トーマとは、メディアミックス作品『超速変形ジャイロゼッター』の登場人物である。
CV:立花慎之介
本項ではアニメ版を中心に記述する。
概要
ジャイロゼッターを用いる謎の組織・ゼノンの戦闘ドライバー。ジャイロゼッターによる戦闘を始め、データの収集やゴブリの操作、戦場での前線指揮など様々なことをこなす。
色白で眼鏡を掛けた25歳で、ゼノンと繋がっているエネクルス社の会長の孫。駆流達に面が割れているが、エネルクスの業務をこなしたりラーメンを食べに行くなど、特に正体は隠していない。
同僚のハルカとは年齢が一回りほど違うが、馬が合わないことから対等に接されて(というか嘗められて)いる。イレイザー01に至ってはさらに仲が悪く、命令を無視されたり暴言を浴びせられるなども日常茶飯事である。
基本的に真面目で任務に忠実だが、それ以上にコミカルな描写が多い。ゼノンにいる時と同じ格好で中華街のラーメン屋に行ったり、眼鏡っ娘について熱く語ったりとネタは枚挙に暇がない。また数々の迷言名言を残している。
しかし単に間の抜けた悪役というわけではなく、時には相手の命を躊躇無く奪おうとする非情さも見せる。
『アルバロスの翼』の舞台となる2053年では彼そっくりの人物がエネルクス社の社長であるが、その関係は不明。
【最終決戦・アルバロスの翼に関するネタバレ】
フルネームはトーマ時貞。ゴートとの遭遇によりゼノンを設立した祖父ジャドー(トーマ時宗)の命によりゼノンの新総帥・ゲドーとなる。しかし悪には徹しきれなかったのかゼノン本部の爆発からりんねを救い、本体メガネのみを残し姿を消す。 最終決戦後に生還し、祖父からエネルクス社の会長職を受け継ぎアルカディアと協力することを宣言した。
アルバロスの翼(2053年)のトーマ/ゲドーは終始悪に徹しており、この時代のトーマは彼の息子にあたる。
名(迷)言集
- 始まりの時だ・・・(1話)
- この鼓動・・・ゴブリとは格が違う・・・!(3話)
- おや、私の名前ですか?トーマと覚えてもらおう。
が、呼ぶ必要はない。君には即刻退場してもらうのでね!(6話) - パワー型のジャイロゼッターなど、計算があああああい・・・(6話)
- 美輪沙斗理は、冷静かつ理知的で、振る舞いは常にしとやかだ。ハルカ、君とは正☆反☆対(7話)
- 俺にはわかる。なぜなら・・・彼女は眼鏡っ娘だからだ(キリッ(7話)
- ま、理解できなくても仕方ない。眼鏡の心は眼鏡にしかわからんものだ(7話)
- 安心したまえ、後で回収してやる。我々が寛大な組織だったことに感謝するんだな(8話)
- 人を指差すもんじゃない!(9話)
- マカベ!・・・ここでは"ゼノン"のトーマだ・・・(12話)
- 恐れおののくがいい!羽ばたけ、飛竜!超速変形!ドラグノス・・・融合!降臨!(12話)
- ようこそ地獄の港へ。三途の川までご案内ですよ(12話)
→言ったでしょう、皆さんを地獄に案内すると(13話) - ハイパーなのか!?(13話)
- 誰が何と言おうと・・・変形だーー!!(17話)
- HA☆RI☆TE(17話)
- なんという兄☆妹☆愛(24話)
- よそ見運転は、危険ですよー♪・・・隙有りっ!(24話)
- ファイナルバーストなど計☆算☆外ッ!(24話)
- (俊介「くっ、トーマか!」)正解だっ!(26話)
- 次の停車駅は~終点~アルカディア~アルカディアでぇ↑す(30話)
- ダイコンゴウ、定刻通りに只今到着!(30話) ※監督ではなく演出の発案によるものです
- さあ、アルカディアの皆さん。人生の終着駅までご案内です!(30話)
- たまにはみんなで温泉というのもいいだろう。建前という衣服を脱ぎ捨て、本音で語り合おうじゃないか!(36話)
- フッ、温泉を掘り当ててしまうとは計☆算☆外→いや温泉がーーーッ!!(温泉に吹き飛ばされながら)(36話)
- やはり豚骨ラーメンは、本場に限るな(38話)
- 福岡博多にまで追い詰める、このゼノンの諜報網に恐れ入ったか!(38話)
