ナオミの夢とは、イスラエル人デュエット「ヘドバとダビデ」の歌謡曲である。1971年日本で発売された。
概要
日本歌謡界史上、イスラエル人歌手としては初の大ヒット曲であるといえる。
元々は1970年にイスラエルのコーヒーメーカーのCMソングとして制作されたヘブライ語の楽曲で、「
出来が良いため1971年の第一回ヤマハ東京国際歌謡音楽祭(後に世界歌謡祭)にイスラエル代表として出場。見事初代1位に輝いた。そして日本で多少の編曲を加味され、同年内に発売された。発売後はオリコンチャートで4週連続1位を獲得、約67万枚を売り上げた。
その後、様々なミュージシャン、グループからカバーされている。例えば「ザ・ピーナッツ」や「矢島美容室」など。
2015年8月8日、NHK総合の歌謡番組「第47回思い出のメロディー」で歌唱される[1]。ヘドバが米国から来日した。なお後記の通りダビデは既に逝去しているため、32歳の若手演歌歌手・山内恵介がダビデ役を務めた。
ヘドバとダビデ
1965年にイスラエル国防軍内の歌謡隊ユニットとして結成。1970年後半に解散。
ヘドバ
女性。本名、ヘドバ・アムラニ。1970年後期にソロとして独立し、ヨーロッパで活躍。現在はアメリカに移住し既婚。Facebookページ、公式HPあり。
ダビデ
余談
なお、歌詞中のナオミの日本人女性の名前のように思われがちだが、ヘブライ語原題にも「נעמי(ナオミ)」と入っていることからもわかるように、別に日本人女性の名前というわけではない。
ナオミは旧約聖書に登場する女性の名で、それを由来として世界的に「ナオミ」という名前の女性は多い。
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CDには日本語とヘブライ語バージョンの2曲が収録されている。
関連項目
脚注
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