「ラッパ」「ペット」などと呼ばれることもある。略号は「Tp」「Trp」など。
概要
最も代表的な金管楽器で、特に吹奏楽、マーチ、ファンファーレ、ジャズなどでは旋律を多くつとめる花形楽器。クラシックでは時代によってやや傾向が異なり、古典派の時代はバルブの無いナチュラルトランペットが使用されており自由な音階を奏でる事が出来なかった為、ティンパニとともに主音と属音の強調に使用される事が多かった。また、バルブが開発された後も、ナチュラルトランペットを想定した使用法で作曲する事もあった(ブラームスなど)。
華やかでよく飛ぶ音が得意な反面、弱音でも目立ちやすい傾向にある(特に一般的なピストン・トランペットにおいて)。
マウスピースを唇につけ、唇を震わせる(バジングする)ことで音を出す。3つのピストン・バルブによる管の長さの変化と、バジングの程度によって音階を調節するのが最も一般的なピストン・トランペットである。ピストン・バルブ以外で管の長さを変える種類のトランペットもある。
類似の楽器に「コルネット」がある。トランペットを縮めたような形をしており(但し細部には結構違いがある)、奏法もほぼ同じだがその出自は異なる。形状が似ているのははじめコルネットで採用されたピストン・バルブをのちにトランペットが採り入れたため。かつてはトランペットと併用されていたコルネットだが、オーケストラやジャズなどではトランペットが生き残り、コルネットは現在では英国式ブラスバンドや一部の吹奏楽などで主に使われる。
ニコニコ動画でも、トランペットを演奏してみた動画を数多く見ることが出来る。
種類
以下のような種類がある。もっとも一般的なのはB♭トランペット。
- B♭トランペット
- Cトランペット
- E♭トランペット
- ピッコロトランペット
- アルトトランペット
- バストランペット
- ロータリートランペット(ロータリー・バルブで音を変えるもの、北欧やドイツ語圏でよく使われる)
- スライドトランペット(トロンボーンのようにスライドを伸縮させるもの)
著名なトランペット・コルネット奏者
姓アイウエオ順。記事のある人物は太字。
- ルイ・アームストロング(1901-71、米)
- ジョゼフ・ジャン=バティスト・ロラン・アルバン(1825-89、仏)
- モーリス・アンドレ(1933-、仏)
- 数原晋(1946-、日)
- ハンス・ガンシュ(1953-、オーストリア)
- ディジー・ガレスピー(1917-93、米)
- 桑野信義(1957-、日)
- フィリップ・ジョーンズ(1928-2000、英)
- 曽我部清典(1952-、日)
- マイルス・デイヴィス(1926-91、米)
- セルゲイ・ナカリャコフ(1977-、露)
- 南里文雄(1910-75、日)
- ロイ・ハーグローブ(1969-、米)
- 原朋直(1966-、日)
- 日野皓正(1942-、日)
- ランディ・ブレッカー(1945-、米)
- ホーカン・ヘルデンベルゲル(1961-、スウェーデン)
- ウィントン・マルサリス(1961-、米)
- エリック・ミヤシロ(1963-、米)
- ニニ・ロッソ(1927-94、伊)
- メイナード・ファーガソン(1928-2006、加)
関連動画
関連商品
※楽器そのものの購入を考える際は専門の楽器店に相談することをお薦めする。
関連コミュニティ
関連項目
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読み:トランペット
初版作成日: 08/10/03 19:42 ◆ 最終更新日: 12/02/15 23:11
編集内容についての説明/コメント: ハンス・ガッシュからガンシュに修正
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