SAIは、トヨタ自動車が製造していたセダンタイプのハイブリッドカーである。 「プリウス」の上位モデルに当たり、ミドルサイズ(Cセグメント)のプリウスに対するアッパーミドル級のハイブリッドカーとして販売されている。
概要
SAIは、トヨタブランドとして12年前に発売されたプリウスに続いて、2車種目のハイブリッドオンリーモデルとして2009年10月に発売された。プリウスのシャシー・コンポーネントを流用しているほか、同年7月に先行して発売されたレクサス・HS250hとは兄弟車の関係となっている。
開発コンセプトは、かつてトヨタブランドで発売されていた「プログレ」を開発したメンバーが含まれ「プログレを2000年代のデザインで復活させようとした」と言われている。
また「プリウスよりも高級なクルマが欲しい、でもクラウンハイブリッドは高すぎる」といった意見があったことから、その需要層をカバーする役割も担っている。
発売後はタクシー用としての使用例が増加傾向にある。(クラウンよりも安上がりで、案外室内が広く快適なため。)
2013年8月にマイナーチェンジ。全体のデザインが変更され、グレード体系も一部変更された。
2017年11月、上級(Dセグメント)モデルのカムリと統合され生産を終了。兄弟車種のHSも後に販売を終えている。
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