ドンブラ粉とは、漫画・アニメ『ドラえもん』に登場するひみつ道具である。
初出はてんとう虫コミックス12巻の同名作品「ドンブラ粉」。その他にもいくつか登場例がある。
概要
カナヅチで泳げないのび太のために、ドラえもんが出したひみつ道具。
缶に入ったパウダー状の道具で、身体にまぶすと触れている床や地面が水のようになり、地中を泳ぐことができる。
水より浮力があるため泳ぎやすい。ドンブラ粉の効果を受けていない人には影響なく、同じ床や地面を普通に歩ける。
欠点は陸に上がれなくなってしまうためにずっと泳いでいなければならず、疲れても休めないこと。下手をすると溺死してしまう。
効果を解除する手段があるものと思われるが、作中の描写ではそのあたり不明。
初登場以後に使用された際は、普通に陸に上がっていたりする描写がある(「のび太と銀河超特急」など)ので、コツがあるのかもしれない。
ドラえもんはこの道具でのび太に泳ぎを教えようとしたが、厳しい指導が嫌になったのび太は家の床に潜って脱走。
その後はラッキースケベでしずちゃんのお風呂を覗いたりスネ夫やジャイアンにいたずらをして楽しむいつもの展開のび太だったが、
結局泳ぎ疲れて地面の中で溺れてしまい、ドラえもんにスコップで掘り返えされ救助されるのであった。
ニコニコ動画におけるドンブラ粉
ゲームのバグ等で、キャラクターや物体が地中にめり込む様を表現する際にしばしば使われる。
また、『ジョジョの奇妙な冒険』のスタンド「オアシス」、「ダイバー・ダウン」が似たような能力を持っている。
前者は厳密には「潜る」能力ではなく、後者は「地面や壁」に限らず万物に潜る能力だが、どれを使うかは結局使用者がどちらを知っているかによるところが大きい。
ジョジョシリーズ以外にも、『ONE PIECE』・『アナグルモール』などの登場人物が能力として使用しており、ニコニコでは、色んな意味で濃いキャラをしている「セニョール・ピンク(ONE PIECE)」が、ハードボイルドな声を出しながら、街路や建物の中を泳ぐ姿を見せている。
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関連項目
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