- (駆流「卑怯だぞトーマ!」)何が卑怯なものか!これが戦略というものだ!(38話)
- (駆流「せこいぞ!」)ハッ…今更そんな罵りを受けて傷つく私ではない!(38話)
- さぁ、どうする?さぁさぁ、あさぁ~あ?(38話)
- (時宗「時貞、初めてのラーメンはどうだ?」)はい、お爺さま!庶民の食べ物にしておくには、もったいない味です!(1999年)(39話)
- 相変わらずのご挨拶!そちらこそ立ち入り禁止の看板が見えなかったんですか?(話)
- (充紀「まだや!ギリギリ入ってへん!」)ああ言えばこう言う…だがここで合ったが百年目!(話)
- アルバロスが暴走するとは計☆算☆外ッ!これでは我々の計画が水の泡だあッ!(40話)
- (社員「京都ラーメンのお味はいかがです?」)素晴らしいよ…京都のイメージを覆す暴力的なまでのこっっってりスープと九条葱の絶妙なハ~モニ~(41話)
- …お邪魔しまーす(小声)(41話)
- あの眼鏡っ娘、鋭い…!ここは、天狗の鳴き声で誤魔化すしか…テンテン!テテーン!(41話)
- 君の眼鏡に免じて、その条件受け入れよう(沙斗理「本当ですか~?」)ああ、眼鏡と眼鏡の約束だ(眼鏡キラーン)(41話)
- 今はこの青い空も海も俺だけのもの!(42話)
- 奴らが探しているのは女物の水着の…あ、あれだ…上と下と分かれてるやつの…う、上の方…(42話)
- 駆流隊長、あなたは女心というものがわかっていないようだ(42話)
- こんな私も、昔ある女性に自分で作った歌をプレゼントしたことがあります…海のように大きな愛をテーマにした、題して『愛のオーシャン』(42話)
- ナンダトォーゥ!?(44話)
- ち、ちきしょう…アルカディアの奴ら調子に乗りやがって…(涙しつつパンフレットに噛みつきながら)(46話)
- 轟駆流の絵日記とラジオ体操のスタンプカード…毎日コツコツ溜めて満杯になったこのスタンプを消してやれば…(47話)
- 我ながらなんと恐ろしい作戦…いくらゼノンとはいえ、そこまで極悪なことはできん…(47話)
- フッ…ゼノンの幹部たるこの俺が、他人の日記を盗み見る程度の事にビビッていてどうするッ!→こんなもの…躊躇うことなく読んでやる!(47話)
- 冷やし中華と言うからてっきり、冷えた餃子、冷えた八宝菜のようなものかと思っていたが…まさか、ラーメンの一種だったとは(47話)
- しかもこれほどまでに美味しいとは!何よりこの冷やし中華の素晴らしいところは!…湯気で眼鏡が曇らない(47話)
- なるほどぉ~、これがゴマだれ冷やし中華…個人的には醤油だれの方が好みだな(47話)
- たぁ~まやぁ~!(47話)
- 聞け!我が名はゲドー!今より私がゼノンの総統である!(49話)
- ハッハッハッハッハッハ…お前達の魂はこのゲドーが頂いたぞ!(49話)
- 手に入れたぞメヴィウスエンジン…皮肉なものだ、今やこいつには憎しみしか感じない(49話)
- 絆…だと…?(49話)
- (ジャドー「ゲドー、お前は死んだはずでは?」)確かにゲドーなら死にました(51話)
- (ゲドー「どうするつもりだ?儂を殺す気か?」)そんなことで逃げられてしまっては困ります。あなたには責任を取ってもらいます(51話)
- 私が信じるのは未来です…そして!エネルクスは私が引き継ぐ(51話)
- あなたには、私のエネルクスとアルカディアが築く未来を見守ってもらいます(51話)
- (マカベ「トーマ様、ご帰還お待ちしておりました」)ありがとう、マカベ(51話)
搭乗ジャイロゼッター
- ゴブリエース
- AI制御のジャイロゼッター"ゴブリ"をパワーアップさせたジャイロゼッター。複数のゴブリを引き連れて行動する。
- アギトツインS
- アルカディア製のアギトツインを改造したジャイロゼッター。その性能はゴブリエースを上回り、トーマ曰く「ゴブリとは格が違う」。武器は鎌形の双剣「ツインソード」で、必殺技はツインソードで衝撃波を放つ「デュアルブラスト」。
