トヨタ・コンフォート(Comfort)とは、トヨタ自動車が1995年から生産をしている乗用車である。
概要
車名の由来は英語の「快適な」の意味のComfortから。駆動方式はFRのみ。主にタクシーや教習車といった営業車目的がメインとなる。全長が4.6m以下のためタクシー仕様の場合は小型タクシーとなり、中型タクシーにはコンフォートよりも全長・室内長を10cm長くして中型タクシーの基準に合わせたクラウン・コンフォートが存在している。タクシー仕様はLPG仕様のみとなるが、教習車にはLPGエンジンの他にガソリンエンジン仕様も存在をする。デビューから2001年まではディーゼルターボエンジン仕様も存在をしていた。
また2003年には特別限定生産車として教習車をベースにスーパーチャージャーを搭載したスポーティモデルのGT-Zも存在した。
なお、一般人でもコンフォートは購入が可能で、特にマニュアルが好きな人にはガソリンエンジンの教習車仕様が購入が可能。
初代・XS11/13系・TSS11/13系(1995年〜)
1995年に発売。今までのコロナタクシーやマークIIタクシー&教習車の後釜として登場。搭載エンジンは、2000ccのLPGエンジン(タクシー&教習車)、1800ccのガソリンエンジン(教習車)、2400ccのディーゼルターボエンジン(タクシー&教習車)となる。
2001年にディーゼルターボエンジンは廃止となるが、教習車のガソリンエンジンを1800ccから2000ccに排気量がアップされる。2002年にはエアバックとABSが標準装備化がされる。
2007年には教習車のガソリンエンジンが、ハイエース用のエンジンに転換され形式がXS13型からTSS13型へと変更される。
2008年にはLPGエンジンの燃料噴射方式がキャブレター方式から電子制御方式のEFI化がされパワーアップと同時にタイヤも14インチから、15インチへとサイズアップがされる。形式もXS11型からTSS11型となる。
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関連項目
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