ドロッチェとは、星のカービィシリーズに登場するキャラクターである。
概要
初登場はニンテンドーDS「星のカービィ 参上! ドロッチェ団」。
「大いなる力」が手に入る宝を求めて宇宙をも旅する盗賊団の団長で、プププランドにも同様の理由でやってきた。
直接カービィの前に姿を現すのはデデデ大王の宝を盗み立ち去るときである。その際、つむじかぜとともに現れたと表現されている。
デデデ大王の活躍により地下世界に落ちてしまい、そこでカービィとお宝の争奪戦を繰り広げる。
基本は団員をけしかけカービィの行く手を阻み、直接立ちはだかるのはレベル6のボスとしてである。
その後ダークゼロに取り付かれてしまい、レベル8ではダークドロッチェとして登場する。各属性の技が強化される上に元々のトリプルスターのかわしにくさもあり非常に手強い。
容姿はシルクハット風の独特な形をした赤い帽子とマントがトレードマークのネズミでカービィの世界では珍しいなかなかのイケメンキャラである。
団員にはスピン、ストロン、ドク、チューリンがいて、いずれも見た目通り分かりやすいキャラである。
プププランドを去る前に迷惑をかけたお詫びにと、カービィにイチゴのショートケーキを贈るといったなかなか渋い一面も見せる。
その後の登場はUSDXで杖が出てきたのみだったが、「あつめて!カービィ」にて、5年近くぶりにドロッチェ本人の再登場を果たす。こちらの作品では、珍しいメダルを求め、なんと飛空艇に乗ってポポポアイランズにやってくる。そのメダルの回収はカービィに任せ、ドロッチェ本人はメダルのありかのヒントを教えてくれるサポートキャラ。
メダルのヒントのみならず、セリフ量は非常に豊富。乾燥肌であることが判明したり、セリフを噛んだりと小ネタも多分に含まれ、非常によくキャラが立っており、おそらく今までのカービィシリーズの中で最も喋るキャラクターとなっているのではないかと思われる(後にマホロア、秘書スージーなどそれなりに喋るキャラクター自体は珍しくなくなるが)
スターアライズではアップデート第2弾でプレイアブルキャラクターとして登場。団員を召喚したりトリプルスターを発射したりと格好良さが強調されている一方、ダークゼロの人形が入ったびっくり箱を出したりフレンズれっしゃでシルクハットの上から更に煙突付きの帽子をかぶったり(まあデデデ大王とかもそうだが)とネタ要素も存在する。ちなみに『あつめて』で判明したトマトが苦手という弱点は特にシステム上影響を受けないので、安心してトマト系の食べ物を食べさせよう(熊崎Dもゲームニュースにて『マキシムトマトなら美味しく食べられるかも』と語っている)
攻撃パターン
- 連続ワープ・・・露骨に体当たりはしてこないが現れる場所には注意。
- 爆弾投下・・・ダークドロッチェ戦では画面が分断されるほどの威力を持つ。
- アイスレーザー・・・攻撃のチャンスでもあるが無理は禁物(ちなみにトリプルスターとは別の杖である)。
- トリプルスター・・・非常にかわしにくいので諦めてしゃがんでダメージを抑えるのも一つの手かも。
漫画においてのドロッチェ
コロコロコミックで連載されていた「星のカービィ!も~れつプププアワー!」に登場している。漫画の内容がUSDXに移行するにつれて出番が減っているが、「あつめて!カービィ」で再登場したことにより出番が次第に増えてきている。
盗賊団なので立ち位置としては一応悪者ではあり、お宝やお金儲けのためなら手段を選ばないがカービィに振り回されて失敗に終わる事が多い。何気なく登場しても巻き添えを食らって被害を受ける事の多い残念なキャラである。その他には割と負けず嫌いな性格であり、主要キャラに対してライバル心を燃やす事があるがカービィを含め仲が悪いわけではないようだ。しかし唯一メタナイトのことは苦手である。
ニコニコ動画においての扱い
ゲームのプレイ動画は多くないので正直キャラの認知度は低めかもしれない。しかし、ドロッチェ団のテーマがスマブラXでアレンジされるなど曲はそれなりに評価が高い。
その他、コロコロ好きな自分シリーズでは主要なキャラの一人であり、ニコニコでドロッチェの人気が分かる数少ない場所なので説明をしておく。
盗賊団という設定は変わらないが性格はいたって真面目で常識人、素直な性格が災いしてか腹黒い奴らに振り回されてばかりの可哀想なキャラである。しかし、たまにノリツッコミや小ボケをかますなどお茶目な一面を見せることがあり、デデデやメタナイトなどの一般的に有名なキャラにも引けをとっていない。扱いは何かとひどいことが多いがみんなに愛されていて、このシリーズには欠かせない存在である。
関連動画
関連静画
お絵カキコ
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 6
- 0pt