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『ドラえもん のび太とふしぎ風使い』とは、映画ドラえもんシリーズ第24作である。2003年3月8日公開。同時上映は『Pa-Pa-Paザ★ムービー パーマン』。
主題歌は『またあえる日まで』。作詞:アドベンチャーキャンプの子供たちと北川悠仁、作曲:北川悠仁、編曲:寺岡呼人・ゆず、歌:ゆず。
概要
映画ドラえもん第24作、大長編ドラえもんとしては第23作となる作品。本作は『のび太の大魔境』と同様に、地球上に存在する秘境が舞台になっている。違いは本作に登場する「風の村」の場所は明かされていないことである。なお村に住む人々はモンゴル・チベット民族の衣装に基づいたものになっており、ドラえもんたちの服装もそれに合わせたものになっている。
この作品より映画ドラえもんもセル画からデジタル制作に移行しており、また作画監督が第2作『のび太の宇宙開拓史』より担当していた富永貞義から渡辺歩へと交代しており、大幅にタッチが変わっている。
本作では終始スネ夫の顔が豹変しており、そのシーンはCMでも多く流されたので印象深い人も多いのではないだろうか?
あらすじ
台風が通り過ぎた朝、のび太は台風の子どもと出会い、「フー子」と名付けてかわいがる。ある日、フー子と遊ぶためにどこでもドアで遠くに草原に出かけるも、洞窟に吸い込まれ違う場所に出てしまう。そこは「風の村」と呼ばれる場所で、のび太たちは村に住むテムジンたちと仲良くなる。
しかし、村には嵐族という風の力を悪用するものがおり、村の民と対立していた。嵐族は古代の風の怪物マフーガを復活させるためにフー子を奪おうと襲い掛かってくる。さらにはスネ夫が突然豹変し、のび太たちや風の民に攻撃を始めた。果たしてスネ夫の身に何があったのか。フー子の秘密とは一体何か。のび太たちの冒険が始まる。
ゲストキャラクター
- フー子
- CV:かないみか
- のび太が台風一過の朝に出会った台風の子供。てんコミ版6巻に収録されているエピソード「台風のフー子」を元にしたキャラクター。風で回りのものを吹き飛ばさないよう、ドラえもんの道具で作ったぬいぐるみの中に入っている。
- テムジン
- CV:愛河里花子
- 風の村に住む風使いの少年。村の少年たちのリーダー格。
- スン
- CV:西原久美子
- テムジンの妹。
- トムジン、ヤムジン、クンジン
- CV:佐藤ゆうこ、北川悠仁(ゆず)、岩沢厚治(ゆず)
- テムジンの友人達。本作の主題歌を歌っているゆずの2人がゲスト出演している。
- ストーム
- CV:屋良有作
- 嵐族をまとめる族長。風の村を征服するべく、封印されし怪物マフーガを復活させようとたくらむ。
- ウランダ―
- CV:小林清志
- 嵐族の邪悪な魔術師だが、その実体はない。古くにある風の民によって封印された霊魂であったが、ストームによって復活させられた。復活後はスネ夫の体を乗っ取り、悪事を働いた。
関連項目
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