ドンドン吸い込むナウとは、デュエル・マスターズに登場するタカラトミーの遊び心が生み出した汎用性の高いダサい名前のカードである。
能力
マナコスト4 水文明 呪文
■S・トリガー
■自分の山札の上から5枚を見る。そのうちの1枚を相手に見せて手札に加え、残りを好きな順序で山札の一番下に置く。このようにして見せたカードが火または自然のカードであれば、バトルゾーンにあるクリーチャーを1体選び、持ち主の手札に戻してもよい。
概要
初出はエピソード1第3章「ガイアール・ビクトリー」。レアリティはレア。俗称は「ドン吸い」「ドドスコ」など。
要するに後続の確保と除去を4コストでこなし、さらにはS・トリガーが付いているという高い汎用性を持つカードである。
今や火または自然と水を併用するデッキでは必須カードとなり、「除去耐性やcipを持たない大型クリーチャー」は「吸い込まれて終わり」と言われる始末。
またレアであるが故、非常に高く当初は500円し、フォイル仕様の派手なイラストになっているモードチェンジ版に関しては1000円超えとそこらの切り札カードを買うよりも高かった。
エピソード3に入ってからは登場する全てのデッキに再録という優遇を受けたが、全て1枚収録という嫌がらせ。また再録が豪華なパックである最強戦略パーフェクト12にも収録されているが、こちらも3BOXに1パックしか入っていないパックにしか収録されていない。タカラトミーはこのカードの値段を下げたくないのだろう(かつてデーモン・ハンドも1枚収録ばかりだったが)。だがじわじわと下がっていき現在は350円ぐらいになっている。
またこの名前だが、エピソード1ではネーミングが迷走しており、「鬼神!ヴァルボーグなう」や「タイマンやろうぜ!」のような奇抜な名前のカードが多く登場しており、その影響でこのカードも「ドンドン吸い込むナウ」という残念な名前になってしまったのだろう。便利なカードであるが故、名前さえよければ…と思うデュエリストもかなり多い。このカードの汎用性の高さ故に多く見られる為、デュエル・マスターズはカードの名前がダサいカードゲームと言われてしまうことも。その後、エピソード2も「偽りの名 オレオレ・ライオネル」だったり、「真実の名 ナッツ・スパゲティーノ」だったり、「拘束の影メリコミ・タマタマ」だったりとダサい名前が続くが、エピソード3になった辺りでやっと落ち着いてきている(それでも低レアリティには「超過の守護者イカ・イカガ」だったり、「守護すぎる守護(ウルトラ・ディフェンス) 鋼鉄」だったりと毎弾少しはいるが)。
またこのドンドン吸い込むナウが初登場した弾には他にも「ドンドン守るナウ」「どんどん掘るナウ」「ドンドン叩くナウ」「ドンドン打つべしナウ」という名前のカードが存在する。
その高い汎用性はニコニコ動画投稿者たちにも認知されているようで、デュエマ対戦動画・架空デュエマなどで時折使用されている。なかには別のTCGのドンが吸い込んでいるシーンのオマージュが描かれている静画も…。
余談だが、イラストはどう見ても扇風機であり、吸い込むというよりかは吐き出している(イラストレーターも「扇風機が吐き出すイメージで描いた」と語っている)。
関連静画
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関連項目
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