残念だったなぁ、トリックだよ
自分が生きていることについて、ベネット
簡単なトリックだ
お前らのやってることは、全部すべてまるっとスリっとゴリっとエブリシングお見通しだ!
トリックを見破った際に、山田奈緒子
トリックとは、人をだます目的で使われる仕掛けのこと、あるいは手品やミステリーを構成する仕掛けのことである。
曖昧さ回避
- トリックアート - 騙し絵。見方によって様々な絵が浮かんでくるなどの仕掛けがある。
- トリックショット - ビリヤードにおいて、玉を曲げたり浮かせたり一度に2つ以上の玉を落としたりするショットのこと。曲芸的なものも多い。
- トリック - スケートボード・スノーボード・ボディボードなどの技のこと
- トリック - スキルトイ・ジャグリングの技のこと。ヨーヨーについてはヨーヨーのトリック一覧を参照。
- TRICK - テレビ朝日系で2000年に放送されたドラマ。該当記事参照。
- ペン回しにおける単体の技のこと。コンボの対義語にあたる。
- トリック - アニメ「超次元ゲイムネプテューヌ」に登場するキャラクター。または超次元ゲイムネプテューヌmk2に登場するキャラクター、トリック・ザ・ハードの略称。
その他、該当記事参照
概要
いわゆる手品師の口上によく出てくる「種も仕掛けもございません」の「種」「仕掛け」のこと。
手品などではトリックを見破られることなく演技を遂行することが求められるが、推理小説などでは必ずネタばらしが要求されるという正反対の性質を持つ。
手品などのトリック
隠しポケットや小道具による単純な仕掛けのものから、舞台に大仕掛けを仕掛けておく大規模なもの、演者の技術による錯覚や、あるいは演者の話法やパフォーマンスによってお客の心理の裏をつくようなトリックも存在している。
ミステリー・推理小説などにおけるトリック
小説などのトリックには大きく分けて2種類が存在している。
ひとつは、犯人などが探偵などに向けて出すトリック。つまり、登場人物が登場人物をだます為の作品内のみでのトリックである。こちらは探偵役が解決することでほぼ確実に解かれることになり、登場人物による解説がなされることが多い。
もうひとつは、作者が読者に向けて出すトリック。いわゆるトリックが明かされた際に物語の全貌が一気に反転してしまうような、作者が読者をだます為のトリックである。こちらは叙述トリックとも呼ばれている。このトリックについては推理小説だけに限らず、他のジャンルの作品においても使われる場合がある。
だが、どちらにも共通するものとして、作中のある時点においてすべてのトリックは必ず破られるという点が上げられる。推理小説において破られないトリックは推理小説としての破綻を意味しており、トリックが解決されないまま終わる創作作品はミステリーではなくなってしまう。それらの作品はむしろホラーやファンタジーとしての要素が強いといえるだろう。
また、トリックを構成する際のルールも多数提唱されている(ノックスの十戒など)。ただし、これらのルールを完全に守らない名作も存在しているため、絶対的なルールが存在しているわけではない。
より詳しいトリックの分類などについてはWikipedia参照。
関連動画
関連項目
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