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単語記事: ナチス

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基本データ
正式名称 国家社会主義ドイツ労働者党
  Nationalsozialistischen
   Deutschen Arbeiterpartei
党旗 ドイツ国旗
通称:Hakenkreuz,
国歌 世界に冠たる我がドイツ
党歌 ドイツの歌、旗を高く掲げよ
ホルスト・ヴェッセル・リート)
Ein Volk, ein Reich, ein Führer.
一つの民族,一つの帝国,一人の総統.
導者 アドルフ・ヒトラー
思想 国家社会主義

 ナチスとは、アドルフ・ヒトラー導者とする国家社会主義ドイツ労働者党の通称、及び同党が政権を支配していた1933年から1945年までのドイツ第三帝国)の政治体制をす。

概要

 ドイツ語では国家社会主義ドイツ労働者党を「Nationalsozialistische Deutsche Arbeiterpartei」と表記するが、頭の「Nationalsozialistische」が省略されてNazi(ナーツィ)となった。「ナチス」は複数形であり、単数形の「ナチ」も使われる。(余談だが、複数形の発音は英語で「ナーツィズ」である一方、ドイツ語では複数「ナーツィス」である。) この呼び方は 本来ナチス政治的に対立していた側からの侮蔑的な意味合いをこめたものである。「Jap」「チョン」「Scot」のごとく、尾を省略して蔑称に用いるのはごく自然な使用法である。 当事者は略称としてNSDAPを用い、近年では政治的中立の立場から NS という呼び方もある。 だから党員自身が自分たちを「ナチス」と呼ぶのはおかしいってウィキペさんも言ってた。
 なお、「国家社会主義」という訳については、「国家Staat社会主義」と区別する観点から、「民族社会主義」「社会主義」と訳する試みもみられる。

 単なる極右政党と見なされがちだが、第一次大戦におけるドイツ敗北ヴェルサイユ体制という状況下において、ロシア革命ドイツへのリシェビキ革命の波及と共産主義の台頭、旧来の秘思想や反ユダ義といった様々な事物から影を受けて成立した、当時の世相と歪みの思想的な寄せ集めともいえる政党である。実際、ナチスの政党としての台頭はドイツ共産党と仲が悪かった事に起因する。
1920年にはヒトラーを党首として、いわゆる導者原理を柱とする25カ条綱を発表し、党内においてヒトラーが強大な権を獲得。以後、反ユダ義・アーリア人種優生思想を強めていく。賠償問題をはじめとするヴェルサイユ体制への不満やヴァイマル(ワイマール)政権の政治混乱世界大恐慌などへの対処を背景NSDAPは大衆政党として支持を集める。

 1930年代には多数の議席を獲得し、第二党、第一党へと議席数が拡大。ただし、NSDAPは最後まで議会の絶対多数を獲得できず、その他の右政党と連立を組む形で、1933年1月30日、政権を成立させた。

 当初、ヒトラー法遵守と議会の尊重を演説約束し、ヒトラー首相を除くNSDAP出身閣僚を2名に抑えたこともあって、連立政党やヒンデンブルグ大統領らはヒトラーコントロールできると考えていた。しかし、ヒトラーは就任後数日もしないうちに野党との交渉決裂を理由に、大統領令として議会を解散。更には軍部の取り込みを図り、突撃隊と対立していた軍部の存在意義をに保。一方で警察握にも着手した。経済界に対しても献を働きかけ、多額の資を確保しているが、この時、献者らはNSDAPが掲げた「荒唐無稽」な改現実には実行されないであろうと考えていた。

 2月20日国会議事堂放火事件が発生。NSDAPはこれを共産党による事件と断定し、多数の共産党員とを逮捕社会民主党も同類であるとして弾圧された。3月には選挙を経た後、全権委任法を提出。これに反対すると見られた多数の政党、結社を強制的に解散した上で、議員(共産党全81名、社会民主党26名、その他2名)らを逮捕拘禁して反対を排除。更には突撃隊が国会議事堂を包囲する中、3月23日、同法案は成立した。その後NSDAPは自党以外の全ての政党結社を禁止し、各州の自治は停止、出版を含む広範な政治活動を著しく制限した。

