ドムドムハンバーガーとは、ファーストフードチェーン店である。
1970年2月に町田市で開店。日本においての歴史はマクドナルドやモスバーガーなどのライバルたちよりも古く、日本初のハンバーガーチェーンである上、ケンタッキーフライドチキンより1ヶ月開店が早かったため、日本初のファーストフード店と言われる。
概要
元々ダイエーの子会社だったため、主にダイエーやイオン、マルエツなどのスーパーマーケットやショッピングセンターのフードコートに出店している。そもそも、当初はダイエーがあのマクドナルドの日本法人として設立する予定だったが、主導権を握りたがるダイエーと平等に50:50で出資しようとしたマクドナルドの間で対立。その結果生まれたのがドムドムである。一方、マクドナルドは藤田田と組んで「日本マクドナルド」を設立したのであった。
因みに、かつてはダイエーが日本における「ウェンディーズ」の経営権も握っており、ドムドムから改組する形で設立された日本法人であるウェンコ・ジャパンが両店の経営を行っていたが、同社がゼンショーへ売却される際に分割され、ダイエーのフードコート事業を担っていた「オレンジフードコート」に吸収させる形でドムドムのみがダイエーグループに残された経緯がある。
ただでさえウェンディーズへの転換で店舗数が削られていた状況に加え、近年ではダイエーそのものが急激に店舗を減らしたため、ドムドムハンバーガーの店舗数も縮小傾向にある。そのせいか、ファーストフード店の話題が挙がった場においても存在を忘れ去られてしまうか、あるいはネタ店的な扱いを受けてしまう悲しい状態にある。
しかし、ダイエーという身近な場所に展開していたチェーン店ということで、子どもの頃から馴染んでいた人も多く決してファンが少ないわけではない。昔を懐かしんで涙を流しながらドムドムハンバーガーを食べる、よくある光景である。
ダイエーがイオングループになったせいか最近のオレンジフードコートはディッパーダンというクレープ屋にチカラ入れてイオンにも出店してるようなのでドムドムもこのままイオンに出店して増やしてくれと願いたい。
と思いきや2017年に入り、ついにダイエーはドムドムを売却することを決定。オレンジフードコートからドムドムの事業を再び切り離すと同時に店舗を大量に閉鎖。同年にホテルの運営を中心に行っている会社「レンブラントホールディングス」が買収し、店舗の拡大と縮小、妙な新メニューの開発を続けながら現在に至っている。
関連動画
関連リンク
関連項目
- ファストフード
- ダイエー
- ハンバーガー
- マクドナルド
- ロッテリア
- モスバーガー
- ウェンディーズ(かつて同じ会社だった)
- バーガーキング
- フレッシュネスバーガー
- ニコニコグルメナビ
- 料理の一覧(「飲食店」の項あり)
- 10
- 0pt