トヨタ・コロナSFとは、トヨタ自動車が1987年から1996年まで生産していた中型車である。
概要
コロナの5ドアリフトバックモデルとして1987年に登場。
SFは「センセーショナル・フィール(Sensational Feel)」の頭文字をとっている。
歴史
初代(T170系、1987年~1992年)
1987年発売。
T150系コロナ5ドアのモデルチェンジ時に名称を変更、「コロナSF」となった。
エンジンは4S-Fi(1800cc Ci)/3S-FE(2000cc EFI)/3S-GE(2000cc EFI)を搭載。
グレードはSF-GT(3S-GE)/SF-G(3S-FE)/SF-X(4S-Fi)/SF-Z(4S-Fi)の4グレードを設定。
1989年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインを変更、リアのナンバープレート取り付け位置がテールランプ中央からバンパーに変更となった。
また、1800ccエンジンを4S-FE(EFI)に変更した。
2代目(T190系、1992年~1996年)
1992年発売。
搭載エンジンは3S-FE/4S-FEの2種類で、先代のようなスポーツツインカムエンジン搭載モデルはなくなった。
グレードはTYPE II(3S-FE)/TYPE I(4S-FE)の2種類のみ。
1994年にはマイナーチェンジを実施。
外装デザインを変更、リアナンバープレートの取り付け位置がバンパーからテールランプ中央に変更となった。
1996年には生産を終了、もともと日本では5ドアリフトバックの需要が皆無であったためほとんど売れなかった。
後継モデルも用意されていない。
関連項目
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