『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』とは、1995年7月に公開された『ドラゴンボール』の劇場版アニメ第16作である。
概要
本作ではOPアニメが流れず、本編の映像にあわせてスタッフクレジットが流れる演出となっている。
時系列は本編魔人ブウ打倒後からエピローグまでの間となっており、『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』同様、本編に組み込んでも時系列に一切の矛盾がない。
なお、本作のボスキャラであるヒルデガーンとの最終決戦は市街地で行われているが、これは作画が楽になるため荒野や平原で戦うことが多い『ドラゴンボール』シリーズにおいて珍しい例である。
なお、最初の予告編では前作同様に「フュージョン」がメインになるような雰囲気で、ポスターのコピーも「今度は悟空と悟飯がフュージョン!?」となっていた(実際にはゴテンクスは出るものの、そんなシーンは無い)。
次回作『ドラゴンボール 最強への道』は「無印」のリメイクとなっているため、『Z』名義かつ新作映画は実写版やジャンプフェスタの作品を除いて本作が最後となっていた。
後に18年ぶりの完全新作となる劇場版『ドラゴンボールZ 神と神』の制作が発表され、2013年3月30日に公開された。
なお、『神と神』公開を記念し、2013年3月15日より本作を公式配信中。
あらすじ
魔人ブウとの戦いからしばらくしての地球。
グレートサイヤマンに扮し、悪事を解決していた悟飯はある日、ホイという老人からオルゴールに封じ込まれた勇者タピオンを復活させて欲しいと頼まれる。
しかしそのオルゴールの取っては悟空でも回すことが出来ず、ドラゴンボールによってオルゴールの封印を解くことに成功する。
だが、それはホイの罠であり幻魔人ヒルデガーンを復活させてしまう要因となった。
見どころ
映画のラストシーンではタピオンからトランクスに持っていた剣が渡されており、未来トランクスが持っていた剣はタピオンの剣ではないのかと示唆されている(ただしこのことについて、公式で特に明言はされておらず単に関係は全く無いよく似ただけの剣という説もあり、こちらを有力視するファンも多い)。
ちなみにヒルデガーンは超サイヤ人3悟空に唯一倒された敵である。
また、サブタイトルの『龍拳』は悟空の新必殺技であり、ヒルデガーンを倒す決め技である。
映画オリジナルキャラクター
- タピオン
- 南の銀河にあるコナッツ星でヒルデガーンを封印した伝説の勇者。
ヒルデガーンを蘇らせないように、自身とミノシアにヒルデガーンを半身ずつ封じ込め、さらに自分たちも特殊なオルゴールに封印させるものの、ホイにより封印を解かれてしまう事となった。
その後は心配してきたトランクスとの邂逅により徐々に心を開くようになる。
ちなみにキャラデザが界王神に少し似ている。
ドラゴンボール展のパンフレットでは、タピオカと誤記されている。 - ミノシア
- タピオンの弟。ヒルデガーンの下半身を封じていたが、冒頭で殺されてしまう。
声はクリリン同様田中真弓氏が担当している。 - ホイ
- 今作の黒幕。
悟空たちを上手く唆し、ヒルデガーンを復活させる事に成功するが、自身もヒルデガーンに踏み潰される。 - ヒルデガーン
- 1000年前にタピオンの故郷であるコナッツ星を壊滅寸前にまで追い詰めた幻魔人。
最初は下半身だけが登場し、その後上半身と合体し本来の姿を見せる。
さらに悟空たちとの戦いにより脱皮し進化した。
ちなみに名前の由来は企画者である蛭田一成氏をガーンとさせるデザインにさせようとしたため。
つまり蛭田がガーン→ひるだガーン→ヒルデガーンというダジャレ。まず説明しなきゃわからない
なお、 ドラゴンボール展のパンフレットではアビラ・ガタビラという謎の名前で誤記されている(多分検討脚本段階のもの?)。
関連動画
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関連チャンネル
関連項目
前作 | 次作 |
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ドラゴンボールZ 復活のフュージョン!!悟空とベジータ | ドラゴンボール 最強への道 |
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読み:ドラゴンボールゼットリュウケンバクハツゴクウガヤラネバダレガヤル
初版作成日: 12/06/20 20:36 ◆ 最終更新日: 14/07/15 23:30
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