トマ豆腐とは、VOCALOIDを用いた楽曲の動画を作成しているP(プロデューサー)、VOCALOID曲の歌い手、総合P。
概要
VOCALOIDPとしては鏡音リンオリジナル曲「Pretends」がデビュー作。使用VOCALOIDは鏡音リン・レンが多いが、初音ミク、KAITOなどをはじめ多数の日本語VOCALOIDを所有しており、それぞれを使用して楽曲を発表する。主に声の調整・表現力に定評がある。レコード会社契約やイベントでのCD配布及び委託販売はしていない(2014年現在)。
2008年01月26日の初投稿から2008年08月01日の「ナンティカ・シーダ」までの半年間での投稿楽曲数はシングル動画だけで50曲を越えており、後述のアルバム動画オリジナル曲も合算すると平均2日に1曲のペースという驚異的な速さで投稿していた。
楽曲製作は勿論、動画の編集・イラスト等に至るまで特に断りがない限りすべてトマ豆腐氏一人で行う。
2009年3月28日、ニコニコ動画、ピアプロへの投稿データを削除しVocaloidクラスタから撤退するが、翌年にあたる2010年1月、活動を再開。同年2月24日、Vocaloidマスター復活を果たす。
P名の由来
トマ豆腐氏初の鏡音レンオリジナル曲「お前、豆腐を嘗めんなよ」とその二日後にリリースされた「トマ・ト・ショークスナー」のインパクトによって、動画コメントに「トマ豆腐P」とコメントされたことから、自身もその名前を名乗るようになり定着した。
音楽性
氏のオリジナル楽曲はジャンルにとらわれない自由な編曲が特徴である。転調が多い。音楽全般の知識はほぼ独学であり、製作はすべて打ち込みである。歌詞は要所で韻を踏むことが多い。
作詞による楽曲系統
トマ豆腐氏の楽曲はその独特な作詞の世界によって大きく3つもしくは4つ、もしくはそれ以上に分類されると活動初期に本人が語っていた。主なものを以下にあげる。
- ガチ系…一般的なポップスに順ずるまともな詞の付いた作品系統。
- 真面目系…突っ込まざるを得ない歌詞の作品系統。これがトマ豆腐作の特徴であり、殆どはこの系統である。
- トマ豆腐語系…自身がトマ豆腐語と呼ぶ日本語をもじったカタカナ言語がタイトル及び歌詞の中に使われる作品系統。内容はコミカルなものが多い。
自身では真面目系について、「曲は真面目だけど歌詞が変な歌」と語っていたが、「曲が真面目でないことなどそもそも有り得ない」という考えから後に説明を改めた。もっとも、2010年の復活以降から徐々に分類の境を濁した作品を発表するようになったため、明確な分類は為されなくなった。
アルバム動画
既存のシングル曲にアルバムのみのオリジナル曲を加えた、アルバム動画を現在3つ投稿している。いずれも約1時間のアルバム形式の構成で間奏曲を挿入するなどの趣向を凝らしている。
シングルカットの要望が多い中、トマ豆腐氏はアルバム動画オリジナル曲は基本的にシングルカットしない方針としている。 (ファンによる代理UP動画あり)
ミニアルバム(メドレー)動画
既存のシングル曲をリミックスしたものをノンストップで収録した動画。Vol.5までリリース予定。(←2013年現在、製作は中止,ピアプロにVol.3あり)(ファンによる代理UP動画あり)
動画大量消失
2008年03月13日アップされていたトマ豆腐作品の殆どが削除される。
後述のトマ豆腐氏の方針による削除であったが、リメイクバージョンを制作するためのファイル一式が消失してしまうというミスにより、リメイクバージョンがアップさせることはなく、その後、一から制作・リメイクされた作品以外は闇に葬られた。バックアップの重要性を物語る事件である。
当時、完成を待ってからの削除ではいけなかったのか?との問いに「驚かせたかった」と答えていたが、後にブログ(現在は削除)で「若気の至りだった」と明かした。
カラオケ配信曲
トマ豆腐氏本人はカラオケ配信に意欲的であり、積極的に配信の手続きを行っている。カラオケJOYSOUNDにて、下記の4曲のオリジナル曲が配信されており、JOYSOUND設置カラオケ店で歌うことが出来る。(2013年現在)
