この記事は、「原作(既刊)」のネタバレ成分を多く含んでいます。 ここから下は自己責任で突っ走ってください。 |
概要
トゥーサン・ネシンバラとは、境界線上のホライゾンの登場人物である。CVは田村睦心。
名前 | トゥーサン・ネシンバラ |
所属 | 武蔵アリアダスト教導院 |
役職 | 生徒会書記 |
種族 | 極東人 |
HN | 未熟者 |
武蔵アリアダスト教導院に通う眼鏡をかけた少年。生徒会書記。走狗は人型文官タイプのミチザネ。相対戦では主に軍師として皆の指揮を執る。軍師としては優秀だがかなり好戦的で、多少無謀であっても見栄え良い作戦を好む。そのため武蔵の艦長達によるランキングではブービー扱い。
重度の歴史オタクにして中二病罹患者。他国の英雄に出会った際にはサインをお願いし、伝説級の武器を目にした時は子供のようにはしゃいでしまう。説明が長く、やたらと前置きを置きたがる節がある。
基本クールでドライな(武蔵住人の中では比較的)常識人だが、その本質は主人公である葵・トーリが評して曰く『間違いなく狂ってる』。元々作家志望で聖連主催の学生小説賞に中等部二年次に応募、最年少で受賞するなど書き手としての実力は確かなものだったが、現在は同人誌の製作や批評活動のみ行っており、バラシ屋という同人サークルで近親同好会に参加している。
かつて三征西班牙の孤児院施設(と言う名の襲名者育成機関。所謂超人機関的なアレ)である第十三無津乞令教導院に所属していた過去があり、彼の名前はそこで呼ばれていた番号をそのまま名前にしたもの(十三=トゥーサン)と、結構ヘビーな(厨二病な)過去を持っていたりする。トマス・シェイクスピア(英国の生徒会兼総長連合である「女王の盾符」の一員であり、ウィリアム・シェイクスピアの襲名者である少女)とはそこで知り合った幼馴染の関係であり、大きくなったら互いの著作物を見せ合おう、一緒に作家になろうと約束していた。
だがある生徒が教導院の「教育」によって死にかけたことで一部の生徒が内紛を起こし教導院は内部崩壊。ネシンバラ達は査察が入る前に証拠隠滅として始末されかけたため脱走。六護式仏蘭西との国境近くで別れ、「将来偶然出会っても他人の振りをしよう」という約束をしていた。
本編二巻序盤の対英国戦にてシェイクスピアと再会し交戦。その際「常に王を害する行動を取る」という“第二悲劇(マクベス)”の呪いをかけられてしまう。その後はシェイクスピアとの格の差、作家になれてないこと、書記として働けないことなどの責任を感じ落ち込んでいたが、葵・トーリが持っていた小等部時代の黒歴史著作『ノルマンコンクエストⅢ』を浅間・智に手渡され、「ガキの頃のシェイクスピアが何を書いていたかは知らないが、ネシンバラの方が間違いなく狂ってる」というトーリからの評を聞かされ復活。
その後大罪武装“拒絶の強欲”を賭けてシェイクスピアと再戦し、彼女の切り札「リア王」に対して「天神・道真」の神降ろしで対抗する。最終的には劇の場を利用して「マクベス」を術式的に分解し解呪に成功、勝利をもぎ取った。和解した彼女から“拒絶の強欲”を手渡されるが、襲名者である彼女の立場を守るために「強奪」したという形式をとり英国より去った。
その後のシェイクスピアとの関係は一応良好であり、彼女からは遠距離ストーカーとでもいうべき行動をとられている。4巻にてネシンバラ本人も色々覚悟を決めた模様。リア充爆発しろ。
戦闘方法
文官組の一人であり本来戦闘要員ではないネシンバラだが、文章の神であるスガワラ系イツルに文章を奉納することで奉納した文章を願掛けとして再現する術式「幾重言葉」を用いて戦闘することも可能。
術式の効果は「奉納した文章の内容を再現する」というもの。高い文章能力を必要とする上に状況に合わせて的確な文章を記述する必要こそあるが、記述さえできれば幅広い効果を現出させることができる為かなりのチートである。
アニメ放映時、川上さんがツイッターで、解説を入れてくれたのだが、幾重言葉はローマ字で画面に書いてある中二仕様で、ネシンバラの周囲に回っているのも英語ではなくローマ字であることが語られた。そして術式陣から何やら彼は自分でデザインしたと言う……ネシンバラらしいと言えばネシンバラらしい。鳥居にも翼が着いているが、単なる飾りである。格好いいからつけているとこれも川上さんがツイッターで言っていた。
術者としての実力は一流で、英国での対シェイクスピア戦においてはシェイクスピアの演劇術式による特殊な状況を逆に利用し、神降ろしとして天神・道真を顕現させることに成功した。これはズドン巫女に見つかると確実に射殺されるぐらいの越権行為である。
関連項目
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