ドラゴンスレイヤー英雄伝説IIとは、日本ファルコムより発売されたRPGである。
概要
英雄伝説シリーズの第二作目である。
前作同様にイセルハーサの世界を舞台とし、この作品をもってイセルハーサ編は完結する。
本作は前作から20年後の時代であり、前作で主人公だったセリオスの息子である、アトラス少年の活躍を描いた物語である。
前作からの変更点
基本的には前作のシステムを踏襲しているものの、魔法システムが大きく変更された。
前作では、魔法で消費するポイントは各キャラクターが持つ総ポイント容量から、使用する度に減っていった。
しかし、本作では魔法一つ一つにカプセルが設定され、一回使用するとその魔法カプセルは空になる。空になった魔法カプセルは、戦闘が終了して、フィールド画面に戻れば時間経過と共に自然回復する。アイテムを使用するか宿屋に泊まっても回復する。
キャラクターが一度に覚えられる魔法は七個までなので、基本的に一回の戦闘で魔法は一人七回までしか使えない。
魔法は何度も覚えたり消す事が出来、同じものを複数覚える事も可能である。
よって、本作ではダンジョンや敵に応じて魔法の構成を変える戦略が必要になってくる。
その他の変更点
パソコン移植作
発売日 | 機種 | メーカー | 備考 |
1992年7月24日 | PC-9801 | ファルコム | OP等にグラフィックが追加 |
1993年2月6日 | FM-TOWNS | ブラザー工業 |
家庭用ゲーム機移植作
発売日 | 機種 | メーカー | 備考 |
1992年12月23日 | PCエンジン | ハドソン | OPやEND、イベントCGが独自のものに全て差し替え。イベントシーンにボイスが入る |
1993年6月4日 | スーパーファミコン | エポック | |
1995年1月20日 | メガドライブ | セガ | OPの後半とイベントCGが削除 |
1998年6月25日 | PS | GMF | 「I」と「II」を一つに纏めて発売。「II」の主な変更点:OPの後半が削除。フィールド、町、城のBGMが「I」と共通のものに差し替え。戦闘等のBGMが削減 |
1998年9月23日 | サターン | GMF | ほぼPS版と同じ |
主な登場人物
- アトラス
本作の主人公である少年。一国の王子であり、前作の主人公セリオスの息子。
父親同様、スライムいじめが趣味。
世間知らずで人を疑わない性格な為、高価な武器・防具を格安で売ってしまう。 - ランドー
魔法使いの男。魔法使いは貧弱と思われるのを嫌って体を鍛えた、筋肉隆々な体の持ち主。
陽気な性格で、半ば強引にアトラスの旅に付いて来る。
パーティー最年長で30歳を過ぎているが、おっさんと言われると怒り出す。
世間知らずが多いパーティー内においてツッコミ役を担う。 - フローラ
裕福な町長の娘。女神の声が聞こえるという不思議な能力を持っている。
親は成金で傲慢だが、彼女自身は真面目で優しい性格をしている。
卑猥な俗語の意味も知らない生粋の箱入り娘である。 - シンディ
仮面を被った男。記憶喪失らしく自分が何者かを語る事はないが、彼の好きな人にアトラスが似ていると言う事で付いて来るようになる。
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関連項目
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