歌ってみた
まれに自身の製作したVOCALOID楽曲を歌うことがある。その場合は男性キーへ変更しているが、特に明記がない限り音程修正などの小細工はしていない(わざと修正したバージョンと元の下手なバージョンを両方投稿したこともある)。自身の楽曲以外を歌ったことはない。
VOCALOIDのキャラクター設定
トマ豆腐の一部楽曲内でのキャラクター設定として、それぞれのVOCALOIDはトマ豆腐家という一家であり、クリプトン公式年齢とは違った設定が成されていることがある。
鏡音リン・鏡音レン
リンが年をごまかせる年齢が14歳、レンはたまに14歳の人格に変わる体質のため、ぎりぎり14歳の双子設定で活躍している。そのあたりを注意しながらトマ豆腐楽曲を楽しむのも一興である。特に大人な設定の鏡音リン楽曲にはリン様とタグが付いたり、コメント中でそのように呼ばれることがある。
初音ミク
22歳(ただしリンよりも早生まれ)。リン様でも敵わない強い気迫の持ち主。風鈴を割りまくったり、恋愛に疎かったりと、実は幼稚な一面も。
巡音ルカ
26歳。根っからのオタクで腐女子。普段は家に引きこもって、土日に参加するイベントのために原稿を仕上げたり服を縫ったりしている。出展作品の収入やアフィリエイトだけで自身の生活費と次のイベント費用をまかなっている。
KAITO
23歳。いつもぼけえっとしているようで、突然とんでもない毒を吐くこともしばしば。携帯電話はDOCOMO。トマ豆腐家の中では一番弱い。大学院生。
MEIKO(苫めい子)
??歳。見た目は20代後半程度だが、ものすごい若作りをしているとも、魔女の力で若々しさを保っているともうわさされる。オバハンくさい。酒癖が悪いが、本人は飲んでも飲んでも酔った気がしないらしい。トムに片思いされているが、軽くあしらっている。鏡音姉弟の母として楽曲に登場することもある。
豆音トム・本音ナノ
VOCALOID亜種であり、共にトマ豆腐オリジナルキャラクタ。
豆音トム(鏡音レン亜種)
年齢:15歳
身長:161cm
体重:49kg
得意な曲のジャンル:ロック系ポップス
得意な曲のテンポ・・・100~190BPM
得意な音域※:A2~G4
※得意な音域は目安であり、実際には非常に広い音域で歌えます。
本音ナノ(鏡音リン亜種)
身体データは定められていない模様。
神威がくぽ(がくっぽいど)
初作品の「SHY ~待っているから~」の印象に加え、その後のトマ豆腐動画でも画面に見切れる・後ろを向いているなどの画が多いことから、シャイな性格と位置づけられているようである。年齢設定は特にないが、20代中盤程度と思われる。
GUMI(メグッポイド)
21歳。関西弁の姉御キャラ。なお、「Mrs.DEBOO ビッグな私達」の女性は「ブミ・トマメダ(25)」で、別人である。(WAKASAYA ~枝豆の味解る歳になったら~PVより)
猫村いろは
リリース表
トマ豆腐氏は同じ曲のシングルバージョンとアルバムバージョン以外のバージョンを混在させない方針の為、リメイクされると前のバージョンは削除されるので注意が必要であった(現在ではトマ豆腐氏本人の投稿でないものが多数のためか、リメイク後も前のバージョンを削除する意思は無い模様)。前述した通り2度に渡り動画が大量消失したため代理アップされている楽曲(影のトマ豆腐楽曲タグが付いているものもある)を含め、整理の一助としてリリース表を置く。一部リメイク及び代理アップされているものは年表に含まないことを了承いただきたい。
なお、トマ豆腐本人の歌ってみた動画や、ニコニコ動画以外にもピアプロにてオリジナル曲を投稿しているが、この表では、ボーカロイドを使用し且つニコニコ動画にて公開されていた・若しくは現在公開中のもののみ記述することとする。
関連マイリスト
以下はファン等によるトマ豆腐関連作品。
関連コミュニティ
関連リンク
関連項目
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