 6月30日「長いナイフ事件が起こる。エルンスト・レームを中心とする突撃隊が、NSDAPに対する不満を然とする中、これへの粛清を契機としてNSDAPにとって邪魔となる者、過去に対立した者、その他私怨などによって多数の人物が逮捕、あるいはその場で射殺された。

 8月2日、ヒンデンブルグ大統領が死去。ヒトラーは事前の緊急閣議において、現大統領の死後には大統領首相を統合し、同法案ではアドルフ・ヒトラー個人に対して」権限を委譲するものとした。これによって、アドルフ・ヒトラー国家元首に就任。独裁が完成した。

 第二次世界大戦が開始されると、生存の拡大」を掲げて連合と敵対。

 対英戦の最中に始められたソ連への侵攻による連合・共産との二正面作戦、ベニトムッソリーニの失脚によるイタリアの失墜、日本による珠湾奇襲を契機とするアメリカへの宣戦布告、ヒトラーによる軍行動・作戦への介入などを経てナチスは勢を失い、東欧を中心とする同盟諸は次々と離脱。軍とのベルリン戦の最中、アドルフ・ヒトラー自殺。幹部らの多くも逃亡、自決、あるいは連合軍によって逮捕され、NSDAPは瓦解。ドイツは連合軍に降伏した。

 ドイツ敗戦後、ニュルンベルク裁判によって第一級の「悪の枢軸」「犯罪的組織」と認定され、諸外戦争責任を転されることとなり、党の存在が禁止された。ただし、厳しすぎたと言われていたヴェルサイユ体制の緩和も、一応図られている。

 一部には、初期のNSDAP政権下における、ヴェルサイユ体制による貧生活を脱却するための労働福政策や共投資などの経済政策を評価する意見もあり、事実ドイツは30億マルクの借にあえぐ第一次大戦の敗戦という地位から(強引だが)脱却したのである。ただし、これらは国家による膨大な歳出過によって支えられており、軍事に対する過大な支出もあり、遅かれかれ破綻したと考えられている。また、戦時中は常に戦時からの資産没収を伴う収奪が展開され、それでもなお歳入不だった。

 ユダヤ人などに対する迫第二次世界大戦の経過と共に化し、最終的にユダヤ人問題の最終的解決」として結実した。占地における「行動隊」による殺戮は無論のこと、当初行われていたゲットーでの生活や強制収容所での強制労働は徐々に過酷なものとなり、ゲットーは閉鎖されて収容者の多くは強制収容所(労働所)へ送られ、一部収容所では組織的虐殺も行われた(絶滅収容所)。

 また、こうした過酷な弾圧はユダヤ人以外にも向けられており、多数の反体制同性愛者、精者、そしてジプシーに代表される移動漂泊民が対とされている。

 ただし、これらユダヤ人や戦争捕虜、占地住民などを迫・虐殺したとされるいわゆる「ナチス犯罪」については、当時では「よくあること」であり、連合側のプロパガンダの一環として不当に断罪されてきたとする見方(歴史修正義)もある。

 こうした言論も含め、現在のドイツ刑法では、同内においてナチスを"肯定"するようなプロパガンダ行為は禁止されている。これは、ワイマール共和制(戦前ドイツ)においてナチス台頭を防げなかったことを念頭に、戦後ドイツ「戦う民義」を掲げていることを要因とする。表現や思想信条の自由を制限していることに対する批判もあるが、ドイツ民の多くはこの考え方を支持している。

 ナチス的なものを禁ずる法案は、その他ヨーロッパの一部、カナダイスラエルなどでも同様に存在するが、こうした法による言論の規制については、言論の自由に例外を設けてはならないという立場と、言論の自由が人種憎悪をあおる的で悪用されてはならないとする立場で意見が分かれている。

 現代においても、ネオナチなどを中心とする民族義的(いは人種義的、人至上義的)な見地から、あるいは単に戦勝に対する反発などから、NSDAPを積極的に賛美、肯定する意見が一部に存在している。

