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デビッド・オルティーズ(David Ortiz、1975年11月18日-)とは、ドミニカ共和国サントドミンゴ出身の元メジャーリーガー(指名打者)である。
概要
OB | |
---|---|
デビッド・オルティーズ David Ortiz |
|
基本情報 | |
国籍 | ドミニカ共和国 アメリカ合衆国 |
出身地 | ドミニカ共和国・サントドミンゴ |
生年月日 | 1975年11月18日 |
身長 体重 |
193cm 113kg |
選手情報 | |
投球・打撃 | 左投左打 |
守備位置 | 指名打者 |
プロ入り | 1992年 |
引退 | 2016年 |
殿堂入り | 2022年 |
経歴 | |
国際大会 | |
国籍 | ドミニカ共和国 |
WBC | 2006年、2009年 |
メジャーリーガーテンプレート |
1992年にシアトル・マリナーズと契約を結んだが、マリナーズへの昇格はなかった。
ツインズ時代
1996年にミネソタ・ツインズにトレードされる。1997年にメジャーに昇格したが、ツインズのスモールベースボールにオルティーズは苦戦した。
レッドソックス時代
2003年にボストン・レッドソックスに移籍する。
レッドソックス移籍後に頭角を現し、2003年に31本塁打、101打点を記録。2004年にはマニー・ラミレスと「打率.300 40本塁打 100打点」コンビを形成。ポストシーズンでも活躍し、レッドソックスの86年ぶりの世界一に貢献。日米野球でも来日し、渡辺俊介から160メートル弾を放った。
2005年には打点王、2006年には本塁打王と打点王を獲得。
2007年はひざの状態が悪くなり、前年より成績を落とすが、ポストシーズンで活躍し、世界一に貢献。また5年連続でエドガー・マルティネス賞(年間で最も活躍した指名打者に送られるタイトル)を受賞した。
2008年にアメリカ市民権を獲得し、これにより二重国籍となる。
2009年には薬物問題が浮上。メジャー定着後最低の打率.232に終わる。
2010年には打棒が復活し、2011年には4年ぶりのシルバースラッガー賞とエドガー・マルティネス賞を受賞。
2012年には通算400本塁打を達成したが、後半戦はアキレス腱の負傷で棒に振り、レッドソックスでは最低の90試合の出場に終わった。
2013年は4月20日に戦線復帰。4月のボストンマラソンでのテロを受け、その後のホームゲームで「ここは俺たちの町だ!」と叫び、悲観に暮れた市民を鼓舞した。セントルイス・カージナルスとのワールドシリーズでは打率.688、2本塁打、6打点と活躍し、レッドソックスの6年ぶりの世界一に大きく貢献。ワールドシリーズMVPを受賞した。
2014年に通算450号本塁打を達成。142試合に出場し、8度目の「30本塁打以上、100打点以上」を達成。これがレッドソックスの球団新記録となった。
2015年9月12日のタンパベイ・レイズ戦で通算500本塁打を達成。この年も「30本塁打、100打点」を達成した。オフに来季での現役引退を発表した。
2016年8月24日のタンパベイ・レイズ戦で通算10度目の「30本塁打、100打点」を達成。打率.315、38本塁打、127打点でエドウィン・エンカーナシオンと共に打点王を獲得。ディヴィジョンシリーズではクリーブランド・インディアンスに3連敗を喫し、オルティーズの現役生活は終わった。
引退後
2016年10月2日に背番号34が永久欠番になることが発表される。
2019年にサントドミンゴの飲食店で銃弾を受けたが、集中治療を経て一命を取り留めた。
成績
通算打撃成績
通算:20年 Total |
試 合 G |
打 席 PA |
打 数 AB |
得 点 R |
安 打 H |
二 塁 打 2B |
三 塁 打 3B |
本 塁 打 HR |
打 点 RBI |
盗 塁 SB |
犠 打 SH |
犠 飛 SF |
四 球 BB |
死 球 HB |
三 振 SO |
併 殺 打 GDP |
打 率 AVG |
出 塁 率 OBP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
MLB | 2408 | 10091 | 8640 | 1419 | 2472 | 632 | 19 | 541 | 1768 | 17 | 2 | 92 | 1319 | 38 | 1750 | 236 | .286 | .380 |
国際大会での打撃成績
年 度 Year |
代 表 rep |
大 会 Convention |
試 合 G |
打 席 PA |
打 数 AB |
得 点 R |
安 打 H |
二 塁 打 2B |
三 塁 打 3B |
本 塁 打 HR |
打 点 RBI |
盗 塁 SB |
犠 飛 SF |
四 球 BB |
死 球 HB |
三 振 SO |
併 殺 打 GDP |
打 率 AVG |
出 塁 率 OBP |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2006年 | ドミニカ共和国 | WBC | 7 | 28 | 20 | 4 | 3 | 0 | 0 | 0 | 5 | 0 | 0 | 8 | 0 | 2 | 1 | .150 | .393 |
2009年 | 3 | 11 | 8 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 1 | 0 | .250 | .455 |
通算守備成績
機構 | 守備位置 POS |
試合 G |
刺殺 PO |
補殺 A |
失策 E |
併殺 DP |
守備率 FPCT |
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MLB | 一塁手 | 278 | 1983 | 164 | 22 | 177 | .990 |
タイトル・表彰
タイトル | ||
---|---|---|
最多打点 | 3回 | 2005年、2006年、2016年 |
最多本塁打 | 1回 | 2006年 |
表彰 | ||
リーグチャンピオンシップMVP | 1回 | 2004年 |
シルバースラッガー賞 | 7回 | 2004年-2007年、2011年、2013年、2016年 |
プレイヤー・オブ・ザ・マンス | 4回 | 2005年9月、2006年7月、2007年9月、2010年5月 |
ワールドシリーズMVP | 1回 | 2013年 |
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関連項目
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