劇中ではプリウスαを中破させる活躍を見せるも、6話でコングローダーの攻撃を受けて大破してしまう。 - 光岡 オロチ
- 光岡自動車製のオロチを元にしたジャイロゼッター。必殺技は両手の爪からウィルスを送り込む「毒蛇の牙」。
- 巨竜型重機 ドラグノス
- ゼノンがエネクルス社と共同開発した飛竜型ジャイロゼッター。4台の重機(クレーン車、ショベルカー、ブルドーザー、ミキサー車)が超速変形して一体となるため、ゼツボー的にでかすぎる。必殺技は尻尾による打撃「クレイジーテイル」や、口から放つ重力波攻撃「グラビティボム」。
アーケード版ではボスキャラとして登場。第1弾後半からは強化型のドラグノス改が登場している。 - 大王級戦艦 グレートクラーケン
- タンカーから超速変形する巨神戦艦型ジャイロゼッターで、「海王神」の異名を持つ。乗用車どころか車両ですらないが、これもジャイロゼッターらしい。
ジャイロゼッターの定義とは・・・石膏像のような顔が特徴的で、武器は背中から生えたイカのような4本の触手や両肩の艦載砲など。必殺技は相手を触手で突く「スキッドルート」や、頭部からビームを放つ「グレートバンカーチャージ」。 - インプレッサ
- スバルのインプレッサを元にしたガンマン型のジャイロゼッター。武器は二丁拳銃。エネルクス社を探りに来たアルカディアTVの妨害と実戦テストを兼ねて出撃。劇中で描写が無かったため、トーマが搭乗していたかどうかは不明。
- マーチ
- 日産自動車製のマーチを元にしたカエル型のジャイロゼッター。コミカルで可愛らしい外見とは裏腹に戦闘能力は高く、伸縮自在の両腕を使った「HA・RI・TE」や「弾丸フロッガー」はかなりの威力を誇る。
初登場回では計4台が登場し、トーマが乗った機体は通常の赤色、部下が乗った機体は緑色だった。 - ベルガー
- アルカディア製のベルガーを元にした虎型のジャイロゼッター。虎のように強靱な足を持ち、その機動力はライバードやドルフィーネにも引けを取らない。ライフルとサーベルを装備しており、劇中ではライフルを用いた必殺技「フルバーストショット」を使用した。
- 武者型暴走機関 ダイコンゴウ
- 蒸気機関車から超速変形する鎧武者のような巨大ジャイロゼッター。客車部分も含めて超速変形するため、ドラグノスやグレートクラーケンに並ぶ巨体を誇る。背中の刀を用いて竜巻を起こす「旋風裂波砲」や肩部アーマーのミサイルなどでアルカディアのジャイロゼッターを苦しめた。
燃料は固体のゼタレイトらしく、車掌服に身を包んだトーマ自ら釜にくべる。 - 駆流「なんだこのSLの化け物は!?」 視聴者(ロコモライザー?)
空を走るダイコンゴウ 視聴者(え、999?)
トーマ「超速変形!」→光のレール出現 視聴者(アドベンジャー!?)
トーマ「ダイコンゴウ、定刻通りに只今到着!」 視聴者(マイトガインだった・・・) - CIMA HYBRID
- 日産自動車のCIMAを元にしたジャイロゼッター。ジャイロモードはどこか神々しいデザインで、必殺技は背中の後光を用いた「火炎反射(プロミネンスリフレクション)」。36話で初登場し凄まじい威力を見せつけるも、マグマを刺激して温泉を掘り当ててしまい、噴き出した温泉によってトーマ共々空の彼方へ消えていった。
- 光岡 ガリュー
- 光岡自動車製のガリューを元にしたジャイロゼッター。葉巻を咥えたマフィア型ジャイロゼッターで、左腕の機関銃はドリルやショットガンにも換装できる。必殺技は「仁義なき機関銃」。
- ヤツメノオロチ
- 光岡自動車製のオロチ、ビュート、ガリューが合体した蛇型の巨大ジャイロゼッター。
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関連項目
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- 0pt