SSと国防軍の違い

 SA(突撃隊)、SS親衛隊)、Waffen-SS武装親衛隊)、ゲシュタポ(秘密警察)、ヒトラーユーゲントなどは政党としてのNSDAPの私兵に近い組織であり、いわゆる「ナチス」に含まれる。
 陸軍からなるドイツ防軍Wehrmachtは、国家としてのドイツの軍隊であり、彼らを「ナチス」と一くくりにしてはならないため注意を要する。
 武装SS(親衛隊の武装部隊)は、本来党組織の一部であるはずなんだけど、防軍と一緒に戦ったり、外国人義勇兵もいっぱいいたりで、当人たちの心情からすれば軍隊。だけど、結局軍ではなくナチスの私設軍隊であるとして「犯罪組織」認定

仮想世界上では

 かつては「世界の敵」として、々に敗退したイタリア・極東の小日本よりも遥かに多くのプロパガンダや大衆扇動行為が、枢軸・連合を問わず行われた。その結果(特に高度成長期以降)、ヒトラーが傾倒した義(伍長え? 私が? なにそれこわい)と結合して、いわゆる「陰謀論」や「秘密兵器」などのトンデモ本や衒学的な説、またはこれをテーマにしたスパイ小説や冒険小説、創作文学が後を絶たなかったという。矢追純一が「ナチスUFOを作っていた」という特番を作ったことが有名だろうか。

 だが、近年は実利と浪漫と奇矯を極限まで追及したかのような兵器や独特な制服などが、日本において"共産趣味者"同様、趣味の域を出ない程度に人気を博している。

 良い意味では無いが欧でもナチス(自身やモチーフとされた)が悪の帝国・組織(悪役)として登場する映画ゲームは後を絶たない。また、戦争初期における「第一次大戦の戦勝」への復讐譚と電撃戦による反撃を題材にした漫画ゲームなどは、色々な意味で人気になっている。

 現在の日本でのナチスの評価は欧州よりであり、「際感情を慮って」党の存在を前面に出したゲームナチスの端的な徴であるハーケンクロイツは、特にアニメ・ゲームでは理由の如何を問わず"修正"される傾向にある。GONZOHELLSINGに対し行った暴挙は有名だろう。
 著名な(?)ナチスとしてはHearts of Ironドイツが挙げられるだろうか。これのドイツシナリオプレイすればドイツの失墜ぶりとチョビ伍長ぶりが手に取るように分かる。

 注意すべき点として、ナチスを話題に出す際は「共産趣味者」同様、場を弁える必要があることだろう。テーブルの上では相手の黒歴史に配慮して然るべきなのだ。

ナチス・ドイツが登場する映画・ドラマ

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関連項目

携帯版URL:
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ページ番号: 1073940 リビジョン番号: 1446239
読み:ナチス
初版作成日: 09/01/23 04:25 ◆ 最終更新日: 12/02/20 17:28
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ナチスについて語るスレ

270 : ななしのよっしん :2012/02/24(金) 21:52:39 ID: 0KzSOe6Prp
>>269
意見が違ったら即殺し合い始めるのか。すごいな。
それとも、お前「日本は内戦状態だ」とか言ってた自称愛国組織の人?
271 : ななしのよっしん :2012/02/24(金) 21:54:23 ID: fRwfGrfskE
>>264
ユダヤ人は共同体に属さない」ってのがナチユダヤ人差別を正当化するためのプロパガンダじゃん。なに70年前のプロパガンダに受けてんの?
272 : ななしのよっしん :2012/02/24(金) 22:10:04 ID: JlfnQq199+
>>269
ある程度っつったべ
たとえ個々人によって意思が違ってても、似た意思をもつ者同士が自然により集まるだろ。そん中で数が多い集団が民国家ではを動かすだろ。
国家においてはその集団の思想をの思想として見てもいいんじゃねえの。2大政党が拮抗してるとかなら別だけど。
独裁国家だったらそのを操ってるやつの思想だな。
273 : ななしのよっしん :2012/03/06(火) 23:35:12 ID: 4SWE0eXsVN
 最近、ヒルバーグが書いたホロコーストの古典が復刻された。
上巻:http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?isbn=978-4-7601-4097-8
下巻:http://www.kashiwashobo.co.jp/cgi-bin/bookisbn.cgi?cmd=d&isbn=978-4-7601-4098-5&backlist=1

