ドラゴンボールファイターズ(DRAGON BALL FighterZ)とは、バンダイナムコエンターテインメントより2018年2月1日にPlayStation4とXbox Oneで発売された対戦格闘ゲームである。
概要
ドラゴンボールファイターズ | |
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラゴンボールファイティング |
対応機種 | PlayStation4 Xbox One Nintendo Switch |
開発元 | アークシステムワークス |
発売元 | バンダイナムコエンターテイメント |
発売日 | 2018年2月1日 |
対象年齢 | CERO:A |
ゲームソフトテンプレート |
2017年のE3にて発表された。開発は「ギルティギア」「ブレイブルー」など現状でも多くの人気シリーズを抱えるアークシステムワークス。
本格的対戦格闘ゲームとして設計されており、他社製の『MARVEL VS. CAPCOM 3』などと同様の3vs3のアシスト・随時交代制を採用している。
「ギルティギアXrd」シリーズで培ったセルアニメ調の3Dグラフィックを採用し、「どの角度・遠近でも作画のように見え、モデルをコマ単位で制御してコマ数も減らすことでアニメのように見せる」あの技術が惜しみなく投入されている。これによりキャラクターは完全に3Dで制作されているが、画面での見え方も格闘ゲームとしての挙動も2Dそのものである。
原作やアニメの有名技だけでなく、ちょっとした動作やワンシーンを積極的に再現しているのはもちろんだが、一部技に『超武闘伝』シリーズや『HYPER DIMENSION』といった古いタイトルから直接踏襲しているものが見られる。技名に至っては超サイヤ伝説の『強力エネルギー波』まであり、ドラゴンボールゲーの歴史の重みを感じさせるものとなっている。
ゲームシステム
ジャンプ、ガード、必殺技といった基本操作はスト2のようなオーソドックスな2D格闘。
基本攻撃は弱中強と「特殊攻撃」の4ボタンとなっている。大半のキャラクターは特殊攻撃に遠距離の気弾が設定されている。
ラウンド制ではなく、どちらかのチームが全滅した時点で試合終了。Lボタンで控えキャラクターにアシスト技を使わせたり交替したりできる。
ボタン同時押しに超ダッシュなどの特殊行動。デフォルトでパッドのRボタンに同時押しが割り振られている。
また超必殺技も含めて、ほぼ全ての必殺技が波動拳コマンドか逆波動で覚えやすい。
ゲージ類も「気力ゲージ」一種類のみ。
さらにボタン連打でも必殺技を含むそこそこ強力なコンボができる。ハードルは低めであるといえる。
ドラゴンボールならではの行動としては、ひとつは全キャラ共通の「超ダッシュ」がある。舞空術で敵に向かって突進する攻撃で、コンボの始動にも延長にも使える上、ガードされてもそれほど隙がない強力な技となっている。ただし、しゃがみ強の対空技で迎撃されるので読まれると弱い。
もうひとつが「バニッシュムーブ」。ピシュンで敵の背後にワープして攻撃する。これらの行動によりドラゴンボールっぽい戦闘が気軽に繰り出せるようになっている。
登場キャラクター
プレイアブルキャラクター
発売時点でのプレイアブルキャラクターは以下の24キャラ。
- 孫悟空(超サイヤ人)
- ベジータ(超サイヤ人)
- ピッコロ
- 孫悟飯(少年期)
- フリーザ
- ギニュー
- トランクス
- セル
- 人造人間18号
- ゴテンクス
- クリリン
- 魔人ブウ(純粋)
- 魔人ブウ(善)
- ナッパ
- 人造人間16号
- ヤムチャ
- 天津飯
- 孫悟飯(青年期)
- ヒット
- 孫悟空(SSGSS)
- ベジータ(SSGSS)
- ビルス
- ゴクウブラック
- 人造人間21号(※ゲームオリジナルキャラクター)
※キャラクター名、順番はゲーム内のものに準じる。
SSGSSの二人と21号はゲームを進めると開放される、他は全キャラ初期状態で使用可能。
DLC
2018年3月28日より配信開始。同日より配信開始されている「ファイターズパス」は8人全員のセットでお得に購入できる。
(ファイターズパスは3000円+税、それぞれのキャラクターは一人500円+税で販売されている。)
シーズン | キャラクター | 内容 | 配信日 |
---|---|---|---|
シーズン1 | バーダック | ファイターズパック1 | 2018年3月28日 |
ブロリー | ファイターズパック2 | ||
ザマス(合体) | ファイターズパック3 | 2018年5月31日 | |
ベジット(SSGSS) | ファイターズパック4 | ||
孫悟空 | ファイターズパック5 | 2018年8月9日 | |
ベジータ | ファイターズパック6 | ||
クウラ | ファイターズパック7 | 2018年9月27日 | |
人造人間17号(DBS) | ファイターズパック8 | ||
シーズン2 | ジレン | ファイターズパック9 | 2019年1月31日 |
ビーデル | ファイターズパック10 | ||
孫悟空(GT) | ファイターズパック11 | 2019年5月9日 | |
ジャネンバ | ファイターズパック12 | 2019年8月8日 | |
ゴジータ | ファイターズパック13 | 2019年9月26日 | |
ブロリー(DBS) | ファイターズパック14 | 2019年12月5日 | |
シーズン3 | ケフラ | ファイターズパック15 | 2020年2月28日 |
孫悟空(身勝手の極意) | ファイターズパック16 | 2020年5月22日 | |
亀仙人 | ファイターズパック17 | 2020年9月18日 | |
スーパーベビー2 | ファイターズパック18 | 2021年1月15日 | |
ゴジータ(超サイヤ人4) | 未定 | 2021年3月12日 |
これ以外に、餃子や17号、ギニュー特戦隊、ザマス、ソルベ、チライなど、技やシナリオで参加するキャラクターも多数。シナリオ上も中心人物の一人であるブルマは、長年演じてきた声優の鶴ひろみ氏が逝去されたため、本作が遺作の一つとなった。
実況
DLCの一つに「実況キャラクターパック」が配信されている。
200円+税で以下の三人の実況が適用されるようになる。
シナリオ
本作は対戦メインの設計を取っているが、シナリオもかなり力が入った長編となっている。
細かい描写はアニメ版『ドラゴンボール超』に完全に準拠したものとなっており、時期もかなり明確に第6宇宙編以降であることが確認できる描写がある。宇宙サバイバル編以降とは一部辻褄が合わない(主に17号とフリーザの立場にズレがある)が、その分を差し引けば、むしろかなりアニメ本編との整合性を取ったものとなっている。
整合性を重視するあまり、シナリオモードに一切登場しないキャラクターがかなりいるほどだ。
近年の地獄描写を反映して、長年コンビを組んでいたセルとフリーザの面識もなくなっており、本作では改めて出会いから共闘することになる。さらにはセルとクリリン、ゴテンクスとナッパなど、ありえない組合せの共闘関係も見られる。
このような状況を作り出し、物語の鍵を握っているのが本作オリジナルキャラクターの人造人間21号である。
難易度自体はかなりの初心者想定と思われ、レベル上げでゴリ押しできるだけでなく、CPUの腕前自体も明らかに低くチュートリアル戦も頻繁に入るヌルゲーなのだが、1週目の終盤あたりから敵のレベルもコンボもどんどん強力になっていき、難易度が上がっていく。
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