンターテイメント性の低いものはデスゲームではないっていう論理は違うでしょ

原作遊戯王の「闇のゲーム」は、観客いないしエンターテイメント性も低いけど「ゲーム」って言われてるじゃん
その理由は「ルールに則って勝負を行い雌雄を決する」ことを「ゲーム」と呼ぶ文化が存在するから
この考え方に則れば、観客の有に関係なく「ルールに則って勝負を行い雌雄を決する、決着の際に敗者は命を奪われる」に該当する作品は全て「デスゲーム」と呼べる
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