>>271
 言いたいことはわかるけど、「プロパガンダ」って言葉を使うのはナチ宣伝の効果を無批判に絶対視するという危うさがある。ナチの宣伝の機洗脳とかの、いわゆるプロパガンダではなく(不特定多数の人間を洗脳するのはさすがに無理)、結果的には大衆的な暴への合意形成の運動だったわけで、いくら絶対の宣伝に屈しないとしても諸事情で世論(論とは違う)が消極的支持に傾くことは考えられる。
 それともう一つ。エセ科学が危ないのは当事者(この場合ナチ上層部)が正当の科学として実現しようとするからだ。特に優生学な
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
274 : ななしのよっしん :2012/03/17(土) 14:03:44 ID: HXKLoYWx8G
>>273
大丈夫か? いろいろ文章がおかしいからプレビュー使おうな?

それと君の一文の
ナチの宣伝の機は、プロパガンダではなく大衆的な暴への合意形成の運動だった
それをプロパガンダって言うんだよ。文章おかしいせいかもしれないけど…大丈夫
275 : 273 :2012/03/18(日) 22:43:56 ID: 4SWE0eXsVN
>>274
 文章が読みづらいのは謝る。補しておくと、ナチの宣伝運動は大衆からの支持があって(大衆側が「合意」したから)初めて機したということ。
 ただ、これだけは言っておく。英和辞典でpropagandaって調べてみ?間違っても(上からの)「宣伝」はあっても(下からの)「合意」とは出てこないよ。
276 : ななしのよっしん :2012/03/31(土) 00:07:27 ID: /utyATyV7z
>>そもそも「~~人」とか「~~」とかがひとつの意志を持っているようにるのがアホ
そんなの個々人によって違うに決まってんだろうに。

「愚者は経験に学び、賢者歴史に学ぶ」だぜ…
相対義も当然大事だが行き過ぎた結果滅んだの多さは凄いぞ。
せめて、1国家としてある程度の信念は必要だろう。
277 : ななしのよっしん :2012/04/15(日) 09:22:53 ID: 0KzSOe6Prp
>>276
は、その時点での益と、民それぞれによって形成される世論を基に行動する。

世論は様々な人間の衝突と調整の結果形成されるものだし、益は政治の利や、
次の選挙に向けた政党の戦略、あるいは他に見せたいポーズによっても左右される。

そういうところを分析しないで、表層だけを見て、国家を一個の生命体のようにレッテルを貼り、
それでいったい何をるつもりなんだ?

アメリカのようにの強いは、相手民感情や周辺のへのポーズまで含めて、
そういうところを擬人化してごまかさない戦略を取ったからこそ強くなったんだろ。
それを捨てて国家や民族へのレッテル貼りでしか国家戦略を構築できないなんてすぐに亡びる。
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
278 : ななしのよっしん :2012/05/13(日) 22:38:44 ID: QCgM6yy/wL
>>275
横から失礼。

プロパガンダという用イメージで宣伝行為を不用意に過大評価すべきでない、という趣旨には同意。
プロパガンダというそのものには効果の多少は含まれていないからね。

ただ、合意があろうとなかろうと(特に政治的な)煽動的の組織的宣伝であれば立プロパガンダだよ。
ついでにいえばプロパガンダの発信には上も下もない。下からのプロパガンダだってあるんだし。
279 : ななしのよっしん :2012/05/19(土) 10:04:52 ID: HAn491I3Sb
「仮想世界上では」の項を読んでたら『ヒトラーの呪縛』なんて怪本のことを思い出した。

こんなおバカ映画(私見)も開のようで・・・
http://www.youtube.com/watch?v=JHs2nKI0dXk&feature=fvst
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