トゥームレイダーとは、アクションアドベンチャーゲーム及び同名の映画である。
ここではゲーム版について説明する。
概要
トゥームレイダーは、シリーズを通してララ・クロフトが世界各地の遺跡で冒険を繰り広げるアクションアドベンチャーである。
海外では人気が高く、ゲームの枠を超えテレビに出演したり、アンジェリーナ・ジョリー主演の映画にもなり、多方面に影響を与えた。ちなみにララ・クロフトは「ゲームヒロインとして最も成功した女性」としてギネスに認定された。
一方、日本では知名度は低く、映画版の方のイメージが強い。分かり易いイメージとしては女版インディージョーンズである。ちなみにトゥームレイダーとは「墓荒らし」という意味である。
現在までに7作が発表されており、10周年記念として1作目のリメイク版であるアニバーサリーが発表されている。なお1作目であるトゥームレイダースから6作目である美しき逃亡者まではイギリスのCore Design社が開発を担当し、7作目であるレジェンド以降はアメリカのCrystal Dinamics社が担当している。
ゲーム性
海外市場のアクションゲームの主流がファーストパーソンアクション(一人称・主観視点)だった初代時点から既に主人公、ララ・クロフトの背面を映すサードパーソン(三人称視点)の形をとっていた点は興味深い。
それにより、遺跡・建造物のサイズや雄大さをララという定規で比較することができ、そのスケールのダイナミックさを演出する効果を生んでいる。
作品概要としては荒廃した遺跡を探索してゆくサードパーソンアクションゲームである。
プレーヤーはララを操作し、道が崩落し、荒廃した遺跡を探索し、道の崩落したところをジャンプ・よじ登りといった自身で切り開いてゆき、閉鎖された扉・遺跡に残るトラップ・目の前に現れる敵に対処しながら最深部を目指してゆく。
特にこのジャンプにより、入り組んだ地形を目測で判断し、静止・助走の特性の違う2つのジャンプを扱い分け、マップを進んでゆく奥深さ・それを目指したマップ構成はこの作品群の高い評価の下地となっている。
また、その広大なマップ各所にある隠し部屋を捜索する楽しみもあり、やり込み要素も多い。
以上のことを、既に初代の時点で達成していた。これが、トゥームレイダーという作品をギネスに載る一流シリーズに導いた根底である。
シリーズ通して難易度は(販売数を競う国産品と比較して)高く、初見殺し、きわどいタイミング、精密操作を要求する箇所といったトラップが多い。
また、抜群の自由度というもの得た代わりに行動の指針が分かりづらく、先が見えずプレーヤーが「詰んだ」と思いがちであるのも日本プレーヤーとしてハードルが高いところ。(厳密には詰みになる要素は皆無に近く、ルートも一本道であるが、マップの広さ、複雑さがその印象を生む原因になる)
また、本来はパソコンゲームとして製作され、常時セーブが可能だったのだが、日本移植版ではメモリの都合上、一度限りのセーブポイントがマップに散在する形となっており、マイルド設定が主流の輸入ゲームにおいて珍しい逆転現象も存在。
それゆえに『洋ゲーらしい洋ゲー』という印象を受ける作品である。
Core Design社時代は作を経るごとにアクションが増えていったが、それは操作の複雑化を生み、またシステム面も初代の完成度の高さゆえに大きく変更できず、マンネリ化に陥った。
6作目「美しき逃亡者」ではそれにシナリオ・転機を生もうとしたが、開発の遅延、発売したものの完成度の甘さから、終了のお知らせがファンの間でささやかれたほど。
Crystal Dinamics社にライセンスが移って以後、複雑化したバランスが見直され、キャラクター同士の掛け合いも劇中に多く盛り込まれるようになった「レジェンド」が発売され、映画化によって注目度も高まったこともあり、トゥームレイダーという作品を復活させるに至った。
また、初代のリメイク版「アニバーサリー」が発売されている。特にこの作品は国内ハードでは『Xbox360/PS2/PSP/Wii』とかなりの対応数を誇っており、手軽に手を付けることができる。興味が持った方はこの作品からスタートするのもよいだろう。
ララ・クロフトについて
ララ・クロフトは冒険家である。
1970年2月14日生まれ、血液型はAB型、身長は180cm、出身地はウィンブルドン。
栗色の長髪、長身でありながら探検家・考古学者とは思えないほどグラマラス。特に、タンクトップに短パン、拳銃の二丁持ちというのが彼女のトレードマーク。チャームポイントは初代からの分厚い唇。
余談だが、初代の製作段階では主人公は男性であったが、「どう考えてもイン○ィ―・ジョー○ズじゃねーか、ふざけんな!」とスタッフ間からの声があり、露出度の高い女性らしい女性にした。という経緯があったらしく、結果それが功を奏したこととなる。
性格は常に冷静な大人の女性といった雰囲気だが、男勝りな一面もあり、まさしく『自立した女性』像というのが当てはまる。
9歳のときに飛行機事故に遭い、そのララを乗せたはヒマラヤの山中に墜落した。ララはヒマラヤの山中で10日間ものサバイバルを乗り越えて生き残った。その後は考古学者でありアビングドンの伯爵でもある父、リチャード・クロフトの元で育つ。
18歳のときにリチャード・クロフトに先立たれ、クロフト家の財産と伯爵の地位を受け継いだ。その後16もの古代遺跡の発掘に成功。どれも国際的に価値の高いものであったために彼女の名声は次第に高まっていった。そんな彼女に対してのイメージは考古学界では二分化されている。
さらに彼女の功績には噂が付きまとうが、真実を知るものは数少なく、それが彼女をミステリアスな存在にしていた。
原作ファンの多い作品名だけに、映画化の際はこれらの要素を持ち合わせた女優の起用が大いに期待された。それだけに、アンジェリーナ・ジョリーの起用は神がかり的な大抜擢であったことを付記する。
余談だが、映画が公開される前後作でララのグラフィックが飛躍的に美人になっている。原作側としても、アンジェリーナ・ジョリーの存在は大きな影響を与えたようだ。
日本語版
彼女の担当声優だが、『1』は緒方恵美、『2』以降は田中敦子となっている。
シリーズ初期(『1』、『2』)ではレイラ・クロフトと表記されていたが、『3』以降はララ表記。このため、思わず「レイラ」と呼んでしまうユーザーも…。
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読み:トゥームレイダー
初版作成日: 08/08/17 01:27 ◆ 最終更新日: 10/09/14 14:17
編集内容についての説明/コメント: ララのところ、少し追加。
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