概要
遊戯王ZEXALに登場するキャラクター。
CVは深水由美。(幼少時は名塚佳織。)
未来都市ハートランドの統治者であるMr.ハートランドの側近。
見た目も性格もノリのいい熱血漢なゴーシュとは対照的に、冷静沈着でクールな性格を持つ女性。
主要な登場人物が軒並み中学生~高校生くらいの年代が多い本作において数少ないゲロマブ大人のお姉さんな人物で、普段はタイトスカートとストッキングを穿いており、明里姉ちゃんとは異なる大人の魅力を持つ。
ドロワって名前だけど、ドロワーズとかは特にはいてない。
なお、同じくMr.ハートランドの部下として行動を共にする仲間にはカイトとゴーシュがおり、共にナンバーズの回収にあたっている。ゴーシュからは「冷血女」などと呼ばれており、初登場の頃は上記の通りゴーシュを止めに入る役回りが多いなど、冷徹な描写が多かった。しかしそんな彼女もストーリーが進行するにつれ・・・
ゴーシュと同じく第2部にあたる「WDC編」からの登場で、WDCにて大会実行委員を務める。
そのためWDCを開催した本来の目的のためにナンバーズ・カード所有者の調査を行うにあたり、当初は実行委員としてゴーシュと共にWDCに参加するデュエリスト達を見張る任務を冷静沈着にこなしていたが、第30話で遊馬と矢最豊作とのデュエルに立ち会ったときは服に付着した赤い液体をおもむろに舐めてゴーシュを驚かせては「ペロッこれは・・・トマトだ」とつぶやいたり、その後トマト嫌いの遊馬に対して「好き嫌いはいけない」と諭す冷血女らしからぬ一面も見せた。
その後ゴーシュと共にWDC実行委員を辞めて自らWDCにデュエリストとして参加すると、デュエリストとしての実力で決勝まで勝ちあがるなど、ゴーシュやカイトに負けず劣らない腕前を持つ。
デュエルでは「幻蝶の刺客」と名の付くモンスター群を使用し、モンスター効果や魔法・罠カードを使って相手モンスターの攻撃力を低下させたり表示形式の変更を多用するなど、テクニカルなデュエルを行う。いずれにしても力押しのデッキを使用するゴーシュと見事に対を成すカードといえる。読んで字の如く蝶をモチーフにしたカードであるが、内容は蝶のような姿を持つ戦士族モンスター。またデュエルにおける状況把握能力も的確で、遊馬が希望皇ホープを召喚したときはそのモンスター効果を警戒する一面も。
ネット上やニコニコでは、第50話での「弟を守る」という目的のために自らの体を酷使するカイトを影ながら目をウルウルさせつつ見守る情景をはじめ、放送回を重ねるに連れ何かとカイトを気にかける場面が多くなってきたため、先述の遊馬の好き嫌いを指摘する部分と合わせて「お母さん」「ドロワさんマジおかん」などと呼ばれたりと、年齢不詳のふつくしさと合わせて暑苦しいノリのゴーシュに隠れて静かに人気を集めていたが、続く53話でなんと彼女は19歳だったという衝撃の事実が判明する。
恐らくゴーシュと合わせて20代だと(少なくとも明里姉ちゃんやⅤ兄さんよりは年上だろうと)思っていた視聴者はかなり多かったと思われ、視聴者達はただならぬ衝撃を受けた事だろう。ちなみにゴーシュも19歳であるらしい。
しかしどう見てもあの2人、カイトと1歳違いには見えないんだが・・・
デュエル・コースター(WDC決勝戦)では「治療の神 ディアン・ケト」のカードが配置された回復レーンを通過し続けライフをどんどん蓄えながら、トロン一家のボスであるトロンとのデュエルに挑む。
そのデュエルではカイトに対する愛を告白。かつて過酷な訓練の中で助けられた回想と共に、カイトを守ることを誓う。トロンを3ターンで倒せる布陣を整え、トロンのLPを100まで追い込んだ・・・どこからどう見ても死亡フラグ乱立です、本当にありがとうございました。
その後LPが残り僅かにも関わらず余裕綽々のトロンによって、鉄壁の布陣も案の定破られてしまい、最後は相討ちに持ち込もうとしたもののそれすら許されずにドロワ1人だけが玉砕。トロンに記憶を奪われてしまった。
その後WDC編が決着し、トロンから奪われた記憶が戻り復活を果たすとWDC編のラストでゴーシュと共に、遊馬とカイトのラストデュエルを見届けた。
そして「遊戯王ZEXALⅡ」が開始し、バリアン七皇が登場し始めるとゴーシュ共々長らく出番が無くなるのだが、続く103話で久々にゴーシュと共に登場。覆面のプロデュエリストとしてデビューを果たし、連戦連勝を続けるゴーシュのマネージャーを担当している。
ちなみに当初はゴーシュと一緒で覆面デュエリストとしてデビューしないか、と持ちかけられたが、拒否したらしい。またこのとき、小鳥達はドロワのプロデュエリスト姿を想像していたが、ここで登場した中々際どいコスチュームは同日に登場したドロワのネグリジェ姿と合わせて、視聴者の間で話題を呼んでいるらしい。もっとも、102話時点で次回予告の中でこのコスチューム姿が先んじて登場し、多くの視聴者達を混乱させたものだが。
その後復活を果たして遺跡のナンバーズを手にしたアリトと、彼に洗脳されバリアンの手先と化したゴーシュと対峙、ゴーシュを止めるべく遊馬とタッグを組んでゴーシュ・アリトと2対2のタッグデュエルを繰り広げる。その結果、遊馬や洗脳が解けたゴーシュとの共同戦術へと繋げ、アリトを倒す一助となった。
やがてナッシュとメラグが戻ってきた事でバリアンの勢力が本格的に侵攻を開始する124話にてゴーシュや他のデュエリスト達と共に再び登場、遊馬達を追っていく七皇の一角・ドルベと対峙、ドルベを阻止するためにデュエルを開始する。
名前の由来は、「右」を意味するフランス語「droit(ドロワット)」が由来であるか。ちなみに彼女の相棒であるゴーシュの名前は同様に「左」を意味するフランス語「gauche(ゴーシュ)」からきていると推測される。
(事実、遊馬と2対1のデュエルを行ったときはドロワは向かって右側(遊馬から見て左側)に立っていた。)
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